最近では、色々なジャンルでせどりや転売出来る様になっていますよね。そこでどんなジャンルのせどりが儲かるんだろう。って悩んでいる人も居ると思います。そこで日用品せどりが果たして儲かるのか。日用品せどりで稼ぐ為に必要な事とは。と言う事で、以前日用品せどりに取り組んだ経験から、実情をお伝え出来ればと思います。
家にある日用品をヤフオクへ売る
せどりとか転売を始める一番最初って、家の不要品を売る所から、始める人が多いと思います。僕もご多分に漏れずに、家のあらゆる物を売っていました。その家の不要品の中で、日用品もヤフオクで売っていたんですね。
ちょっと貴重なはさみとか、はさみケース、などの日用品です。ただ、これらは高値で売られる事は無く、756円とかで落札されちゃいました。まぁ、家の要らない物を売っていただけなので、特に損失は無かったのですが、僕の始めての日用品せどりは、ここから始まった感じなんですね。
クルマ用品を売ってみた結果
また、日用品せどりとして、売ってみたのはクルマ用の空気清浄機でした。
あからさまにトイレットペーパーや歯磨き粉などと言った日用品では売れない事は明白だったので、ある程度単価が高い物をヤフオクへ売ろうと思っていました。
そこで、自宅を散策して見つけたのが、このクルマ用品の小さい空気清浄機でした。調べてみると、日用品の中には「カー用品」というジャンルがあったので、こちらも一応日用品とのことでした。
結果として落札された金額は2000円前後。
ちなみに売ったクルマ用の空気清浄機は、こちら。
新品の価格はアマゾンで8280円でした。
売った中古品の空気清浄機は、美品でほとんど使ったものではなかったものの、落札価格は2000円前後という結果でした。
部屋用のアロマディフューザーを売って見た
また、クルマ用の日用品以外でも、部屋用のアロマディフューザーを売ってみた事がありました。
1万円前後で買ったこのアロマディフューザーでしたが、結果的に落札金額は0円でした。
落札金額が0円ということは、どういう事かと言うと入札されることはなく、落札されなかったので、金額が着かなかったんですね。
日用品の仕入れへ
で、家の不要品を売り終わった後に、ぶつかった壁と言うのが、売る物がない。と言う事でした。次には、仕入れて売らないと、転売やせどりで稼ぎ続ける事って出来ないな。って思ったんで、色々なお店に仕入れに出かけたんですね。
その時ふと仕入れに向かったお店と言うのが、ドン・キホーテでした。このお店は、ほとんどの人が知っているとは思いますが、日用品が豊富にあるお店です。
日用品を仕入れに
この時はまだ、日用品せどりで稼ぐのが難しい。ということはあまり意識してなかったので、「売る物が悪いんだ」と理由をつけて、仕入れへ行き、本格的にせどりをスタートさせる事にしました。
ドン・キホーテに入って、スマホを片手に、色々な日用品をリサーチして行ったんですね。激安価格の札のついた日用品のシャンプーやワックス。後は海外物の柔軟剤みたいな日用品までも。
また、ドン・キホーテでは、激安価格という形で値札が貼ってあったりします。この値札のウラに、値下げする前の値段が書かれているので、「値下げ前」と「値下げ後」の値段の差額を確認する事が出来ます。
値下げが額が大きければ、アマゾンとの価格差も生まれるかも?ということで、いろいろな日用品を調べました。
ただ、なかなかアマゾンとの価格差がある商品を見つける事が出来ず、その日はおとなしく帰路につきました。
マツモトキヨシへ仕入れへ
そのまた後日に、気を取り直して、マツモトキヨシに出向いたんですね。このお店もドラッグストアで、日用品が結構売っているので、せどり出来るんじゃないか。って思って。
トイレットペーパー、体温計、マスク。洗濯用品やキッチン用具などなど。日用品と呼ばれる者を一通りリサーチしてみました。
でも、何十種類もリサーチしても、全くアマゾンとの価格差のある商品を見つける事が出来ませんでした。
家の不要品を売ったときから、日用品せどりって、高額な商品を仕入れる事は出来なかったですし、利益率も悪いなって、後々になって気がついたので、この時点で日用品せどりからは撤退しました。もちろん、色々と調べて本格的に取り組めば稼げるジャンルなのかもしれませんが、僕には日用品せどりは、合わなかったな。と言う印象です。
日用品せどりが稼げなかった理由
そして、コレは後になって気付いたのですが、日用品せどりを試してみて稼げなかった原因を後に知ることに成りました。
そもそも、日用品とは、生活必需品を指します。
歯ブラシ、洗剤、ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、アルミホイルなどなど。これらの日用品とは、生活になくてはならない物です。一方でせどりとは、より高く売る事で利益を取るビジネスモデル。
