先日お送りした、せどり×ビジネス企画ですが、多くの方に興味を持って頂きました。
‥
‥
‥
‥
ごめん。嘘でした。
やっぱり抽象度が高いためか、そこまで興味を持って頂いた方は多くありませんでした。
やっぱ、説明の仕方が悪かったかな。
でも抽象度を下げること=応用性が下がる
ということなので、どのシーンやケースにも適応出来なくなることを意味します。
ってなると、やっぱり今回の企画の趣旨とはそぐわなくなるので、やる意味が無いんですよね。
言わば今回の企画は、無人島に行ったときに、「魚を取って食べさせること」ではなく「魚の取り方を教えること」なので、本当に1人で無人島で生き抜く力を身につけてもらうのと、同等なわけです。
ネットビジネスでは後発組が決してとっては行けない戦略があるんです。
弱者と強者の戦略の違い
例えば、ぼくがせどりをはじめた当初、なかなか仕入れが出来ませんでした。
色々な店鋪を、当時乗っていた折りたたみ自転車で、回ってみるものの、その全てが惨敗。
ネットビジネスに関わらずビジネスシーンで、新規参入するときに、必ず2つの勢力に分かれます。
強者と弱者。
この2つです。
強者とは、自動車産業でいえばトヨタだし、コンビニでいえばセブンイレブンです。
そこに新しく加わろうとする新規組はノウハウや資金、人脈、その他多くの要素をかんがみると圧倒的な弱者の立場です。
当然、弱者が強者に正面衝突すれば、惨敗するのは目に見えたこと。
だからこそ、弱者が勝つための戦略を立てるしか、勝つ方法はありません。
言い換えれば後発組が稼ぐための戦略とも言い換えられると思います。
仮にあなたが新しくコンビニをオープンするとして、近くにセブンイレブンが立ち並ぶ地域ならば無名のあなたのコンビニにわざわざお客さんが来ることは無いでしょう。
実際にボクの地域にあった地域型のコンビニは、近くにセブンが出来たことをきっかけに潰れてしまいました。
つまり、強者と弱者は、同じフィールドで戦っては行けないんです。
そして互いにとるべき戦略は大幅に変わって来ます。
まさしくボクのネットビジネス入り口、せどりで全く上手くいかなかった理由は、強者と同じステージで戦っていたから、勝てる見込みのない戦略で戦っていたからでした。
弱者が強者に勝つ戦略は、【圧倒的な差別化】
これに尽きます。
コンビニであれば、パン屋と併合して、大手コンビニでは買えない、出来立てのパンを売る。
産地直送の絞り立ての牛乳を販売する。
大手のコンビニでは、コストがかかりすぎるため、手が届かない範囲まで、徹底的に差別化を図り、自分のフィールド、戦略を持って戦う。
これが弱者が強者に勝つ唯一の方法です。
一方で、強者が勝つ為には、弱者が図って来た差別化戦略を、徹底的に埋めることです
そしてその路線で、弱者には投じれない、大きな資金を投下し、自分のフィールドで上から潰すこと。
これが強者のセオリー戦術。(同一化戦略)
差別化を徹底的に封じることです。
後発組(弱者)がとるべき戦略
ぼくはこれをネットビジネスのせどりに応用しました。
ネットビジネスは個人でもできるので、対企業ではなく、対個人となります。
せどりで言う強者とは、資金力、時間がある人のこと。
反面、強者に比べ、時間もお金もない自分は弱者。
だからこそ、強者がリサーチしないであろう場所、強者が届かないであろうポイント。
ここに絞って、差別化を図った戦略をこうじたわけです。
地域密着のお店なんかは、その典型的なポイントでしょう。
歴数年のせどらーは、アプリのGoogleマップや地図マップで、ヨドバシカメラやヤマダ電気などの大手の店鋪を探しているので、手が届かない小さなお店に行く。
また強者は大きな資金を持っています。
仮に1億円投資できれば、利益率が10%であっても、1000万円の利益となります。
となれば、多少利益率がすくなくても、回転率の良いものを仕入れて売ることが出来れば、それだけで利益が取れるのが強者の戦略。
一方で、資金が少ないぼくにはそんな戦略は取れなかった。
なので、1つ1つの利益を大幅に取る「利益型仕入れ」にシフトする戦略に。
強者は個数を捌くために、仕入れるスピードが大切なので、きわどい商品や、売れづらい商品は仕入れません。
ただきわどい商品や売れづらい商品でも、きちんと吟味すれば大きな利益率と早い回転率を誇るものは見つかることに後に気付きます。
これが、ぼくが当初から提唱している、超短期間売却、超高利益せどりのノウハウが生まれた瞬間でもありました。
だれかから聞いたとか、だれかから教えてもらったとか、そう言う経緯で出来たノウハウじゃないんです。
置かれた状況。
置かれた環境。
その中でどうしたら良いのか。どうすれば強者に勝てるのか。そしてどう戦略を練るのか。
対せどらーだけでなく、対店鋪でも同じです。
普遍的なビジネスの原理原則から考えて実践して行動した結果、もたらしてくれたノウハウだったんです。
先日伝えた、ノウハウを知るより、ノウハウを作れる人間が一番強い。
そう言った背景はここにあります。
まさに魚を取ってあげるのではなく、魚の取り方を教えることです。
今後はノウハウを生み出せる人が生き残る時代
今のネットビジネスの現状、魚を誰かからもらうとしている人があまりにも多い。
ネットの検索順位を見てみると、「せどりで儲かる品」「転売でオススメの商品」
こういったものが上位にくる現状を見ると、より顕著に感じます。
ネットビジネスの中のせどりで稼ぐ方法を見つけるより、せどりで稼げる商品を見つける方法の方が、需要が高く、皆が知りたがっている。
でも、そんなものを知った所で、全く意味がないことに後々気付きます。
仮に、一昔前アイコスが流行り供給が追いついていないことを知る。
皆がアイコス転売に群がるため、アイコスで稼げる市場規模は小さくなる。
結果飽和する。
商品を追い求めるっていうのは、これの繰り返し。
そしてどのネットビジネスでも繰り返した事実です。
それでは、いつまでたっても、稼げる「人」に成り得ることはありません。
まぁ人間の性質上、「より楽に、より簡単に」
そんな性質があるので、より楽な「何が儲かる品か」を知りたいと思うことは仕方ないといえば仕方ないですが。
無人島で、魚をクレクレと言っている状態ですね。
この状態は、もっと増えて行くでしょう。
となれば、無人島で魚を待つだけの人間か、釣れる様になった人間か。その為の戦略を練られる人間か。
どちらの方が重宝されるか。
これは明白だと思います。
終わりに
これが今回の企画をやろうかな?と思った趣旨です。
後発組がとるべき戦略ととっては行けない戦略の講義。
抽象度も上げるつもりは無いし、レベルを落とすつもりもありません。
ぼくがビジネス理論をどうせどりに落とし込んできたのか。
普遍的などのビジネスシーンにも適応出来る力が身につけてもらう。
これが目的です。
多分上級者クラスでないと少し難しいと思います。
ただ相当に力がつくことは約束します。
それでも興味がある。
という方は下記をクリックしてみてください。
(募集は終了しました)
抽象度が高く、受けが悪い上級者向けなので、今の現状では、ちょっとやらないかな?って感じです。
ぼくの伝える努力不足ではありますが、やっぱりな。って感じなので、もう少し興味がある人が増えれば、やるかもしれません。
ではでは。