ちょっと前に、「私は動物が好きなんですが、ペットのブログをはじめようと思っています。今ペットブログのアフィリエイトって稼げますか?」って質問をもらったんですよね。
なので、その質問に答えていくと同時に、ペットブログって稼ぐことができるのか?っていうことをガチで考えてみたので、解説していこうと思います。
そもそもペットブログって稼げるの?
まず先に考えなくちゃいけないのは、ペットブログって言っても「どういったマーケティングを施していくか」っていうことを考えなくちゃいけないんですよね。
あっ。
結論から言っちゃうと、ペットブログでも稼げると思いますよ。
っていうか、僕自身の経験からすると、おそらくどんなジャンルのブログだろうが、稼ぐことはできると思っているし、稼ぐブログに変身させることはできると思ってます。
それは雑学とかトリビアといった一見すると、マネタイズが難しいジャンルであっても、ズラしたり、ある程度大衆から絞り込むといったセールスをすることで、マネタイズすることが可能だからですね。
だから、基本的にどんなブログでもアフィリエイトで稼ぐことはできて、ことペットブログにおいても同じだってことですね。
そのうえで「どうすれば稼ぐことができるのか?」っていうことを考えなくちゃいけないわけですが、「どう考えたらいいのか?」っていう思考プロセスが重要なんで、この思考プロセスを解説していくわけですね。
そのためのブログ構成なわけですが、このブログ構成を考えるときに大切になってくるのは「どんな知識を持っているのか」っていうところから逆算的に考えるのが一番ベターなのかなって感じてます。
自分の知っている知識を洗いざらい深堀する
っていうのも、アフィリエイトって基本的に知識を売ることが、主たる部分なんですよね。
素人で知識がなくって、でもなるべく失敗したくない。
だから「詳しい人がおすすめするものを買いたい」というのが、アフィリエイトの基本構造です。
肌荒れに悩んでいるなら、スキンケアに詳しい人から肌荒れ対策の商品を買いたいだろうし、薄毛に悩んでいる人は、薄毛に対して詳しい人から情報を知りたいし、おすすめ商品を知りたいわけです。
要するに、「持っている知識orこれから身に着けたい知識」が重要なのであって、ブログの方向性もこの「持っている知識orこれから身に着けたい知識」から逆算した延長線上に、ブログの方向性が決まるんですよね。
なので僕自身がペットブログを始めるということになれば、「自分が持っている知識」をもっともっと深堀して、自己分析するところから始めると思いますね。
ペットブログといっても千差万別である
例えば、一口にペットブログって言っても、「自分のペットをただ単に紹介するブログ」がブログで検索ヒットすることは考えられないわけです。
グーグルなどの検索エンジンとSNSなどとを比較したときに最も違うのは「リコメンド」か「リサーチ」の違いが一番大きいです。
例えばYOUTUBEなんかが一番わかりやすいですが、YOUTUBEの再生数に一番影響するには「おすすめとして画面に表示されるかどうか」です。
これは知人からお願いされて、YOUTUBEのデータを見せてもらい分析した結果見えてきたことなんですが、再生数に一番影響しているのは、インプレッションであることが分かりました。
インプレッションというのは、いわゆる「おすすめの動画」として表示されている数のことで、インプレッション数が多い動画ほど、再生数が大きいんですね。
インプレッションと再生数との関連性を重回帰分析したところのそのp値っていうのは、帰無仮説において、偶然とは言えない数値だったので、知人のデータからは「いかにおすすめに表示させるか=リコメンド」が、YOUTUBEでは重要だということ。
何が言いたいのかっていうと、YOUTUBEなどのSNSは「リコメンドによってコンテンツに触れる」っていうことなんですね。
その一方でグーグルって「知りたい内容=検索したいワード」があって初めて、グーグル検索を利用します。
だから、ブログ記事を書く際に「悩みありき」なんですね。
これがSNSとグーグル検索との2つにおいて、もっとも大きな部分なんですよね。
だからこそ、ペットブログといって「ペットを紹介するブログ」を作るとしても、有名犬やCMに出てた猫以外、ブログで稼ぐことはできないんですね。