オイルショックで、トイレットペーパーなどの生活必需品が不足して、日本全体がパニックになった事がありますが、日用品が高くなる=生活が困難になる事を表します。
つまり、生活必需品は値段が高くなる=生活が苦しくなる事を表すので、値段が高く売る事がしづらいジャンルだったということなんです。
基本的にせどりで高く売れる商品とは、贅沢品や嗜好品といった、「マニア」の人が好む商品である事が多いです。
それは、無くても困る物じゃなく、趣味や思考だから「お金をかけても欲求を満たしたいもの」だからこそ、値段が高く売れたり、値段が高くても買う人がいたりするわけです。
日用品とは、その全くの真逆。だからこそ、大量仕入れで格安で売って、薄利多売で利益を稼ぐ以外には、あまり稼ぎ様が無いジャンルだったんです。
だからボクは、日用品せどりで上手くいかなかったのだと、後になって気付きました。
これからどんなジャンルでせどりしようか迷っている人は、日用品せどりは、あまりお勧め出来ないかな。かなり遮二無二にリサーチしても見つかりませんでしたので。
せどりで稼げるジャンルとは
とすると、ここまで見ていくと「せどりで稼げるジャンル」というのが見えてきます。
先ほど、僕の体験談を合わせて「日用品せどりは厳しい」ということを伝えてきました。
それは「日用品とは生活必需品」であるがゆえに、利ザヤは生まれづらく、利ザヤが生まれること=生活が困窮することを意味するので、なかなかせどりには向いていないジャンルである。
そんな流れでした。
ただこれは裏を返すと「ぜいたく品」や「趣味」といったジャンルは、生活必需品ではないので、その分「ほしければお金を出してでも欲しい」という人が多いジャンルであり、それこそがせどりで稼げるジャンルなんですよね。
もし仮に「日用品せどりはだめか」と落胆している人がいるのであれば、それはショックを受けるのではなく、別のジャンルにシフトするタイミングだと思ってもらえると、まったく無駄じゃないことかと思います。
趣味ジャンル
例えば、趣味のジャンルでいうと「ゴルフ」なんかがあげられますよね。
これはかなりせどりで稼げるジャンルで、結構稼いでいる人も多いジャンルです。
また例えば、「バイク」なんかも意外に稼いでいる人が多いジャンルで、バイク自体は単価が高いですが、バイク用の「パーツ」なんかは比較的安く仕入れられる、かつ需要が多いジャンルだったりするので、結構重宝されます。
こんな感じで、趣味の幅を広げて考えていくと、結構稼げるジャンルは見つけることができるので、参考にしてみてください。
ぜいたく品
次のぜいたく品ですが、結構せどりの主要ジャンルとして「家電」なんかがあげられますが、この家電せどりも一種のぜいたく品ですよね。
家電は生活必需品のように見えますが、その上の上位互換として存在する商品はいづれも「ぜいたく品」です。
洗濯機は多くの人が持っているけれど、「ドラム式洗濯機が欲しい」
テレビは見れるけど、もっと画質のいい「4Kテレビがほしい」
このように、家電を買う人の多くは「必要な家電がない」から買うのではなく、「もっと生活を便利にしたい」から買うわけです。
だから家電せどりというジャンルが成立するし、稼げるジャンルとして有名なわけです。
当然ぜいたく品は家電だけじゃなくって、少し趣味と重複しますが「カメラ」なんかも稼げるとして有名なジャンルですよね。
あと面白いのは、「取り寄せ」をせどりするという人もいたりして、結構面白かったりもします。
さらにもっと言えば、こうした「ぜいたく品」や「趣味」なんかはアマゾンのジャンル検索やカテゴリーなんかを見ていくと、さらに視野が広がったりします。
「どんなぜいたく品があるのか」
「どんな趣味が高値で売買されているのか」
こうしたことをリサーチするには、「売り場」を見てみるのが一番早く、その最大級の売り場となるアマゾンをリサーチすることで、「自分にとって稼げるジャンル」というのは見えてくる気がしますね。
まとめ
ちょっと脱線してしまいましたが、卸値で仕入れられたり、大量で仕入れる事によって格安で仕入れられるのであれば、日用品せどりであっても稼げる方法はあるかとは思います。
ただ、大量に仕入れられなかったり、問屋からの仕入れが確保出来ていない場合は、あまりオススメ出来ず、初心者の方には結構難しいジャンルが、日用品せどりという物だと思います。
(そもそも、大量仕入れだったり、問屋と契約したりしてる時点で、初心者ではありませんし。)
そういった日用品というジャンルじゃなくても、別に稼げるジャンルはいっぱいありますしね。「日用品って稼げそう!」って言うイメージだと、痛い目を見るかもしれません。
あなたに合うジャンルを見つけた方が、「せどりで稼ぐ」という目的を達成するのには早そうです。