この前、
テレビを見ていて、
面白いものがやっていました。
世界丸見えか
何かだったと思うのですが、
東南アジアの
電気も通ってない村に、
電気を通そうって。
その村では、
夜中で料理をするときさえ、
ろうそくの小さな明かりで作っていて。
夜中勉強するときも
親が、子供の前で
ろうそくを照らして
その光で勉強するみたいな。
そのぐらい文明とか
科学とかが、遅れている村です。
そこにアメリカの
科学団が川から、
動力を引っ張って来て、
タービンを回し発電させようと。
例えば、
森林を伐採して、
ダムを造ったり、
火力発電所を、
作ったりするのなら
抵抗もあったと思うのですが、
そうではなく、
自然をなるべく壊さない様に
との配慮からでした。
凄い試みだなぁって。
感心していたのですが、
その村の人たちが
電気を通ったときの
顔がすごくうれしそうな感じでした。
でも、
問題はこっからで、
その後電気を提供した
アメリカの科学団が
その村を訪れたのですが、
その村の文化が崩壊していました。
電気が出来たことで、
アンテナがそこいらで立ち、
テレビを見れる様になり、
多様な考え方が、
入ってくる様になりました。
他の国の現状や、
結婚式の様子、
自分らの国とは
まるっきり違う華やかな
国の様子をみて、
自分の国を誇らしく
思えなくなってしまった。
また電気が通った事によって、
生活リズムも変わり、
若者は夜型の生活が普通になってました。
クラブが出来たり、
映画館が出来たり、
立派なものではないですが、
そんな生活に一変して
変わってしまっていたんですね。
ここで、電気を
通さなければ良かったとか、
そんな事を言うつもりは無いですし、
生活面を考えれば、
明らかに、電気があった方が
良かったに決まっています。
情報も大いに超した事はない。
けれど、
元々も文明や歴史が
無くなってしまう可能性もある
ってことですよね。
狭い空間の中、
狭い常識の中で生きるか。
色々な情報の中
広い知識の中生きるか。
どちらが大切とか、
どちらが正しいとか。
そんなのに正解は無いと思います。
けれど、
人間は変わらない、
現状を好む生物です。
変わるって言うのは
ものすごく力が居るし
覚悟が必要。
でもその覚悟なしに、
変わりたいとか、
今の現状が嫌とか、
そんな事を思っても
変われるはずもありません。
色々な自己啓発とか
本とか読んでも変わらないのは、
そのせい。
そんな人たちに、
アメリカの科学団の様に
一方的に電気や情報を提供しても、
文明や歴史が崩壊するだけ。
自分自身がどれだけ、
変わりたいと願うか。
その覚悟があるかどうか。
どんな生き方をしたいかどうか。
それが無い限り、
他力本願で、
何かが変わる事を願っても、
その人は不幸せになるだけです。
ビジネスにも
正解なんて無数にあるし、
どれも正解。
これがいいとか、
悪いとか、
そんな事は正直どうでもいいです。
大切なのは、
自分がどうなりたいか。
その為にどの手段を選ぶか。
ビジネスなんてそんなもんです。
手段の一つでしかないですから。
常々、私が言っています、
本質は自分にあります。
自分を大切にしてこそ、
人を大切に出来ると思いますし、
自分がどうなりたいのかが、
一番大切なんじゃないかって。
変わりたいなら、
それ相応の覚悟を持っていれば
変われます。
ノウハウなんて、
その一つにしか過ぎません。
そのテレビをみて
そんな風に感じました。
ちょっと長く、
熱くなっちゃいました。。。
変わるには、
覚悟が大事だよって話でした！
ではでは。
