せどりでは、仕入れをして出品するというだけのビジネスモデルですが、基準というか、原則が存在します。なかなかせどりで稼げていない人を多く見て来て感じるのは、原則や基準を設けていないという人が多いと言う事です。ランキング何位だったら仕入れるとか、出品者数やライバルが何人以内だったら仕入れるとか、粗利が何円以上なら仕入れるなどの原則ですね。
この原則を理解していないと当然仕入れる時や店舗に行ったときに迷ってしまいますよね。つまりは時間が掛かってしまったり、結局仕入れが出来なかったりと、せどりでは致命的です。そこで、せどりで月収30万円稼いだちゃんこま流のせどりの大原則4か条として、私がせどりをする上で、気をつけている点や基準、原則などをお伝えしたいと思います。
ちゃんこま流!仕入れの大原則4か条
ランキングは気にすることなかれ
ちゃんこまはCDやDVDをメインの仕入れジャンルとしています。通常のせどりでは、アマゾンランキングが低ければ低い、つまりランキングが良いほど商品が売れやすいという風に言われていますよね。それには特に異論はありません。ただ、アマゾンランキングが上位の商品が仕入れられればの話です。
これまで何万点と商品をリサーチして来て思うことは、アマゾンランキングが上位やランキングが低い商品は、お店や店舗での仕入れ値が高く、まともな利益率を取ることが出来ないと言う事です。つまりは、仕入れが出来ないと言う事です。私が初心者の頃は、この情報が原則だと思って、鵜呑みにしていて、リサーチしましたが、ほとんど仕入れることが出来ませんでした。
これではダメだ!ということで、仕入れる基準、原則を変えました。それがアマゾンランキングなんて一切無視するということでした。ただ仕入れる際の基準を変え、アマゾンランキングなんて無視した仕入れ方をした瞬間にほぼ無収入のせどりの売り上げから、23万円まで達成したんですね。
アマゾンランキングを仕入れ基準に据えるというのは、あくまで理想論にしか過ぎません。アマゾンランキングが良くて、利益率も良い商品なんて、そもそもお店では高値で当たり前ですから。ただ、ランキングが良く無くても、本当に売れる商品であれば、数日で売れてくれますし、体感として在庫を1ヶ月以上抱える商品はほとんどありません。全部ランキングが下位のCDやDVDでです。
またランキングが低いと言う事は、お店での値段も割安なので、差額が生まれ、利益率も60%以上を取れると言う事なんですね。ここの秘密やアマゾンランキング、モノレートの見方に関しては、メルマガでそのノウハウを詳しくお伝えしているで、気になる方は、是非登録して、その秘密を知って下さい。つまりは、アマゾンランキングは気にする必要なんて全くないと言う事です。これがせどりの原則1か条目です。
出品者、ライバルは少ないに超したことないなり〜
せどりのライバルというのは、同じ商品の出品者がライバルと言う事がある意味原則的な法則になります。このライバルが多いと、どういうことになるのかというと、自分の商品が値下げ競争に巻き込まれるか、売れにくくなると言う事になります。
出品者数1人と100人とでは、明らかに前者の出品者数1人の方が、自分の商品が売れる可能性は高いですし、値下げをして、売りに行く必要もなく、ほとんど独占的に販売することが出来ます。つまりは原則的に、出品者数は少ない方が良いと言う事です。
ただ、これはあくまで、少ないに超したことはない。と言う事に過ぎません。出品者数が20人以下の商品しか仕入れないという人や出品者数が50人以下なら仕入れるという基準を設けている人も居るようですが、原則、本質的には、本当にその商品が、予想した値段で売れるのか?と言う事が一番大事です。
ですから、出品者数が多くても、本当にその予想した値段で売れるのであれば、問題なく仕入れますし、出品者数やライバルが多いからやめておこうという判断はしません。あくまで少ない方がいい、というだけなので、参考程度に見ているだけですね。そんな過敏に見るべき所じゃなく、原則は売れるか売れないか。この2点だけで十分です。
仕入れ値と売り値の差額は3倍以上をとるべし
アマゾンランキングが極端に低い商品でも、何も問題ありません。原則として、本当に大事なのは、その商品が売れているか、売れていないか。これだけが原則ですから。そんな商品を短期間で売り切るという手法を取り組んでいるちゃんこまなのですが、このおかげで利益率はほとんどが50〜60%を超えています。
その原則基準としてあるのが、仕入れ値が売値の3倍以上ならば仕入れるという原則になります。これは計算してほしいのですが、仕入れ値×3倍をした値段で売れれば大体利益率で50%を超えることが出来ます。店舗でいちいちアマフィーなどのツールを使って計算することがめんどくさいので、暗算出来る様に、生み出した物なのですが、値段の基準はこれだけですし、これだけがちゃんこまが儲けている原則です。
3倍以上の値段で売れるのか。またその商品が本当に売れているのか。仕入れる際に注意する点はこの2つだけなんです。仕入れるときに色々な原則を儲ける人がいますが、実際にそれらの基準はめんどくさかったり、時間が掛かったりで現実的ではありません。
大事なのは、自分が迷わずに、時間をかけずに仕入れること。ですので、要らない原則や情報なんて捨ててしまって良いんです。原則として売れる値段の基準は3倍。とだけ覚える様にしています。
仕入れたのなら、その日のうちに出品するべし
商品を仕入れてきて、なかなか出品しない、せどらーも居るようですが、何故なのかとても疑問ですね。出品したその瞬間に、購入者が買える様になる訳で、家に在庫を持っている状態で原則的に売れることはあり得ません。
出品するのが遅ければ、遅いほど、その時間分、損をしているんですね。また相場というのは生き物なので、タイミングを逃せば、原則的に相場は下がって行きます。出品するのが遅ければ遅いほど、基本的には、値下がりを始めます。出品するのが遅くて、得することなんてほとんどないと思っておいて間違いないと思いますね。
良く勘違いされる人が多いので、ここは強く押しておきますが、仕入れて終わりではなく、売れてからが始まり、これが原理原則。売れなければ、その仕入れた商品は何の価値も持ちませんし、資金が回りません。遠足も帰るまでが遠足って、小さい頃言われたかと思いますが、せどりも売れるまでがせどりだ。と言う事を思えば、その日のうちに出品しない理由が見当たらないかと。
せどりで本当に使える仕入れ先6選。具体的な仕入れ場所まで公開!
