インターネットの活用で、一般的な働き方になったノマドワーカー。
自分のデスクを持たず、働き場所をいとわない。
特に意識したことはありませんでしが、気がつけばぼくもノマドワーカーといわれる存在に。
そんな経験者だからこそ、ぼくは副業に、一番向いているのがこのノマドワーカーだと思っています。
ノマドワーカーが副業に向いている3つの理由をまとめてみました。
ノマドワーカーとは
そもそも、ノマドワーカーとは、「英語で「遊牧民」を意味する「ノマド (nomad)」と、「働く人」を意味する「ワーカー (worker)」を組み合せた言葉である」
そうWikipediaには書かれています。
結構勘違いする人がいるのですが、ノマドワーカーという仕事がある訳ではありません。
働き方、ライフスタイルのことをノマドワーカーって言うんですね。
一般的には、デスクを持たず、スマホ、pc、タブレットなどの端末を使い、Wi-Fi環境の中で仕事をするスタイルをノマドワーカーなんて言う風に言われています。
なぜノマドワーカーという働き方が生まれたのか。
聞き慣れない人も多いノマドワーカー。
ではなぜ最近になってノマドワーカーという言葉が生まれたのか。
それは最近になってインターネットというインフラが誕生したからです。
インターネット=便利に検索出来るもの。
そう言う捉え方をしている人もいますが、実はインターネットという空間に「別の世界」があるのと全く同じ状況なんです。
だからノマドワーカーという働き方も実現するんですね。
例えば、現実世界の家。
インターネット上には家なんてないだろう、と考える方もいるかもしれませんが、インターネット上に家は存在します。
それがサーバーやドメイン。
ここでは、インターネット用語がメインの記事ではないので割愛しますが、インターネット上に住所や番地というのがれっきとして存在しているんです。
さらに言えば、インターネットの上でお金も存在しています。
電子決済なんかが聞き馴染みありますが、大手銀行でもネットバンクを開設していますし、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJなんかでもネットバンクはあります。
ネット上で振込める上、24時間制限無しで、残高管理が出来るので、記帳する必要もなければ銀行に直接行く必要もありません。
この様に、インターネット上には別の世界、「現実とシンクロしている世界」があるので、当然そこには様々な需要が生まれる。
その為ノマドワーカーという働き方も、必然的に生まれるようになった。ということなんですね。
時間的融通が利く
さて、ノマドワーカーの生い立ちをカンタンに説明したところで、「副業にノマドワーカーが向いている3つの理由」をぼくなりに解説したいと思います。
まずやっぱり外せないのは、「時間的融通が利く」と言う点。
これはノマドのオススメポイントなんかで、よく他のサイトでも言われることですが、これは取り上げないわけにはいかないほどのノマドワーカーのメリットなので、やっぱり先頭に置いておきます。
そもそも副業って、空いた時簡に出来なきゃ何も意味がない。
ぼくは、以前ブラック企業に勤めていて、生活のほとんどを会社に費やしていたので、副業の「時間」に対する捉え方は、人一倍シビアな目を持っていると思います。
例えば、副業で深夜のアルバイトをはじめたとする。
朝9時から18時まで働き、20時から24時までコンビニアルバイト。
一見すると、仕事から帰って来て、2時間猶予があります。
さらに24時に終わって、帰宅してから寝るまでの準備に1時間費やしたとしても、8時間ぐっすり寝れる。
そうな風に、副業をはじめる前まで、イメトレを重ねます。
ただ実際にイメージ通り行くか。
といえば、全くイメージ通りに行かないのが現実。
仕事が残業となり、アルバイトぎりぎりの20時まで働くケースもあるだろうし、24時に終わっても、次の日の準備や書類整理などで、寝るのは深夜3時ぐらいのときもある。
それが、週何日にもわたってアルバイトが続けば、当然疲労が困憊して来ます。
想像でスケジュールを組んだときは余裕があったけど、リアルは全く時間的に余裕がなかった。
こんな自体が起きます。
一方で、ノマドワーカーが副業となると、時間的な制限は無くなります。
18時に仕事が終われば、24時までやっていても、スケジュールを自分で決められるので、時間が狂うことはありません。
疲れているとき、本業での仕事が溜まっているときには、副業の時間を短くして、本業の時間に当てれば良い話です。
さらに固定のアルバイトでは、シフトとして1ヶ月後の予定まで確保されることになりますが、ノマドワーカーが副業の場合、1日1日でシフトを調整出来るので、急な予定が出来ればそちらを優先出来る訳です。
