せどりの出品後にやるべき4つのこと

出品した後には、商品が売れるまで待ちます。

アマゾンという、看板を背負っていますし、モノレートでしっかりと確認したのであれば、

売れないという事はほとんどありません。

 

 

しかし、少なからず商売をしてくのですから、ライバルという物が存在します。

 

 

ライバルがいれば競争になりますので、ライバルとの差別化をしなければいけません。

 

商品に格段に差別化出来るポイントがあれば問題ありませんが、

ほとんど同じコンディションで売っているのであれば、

その他の付加価値で購入者は決める事になります。

 

 

その差別化を図る為に、商品の説明欄を具体的に書いて来たりしたのですが、

圧倒的な差別という意味で勝てない物が商品価格です。

 

 

私たちの仕入れ基準を理解して、仕入れているのであれば、ほとんど

ライバルはいません。

 

 

ランキング上位であれば、同時に出品しているライバルが20〜30人いることもザラですが、

 

私の仕入れ方法では、居ても1〜2人です。

 

 

 

そのときに通常のやり方ではライバルが価格を下げて来たときには

商品価値で差別化出来ないという事であれば、

通常は価格を下げる事をしなければいけないので、価格を調節する必要があります。

 

ということでせどりの出品後にやるべき4つのことを紹介します。

 

 

 

 

 

 

出品後にやる4つの事

 

価格を調整する

 

通常のライバルがいる手法でせどりをしている方は、価格を調整する必要が出てきます。

 

まずは、アマゾンマーケットプレイスのトップ画面に行きます。

トップ画面の上部の在庫という項目をクリックします。

 

スクリーンショット 2016-05-27 20.47.03

 

こちらですね。

 

ここをクリックするとあなたの在庫管理画面に行きます。

ここで出品している商品の最安値などを確認する事が出来ます。

 

 

通常のやり方でライバルがいて、ライバルが最安値を更新して来た場合は、

差別化を図る事が出来ないのであれば、価格を合わせましょう。

 

 

もしくは、2番手の価格に調整しましょう。

 

出品者が一人という事であれば、問題ありませんが、

多くいる場合等は、あなたの値段が高く、ライバルの方が安ければ、

あなたの出品している商品が下に下がって購入者の目に留まりません。

 

目に留まらなければ、購入してもらう事もできないので、

価格を下げて、あなたの商品を上に上げる必要があります。

 

 

価格改定の頻度

価格改定の頻度はどのくらいやれば良いのかという事ですが、

ライバルがいるやり方であれば、毎日確認するのが望ましいです。

 

値段を調節する際に、ライバルがいる事で、少しドキドキするかもしれませんが、そ

んなに時間がかかる事ではありませんし、

仕入れても売る事が出来て始めて、利益になるので、1日1回はする様にしてください。

 

 

そんなに時間が取れないという方は、金曜と土曜日だけでも大丈夫です。

やはり物販に関して、次の日が休みの金曜の夜と土曜の夜が売れやすいです。

 

それに合わせて、価格を改定するのが望ましいです。

 

 

モノレートでしっかり確認すれば、ほとんどないですが

見間違えたり確認したけど、1ヶ月以上売れないという事が無い事はないです。

これはどのビジネスにも共通しますし、物販に関しては仕方の無い事です。(予想が完璧に当たるのであれば、苦労しませんよね)

 

その場合は再度、モノレートで確認して、価格調整して見て下さい。

ただ私の場合1000弱の商品を扱ってきましたが、

 

損切りした商品は10個あるかないかという程ですので、

損をするという事はほとんどありませんのでご安心ください。

1ヶ月以上売れない場合、勇気を持っての価格改定を試みて下さい。

 

売れた、売れない。それぞれの理由を考える

 

また、出品した後に、ほとんどの人がやりませんが、この「売れた、売れない。それぞれの理由を考える」ことが、大きく稼ぐ人と、稼げない人ととの大きな違いだと思います。

 

せどりで出品して行くと、在庫として残ってしまうものと、すぐ売れて行くものの2種類に分かれます。

多くの人は、そのまんまにして、「勝手に売れて行った」or「なぜか売れて行かなかった」と、結果だけを見てしまいます。

でも、そこに本当に大切なことが隠されているんです。

 