大原則は分かったけど、具体的にどこでせどりの転売商品を買って来たら良いのか。と言う事に関してこちらの記事にまとめているので、参考にしてみて下さい。
追加して覚えたい原則
ここまでが、主に大原則として存在する4つのルールでしたが、当然これだけが原則ではなく、追加して覚えておいた方がいい原則も存在します。
先ほど挙げた大原則よりも、重要度はそこまで高くないものの、覚えておいた方がせどりをする上で役に立つものなので、ぜひ覚えておいて欲しいルールです。
仕入れた商品の特徴を必ず覚えておく
まず追加して覚えておきたい原則は「仕入れた商品の特徴を覚えておく」ということです。
一般的には、1度仕入れた商品を覚えておき、再度仕入れられるようにしておく。ということは言われることですが、僕の場合それだけではもったいないと感じています。
というのは、せどり的に価値ある商品というのは、必ず「共通点」があります。その共通点を知ることができれば、自分の中での確固たるルールを作ることができます。
「あのお店のあそこが熱い」「この商品ジャンルの〇〇は利益が取りやすい」
1つの商品しか覚えておかなかった場合、同じ商品を仕入れるだけしかできませんが、「共通点」を覚えておくことができれば、その後何個もの商品を仕入れることに繋がります。
1を知りて1を知るか。1を知りて10を知るか。
この違いだと思います。
ですので、必ず「仕入れた商品の特徴」を覚えておくことをオススメします。
仕入れなかった商品を覚えておく
そして、仕入れた商品の特徴を覚えておくことを進めていく反面、「仕入れなかった商品」というのを覚えておくことは、かなり大切です。
一見すると「仕入れなかったから必要ない」と思うかもしれませんが、仕入れなかった商品こそ、宝なんですよね。
というのは、仕入れなかった商品=せどり的に価値のない商品。ということになります。また、仕入れなかった商品の方が圧倒的に多いことになります。
そんな商品ラインナップを覚えることができれば、次から仕入れに行く際に「無駄にリサーチする時間」を圧倒的に減らすことができます。
なので、仕入れた商品を覚えておくと同時に、仕入れなかった商品を覚えておくというのも同じぐらい大切なんです。
成功を横展開して行く
そして、追加して覚えたい原則の最後は「成功を横展開していく」ということです。
多くの人は「1度成功」したとしても、その方法を思い出すことはなかなかしません。でも、うまくいったということは、別の場所で同じことをすれば、次もうまく行く可能性が高い。
一度成功を得た、そのノウハウをそのままにしておくことはもったいないわけです。
例えば、aというお店で仕入れが成功した。となると、そのお店はあなたとせどりの相性がいいかもしれない。
ということは、別店舗のa1というチェーン店に行けば、また同じように仕入れられるかもしれない。
このようにして、成功を横展開していくのです。
そうすることで、確固たる原則が出来上がっていきます。そうして僕は、「このノウハウは一過性のものじゃない」と固めることができ、自分の中で独自のノウハウがどんどん積み重なっていきました。
これらの追加して覚えるべき原則は、4つの大原則と比べ、そこまで重要度は高くありませんが、レベルが上がって行くうちに必ず覚えたい原則になりますので、参考にしていただければと思います。
まとめ
ちゃんこま流!せどりの大原則4か条
- ランキングは気にすることなかれ
- 出品者数は少ないに超したことはない
- 仕入れ値と売りの差額は3倍以上をとるべし
- 仕入れたらその日のうちに出品するべし
追加して覚えたい3つの原則
- 仕入れた商品の特徴を覚えておく
- 仕入れなかった商品を覚えておく
- 成功を横展開していく
と言う事大原則を意識しています。このせどりの原則は、仕入れが出来る様になって、稼げる様になってから、今でも変わっていません。逆にこれの4つの原則を意識してから、全く稼げなかったのに、月収で30万円稼げる様になったと言っても過言じゃないかと。
せどりの原則や基準は、全くないと実際の店舗に行ったときに迷ってしまいますし、時間が掛かってしまい、全然仕入れることが出来ません。逆に決めごとが多すぎると、仕入れる範囲が決まってしまうので、これまた時間が掛かって来ます。原則を決めるときに大事だと思うのは、自分が迷うことなく決めることが出来る様に決めるもの。
つまりはシンプルじゃないとダメなんですよね。だからちゃんこまの場合は、これ以外は特に決めていません。シンプルに迷わず、仕入れられる為の物。これがせどりの原則だと思いますね。