もちろん、その分自己管理が大切になって来ますが、自己管理さえしっかりしていれば、これほど時間的に融通が利く仕事は無いんじゃないかなといえると思います。
場所への制限を取らない
これもノマドワーカーのメリットとして、一般的に言われることですが、副業に対してもやっぱり外せないメリットの1つだと思います。
先ほどの例でコンビニのアルバイトを上げましたが、はじめる前。「想像」でスケジュールを組んだときに、イメージ通りに行かない理由。
それは、移動時間を入れてないからというケースが多いです。
先ほどのアルバイトの例。朝9時から18時まで働き、20時から24時までコンビニ。
朝9時といっても、朝ご飯を食べる時間。人によってはお弁当を作る時間。
色々準備を考えると、9時出社なら大抵7時起き。
そして、18時に仕事が終わったら、電車で帰って来て19時。
アルバイトへ行く準備をしたら、家へ帰って来て直ぐにアルバイトに向かわなければ間に合わない。これがリアルな現状です。
アルバイトが終わって、30分かけて家に帰ったとして、お風呂に入りご飯を食べ就寝準備をすれば、1時半から2時。
翌朝は7時起きなので、5時間しか寝れないことになります。
場所的な制限がある場合、アルバイトへ向かう「移動時間」帰ってくる「移動時間」そしてアルバイトへ向かう「準備」
これらの無駄な時間を必ず必要になります。
都会なら近くにバイト先、副業先が見つかるでしょうが、田舎や地方に行けば、1時間ほど移動しなければ見つからないという人もいるでしょうし。
反面ノマドワーカーは、場所的制限を取らないので、副業に費やす「移動時間」そのものが必要ありません。
ここでまず1時間以上の節約が出来ていることになります。
さらに、準備も必要ないので、帰って来てすぐ取り組める。
場所的制限がないというのは、「色んな角度から時間を節約出来る」ということの裏返しなんですね。
スキルアップが望める
ここまでは一般的に言われるノマドワーカーを副業でするのメリットをお伝えして来ましたが、あくまでよく言われること。
ぼくなりに思う「ノマドワーカーの一番ココがいいんじゃないかな」と思う部分は「スキルアップが望める」というポイントです。
例えば、コンビニのアルバイトであれば、決められた時間に決められたことをすれば時給がもらえます。
当然何も考えなくても良いので、楽といえば楽ですが、言ってしまえば「高校生でも出来る」カンタンな作業。
品出しやコンビニ製品は覚えるかもしれませんが、何か成長するということはあり得ないと思います。
一方で、ノマドワーカーは決められる「事」も「時間」もありません。
ないからこそ、自分で「何をやるべきなのか」を見つける必要があります。
1つ1つ自分が自分の舵を取り、見つけ出さないと行けません。その分頭をめいいっぱい使います。
慣れないうちは大変だし、「ケツを叩いてくれる人がいない」ことに甘えてがちですが、真剣にやれば「物事を決定出来る」人間になります。
仕事は出来るけど、経営は出来ない。
そんなお偉いさんが多いらしいですが、経営とは0から1を生み出す作業。ノマドとして副業で稼ぐことが出来るとは、まさしく副業から稼ぎだすことは0を1にする作業なので、重役に出来ないことが出来るようになったということ。
そして、ノマドワーカーの副業から稼げるようになった暁には、その仕事一本で食べていくことも視野に入れることが出来ます。
特に会社での働きが楽しいなら、専業にする必要はありませんが、場所的時間的自由な働き方を出来る未来の為に副業を頑張るというのも、1つモチベーションに繋がると思います。
コンビニのアルバイトをずっと続けたからといって、自由に働ける仕事が出来るか。と聞かれればまず無理でしょう。
これはコンビニを下に見ている訳でも何でもなく、単に業種の違いです。
コンビニで仕事ができるようになれば、店長、エリアマネージャーという先が見えるのかもしれませんが、コンビニという場所を主体にしている限り、「ノマドワーカー」という働き方には一生交わることはありません。
どちらが良いということではなく、どちらを希望するかの違いだと思います。
それもこれも「選択出来る自由」が手に入るからです。
おそらくこの「選択出来る自由」こそ、ノマドワーカーを副業として行なったときにスキルアップして得られる最大のメリットだと思います。
まとめ
ノマドワーカーが副業に適している3つの理由
- 時間的融通が利く
- 場所の制限がない
- 「選択の自由が得られる」
ノマドワーカーとは、仕事の内容ではなく、働き方。
という風に冒頭でお伝えしました。
実際にネットを介していろんな副業ビジネスがありますが、きちんと見極めないと稼げないもの、騙されてしまうものもあるので、その辺はきちんと見極めるようにしてください。
仮に「どんなものがいいのか」という疑問があればメルマガ内でも答えていますし、お問い合わせから連絡頂ければ、お答えしますので気軽に質問頂ければと思います。