即座に売れているものは、必ず理由があります。

また、在庫として残ってしまうものにも、必ず理由があります。

 

モノレートのグラフの変異。

ライバル数。

価格帯。

こういったことなど、様々な要因から「出品した後売れるか、売れないか」に分かれてくるわけです。

 

だからこそ、出品後には「なぜ売れたか?なぜ売れなかったか?」をきちんと分析して、その後のせどりにつなげるべきなんですね。

 

総在庫の何%が売れたのか

 

また、出品後にしておくべきことは、総在庫の何%が売れたのかをきちんと知っておくことです。

 

せどりや転売の場合、一番大切になってくるのは、「資金」です。

在庫として残ってしまった。ということは、その商品は売れずに、資金が停滞していることを表します。

 

売って得た利益を、そのまま仕入れ資金に投資して、どんどん雪だるまのように増やして行くことが、資金が少ない人が取り組むべき戦略ですが、売れない在庫が増えてしまうと、どうしても資金が停滞して行ってしまいます。

だからこそ、総在庫の何%が売れているのかをしっかりと把握しておくことが大切。

 

そして、仮に何ヶ月も売れ残っている商品がある場合、「売れ残った原因」を明確にした後は、赤字であっても売り切った方が得策です。

これを株式で言うところの「損切り」という言葉ですが、不良在庫というのを抱えていては、次に仕入れる資金が、止まってしまっていることになります。

 

それであれば、「無い」のと同然なので、赤字であっても現金を作り、次の仕入れに回した方が圧倒的に得になります。

 

「売れないから」といって、出品した後、何もしない。というのが一番の悪。

これも投資の世界で「塩漬け」という言葉がありますが、出品後はきちんと対策するようにしましょう。

 

返金対応、顧客対応

ビジネスをやっている上で、切っても切れないのがクレームです。

 

ヤフオク等に比べ圧倒的に購入者と連絡を取る事が少ないアマゾンですが、

商品を多く扱っているとクレームが入ることもあります。

 

しかしそれは、商品が売れている証拠ですし、しっかり購入者に届いているということですので、プラスに捉えていきましょう。

 

 

私の場合、理不尽なクレームが来た事はほとんど0に近いです。

ただ1%ぐらいの確立で、間違えて商品を買ってしまったので

返金して頂けませんかという連絡を頂く事があります。

 

 

ここは凛として対応しましょう。

購入者都合であれば、送料を負担してもらえますので、

商品を返送してもらい、商品確認後、返金します。

 

 

こちらの都合であれば、

返送した送料と購入代金の全額を返金します。

 

 

新品等を扱い、傷ついたり、開封してしまった場合は

半額返せば事足りるケースもありますので、アマゾン規約を確認する事をおすすめします。

返金希望や、購入者からメッセージがあった場合には

全額返金するからと考えていれば、どっしり構えられますので

誠実に対応しましょう。

 

また、質問などが届くケースもありますので、きちんと質問に対応するように顧客対応しましょう。

 

変に対応してしまうと、悪い評価が付く可能性もありますので、

そこだけ気をつけてください。

 

 

 

まとめ

 

出品後にやることは、ライバルと差別化すること。

 

ライバルが多くいる手法であれば

  • 価格を調整する
  • 2番手の価格にする
  • 出来るだけ毎日更新する、出来なければ金曜日、土曜日だけでもやる。

また、

  • 売れた売れないの原因をきちんと把握する
  • 総在庫の何%が売れたのかを把握する

この2つが、大きく稼ぐための出品後にするべきことです。

 

万が一返金対応が来た際は

  • 凛として対応する

 

多くのせどらーが、出品後には何もしない。ということをしてしまっています。

でも、売れない、というマイナスの部分にこそ、本当に大切な部分が隠されています。

 

「商品が売れる」ということは、「売れない」の真逆ということなので、「なぜ売れなかったのか」を検証することが、売れる商品を見つける大きなヒントだからです。

ぜひ、出品後にこそ「大切なことが隠されている」ということを意識しながら、せどりに取り組んで行ってください。

 

以上、せどりの出品後にやるべき4つのことでした