ヤフオクなどを利用して、稼ぐ為には、仕入れが大切ですよね。ただ問題なのは、ヤフオクで儲かりそうな商品を見つけたとして、いくらなら仕入れるのか。ライバルの出品者が多い場合は仕入れるべきなのか。この感覚がかなり大事になって来ます。
仕入れでは臨機応変に考えて、仕入れないと、ヤフオクがいくら安く仕入れられるとして、出品者が多すぎるあまり、損切りして赤字を出してしまう可能性もありますし、仕入れ値と売値がほとんど同じであれば、利益を出す事は出来ません。
そこで、ヤフオクを使った際に、出品者が多い場合、仕入れるべきなのか。いくら以上なら、ヤフオクから仕入れて転売するべきなのか。仕入れに関して、臨機応変な対応が出来る様に、それぞれのケースに分けて、仕入れるか仕入れないかを、考えて行きたいと思います。転売初心者の方は、是非参考にして、転売の仕入れを行なう様にして下さい。
ヤフオクの出品者が多い場合
まずケースとして上げられるのは、ヤフオクの出品者が多い場合、仕入れるのか。という問題ですね。
ヤフオク内で、同じ商品を、多くの出品者が取引していると言う事ですね。仮に、自分が転売する商品をリサーチしているときに、「利益が出そうな商品を見つけた。オークファンで相場尾を調べてみると、出品者が多い事に気付いた」ってな状況です。
具体的な商品例としては、iPhoneとかが例に挙げられるのかな。iPhoneはどのシリーズもヤフオクで取引されていますし、出品者が多い商品の代表例です。
ヤフオク出品者が多い場合、利益が出る可能性があるのなら、仕入れるべきか。と言うと、基本的には、転売しません。と言うのは、転売の基本は需要と供給のバランスが崩れた所に、発生するからです。
限定品とか、定価より高くなる物とかが、転売される商品で多いのは、需要と供給のバランスが崩れて、需要の方が多いので、高く転売出来る。と言う事なんです。となると、ヤフオクの出品者が多い。と言うのは、供給の方が多いと言う事になります。
ヤフオク出品者が多い、つまり供給の方が多くなるとは、どうなるのか、って言うと、基本的には、価格が下落します。値段が下がる。って言う事ですね。例えば3000円で買える商品があったとして、5000円で転売出来るとします。
でも出品者が多い場合、5000円が4500円になって、4500円が4000円になってと、どんどん価格が下がって行くんですね。最悪は3000円以下になってしまって、買った値段より、売値の方が低くなってしまう事さえあります。これは供給の方が多くて、需要が少ない為に発生するんです。
だからヤフオクの出品者が多い場合は、初心者の場合、仕入れる事は基本的にやめておいた方が良いと言う事ですね。
でも勘違いしてほしく無いのは、取引が月に1000人いるから出品者が多いとか、100人しかいないから、少ないとか、そう言う事じゃないんです。1000人の出品者に対して、10000人欲しい人が居れば、需要が供給より多いと言う事ですよね。100人の出品者に対して、1人も欲しい人が居なければ、供給の方が多いと言う事です。
ここのバランスを見極めてから、ヤフオクでの出品者が多いのか、少ないのか、を調べることが出来る様になりますので、出品者が1000人居るからと諦めないで下さいね。
出品者が多いのか、少ないのか。需要と供給を調べる方法
じゃあ、ヤフオク内の需要と供給、出品者が多いと言う事をどうやって調べるの?って思いますよね。ヤフオク内での、出品者の有無と、需要のバランスを調べる方法をご紹介して行きますね。
まず、オークファンで、転売したい商品名を打ち込んで行きます。
仮にここでは、ps4と入力しますね。ps4とだけ入力してしまうと、ps4のアダプターやケーブル、ソフトなども出て来てしまう為、正確な出品者を調べる事出来ません。なので、「ps4 本体」と入力して、なるべく正確な出品者の数を割り出して行きます。
オークファンでは、月に何件の取引があったのか、そして、平均の価格はいくらなのか。と言うのが簡単に確認する事が出来ますが、今回の一番のポイントは、出品者が多いのか、少ないのかと言う事ですよね。
そこで、オークファンで出品者が多いのかを確認する方法は、赤い枠の中にある813件と言う数字です。これは最近の30日で、813件、「ps4 本体」の取引があったと言う事。ただ、813回という取引回数が分かっても、出品者が多いのかは、わかりませんよね。
次にヤフオクで現在の出品者が何人居るのかを調べて行きます。
ヤフオクでも、オークファンと同様に、ps4とだけ入力してしまうと、ps4の付属品や関連商品が該当してしまう可能性があり、出品者が多いのか、少ないのかが分からないので、「ps4 本体」と入力して行きます。
「ps4 本体」と入力すると、検索結果が792件と表示されました。これが今現在出品している出品者の数になります。月の取引回数が813回で、今いる出品者も792件。と言う事。
大体ここの数字が同じぐらいであれば、出品者は多くも無く、少なくも無いので、需要と供給のバランスは整っていると言う事です。
逆に、iPhone5どうなんだろう?って事でちょっと調べてみました。
「iPhone5 本体」で調べてみると、510件の取引回数がある商品です。ただ何度も言う様に、これだけでは、ヤフオクの出品者が多いのか、少ないのかが分からないので、ヤフオクで現在出品している出品者を調べて行きます。
ヤフオクで「iPhone5 本体」で調べ見ると、6682件の出品者が居ました。30日での取引回数が510件なので、出品者がめちゃくちゃ多いと言う事ですよね。となると、需要と供給のバランスを考えると、供給の方が多いので、冒頭でお伝えした様に、値崩れを起こし、赤字になる可能性がある。と言う事です。つまり、iPhone5は転売には向かない商品と言う事ですね。
転売で稼いで行くには、ここのバランスが崩れていて、「需要」つまり落札件数の方が多い商品を見つける事が、ポイントになります。つまりオークファンの取引回数の方が多く、ヤフオクでの出品者数の方が少ない、商品を見つけ仕入れれば、需要の方が多いので、欲しい人がたくさん居るため、転売で稼ぐ事が出来ると言う事なんです。
一概に、オークファンだけを見てみたり、ヤフオクだけを見てみたりするだけでは、出品者が多いか、少ないかは分からない事が、理解出来たと思います。オークファンとヤフオクの両方を見比べてみて、始めて出品者が多いか少ないかが分かると言う事なんです。
限定品とか、定価より相場が高い商品と言うのは、ほとんどが、需要の方が大きくなり、値上がりした為に、供給が追いつかないと言う状態なので、出品者が多くても、問題なく転売で稼げる商品と言えますね。是非、出品者が多い商品ではなく、需要が崩れた商品を仕入れる様に心がけ、ヤフオク転売で稼いできましょう。
まとめ
- 転売とは、需要と供給のバランスが崩れた商品を見つける事
- ヤフオク、オークファンの一方を見ているだけでは、出品者が多いかは分からない
- 需要と供給のバランスを調べるには、オークファン、ヤフオクを見比べる
と言う結論です。基本的には、出品者が多い商品は、ヤフオクでは仕入れない方が無難だと思います。そして出品者が多いと言うのは、供給が多い、商品と言うのは、もうこの記事を見ている人には、理解してもらったと思いますが、オークファンでの取引回数がヤフオクの出品者数よりも、少ない商品と言う事ですね。
限定品や特売品などが、転売で利益が取れる商品である可能性が高いのは、この出品者が多く無い点と、需要と供給のバランスが崩れている点からです。
是非あなただけの、穴場商品を見つけて、ヤフオクの転売で稼いできましょう。