ここは絶対に忘れちゃいけない部分。
ペットを飼っている人が、どんなことに悩んでいるかを書き出す
そのうえで、「自分の持っている知識」が深堀できたのなら、ペットを飼っている人がどんなことに悩んでいるのか、どんなことを知りたいのかっていうことを深堀していきます。
ペットブログって一言で言っても、その種類はまちまちです。
- 躾を紹介するのか
- 長生きするための世話
- 住環境
- ただ単に動物が好きなのか
こうした種類が考えられるわけで、グーグルは「リサーチ」によるアクセスなので、「相手が知りたいこと」を考えないことには、どんなブログ構成にするかは決まらないわけですね。
この「相手の知りたいこと」を考えたうえで、「自分が持っている知識」とを合わせていき、方向性が決まっていくわけです。
自分の知っていることとつなげていく
例えば、躾をすることに知識を持っていて、ペットを飼っている人が知りたいことは「躾だろう」と考えるんだったら、そのままストレートに「ペットの躾ブログ」ということになるので、ほぼほぼブログの構成と書くべき記事、ターゲットなんかは決まってきます。
また、ペットの住環境に精通した知識があり、「ペットにどんな部屋や遊び道具を用意したらいいか」という悩みがある思うんであれば、「ペットの飼育法ブログ」ということに方向性が決まると思います。
こんな感じで、相手の知りたいことと自分の知っていることを掛け合わせることで、ブログの方向性が決まっていくわけですね。
孫氏の兵法にもありますが、まさしく「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」ということと同じで、自分の深堀からスタートすることが大切だと思いますね。
んで。
この当たり前のことができていない人が、本当に多くてびっくりするんですよね。
そのままペットの日記みたいなブログを始めてしまって、ただ単にペットを上げ続ける。
また、ペットの犬種でブログを書くのであれば、まだSEO的に効果を期待できるわけですが、「太郎の今日のご飯」みたいな感じで、ペット名でタイトルをつけてしまったりする。
こうしたズレが引きおこってくるわけですが、それもすべて「自分が知りたいことと相手の知りたいこと」をきちんと考えていないから引きおこってくるんですよね。
ブログって基本的に、最初に構成や方向性を考えてしまえば、後は勝手に走り出していく(=記事を書いていくだけ)なんで、ここは一番考えなくちゃいけない部分だし、一番時間を取るべき部分なんですよね。
なんでもそうだが、基本が一番大切
正直これまで、あまりテクニック的な話はしていないし、細かいノウハウみたいなのも話していません。
むしろ知っている人にとっては「当たり前」のことしか話していない。
だけど、それはテクニックやノウハウなんかよりも、この「自分の知っていることと相手の知りたいこと」とを考えることが一番大切な部分だから、伝えてきたんですよね。
そして僕自身がもし仮に「ペットブログ」を作るとしても、まずは徹底的に基礎の部分からスタートするので、これまで書いてきたんですよね。
そしてもう一つ覚えておいてほしいのは、「知識」というのは、今持っているものがすべてじゃありません。
「これから知っていきたいこと」も同様に知識です。
だから、「今知識がない」としても全然大丈夫だっていうこと。
これから調べていって知識をつけていけば全く問題ないし、今「スペシャリスト」である必要はないってこと。
知らない人よりも「ちょっと先を行っている」っていうだけで十分なので、今知識がないっていうだけで落胆する必要はないことを覚えておいてほしいですね。
まとめ
ちょっと長くなってしまったので、最後にまとめておくと。
ブログは他のSNSとは違い、リコメンド式ではなくリサーチ式であるからこそ、悩み先行でアクセスが来る。
そのため、「自分が知っていること」を深堀したうえで、「相手が知りたいこと」を研究することが大切。
ペットブログといっても千差万別で、ペットの躾なのか、珍しいペットを飼えるかどうか、またそのエサはどうしたらいいのかというように、様々な種類が考えられる。
だからこそ、自分が知っている知識を深堀する必要があるし、その知識を相手が知りたい情報へと昇華させる必要がある。
なぜなら、ブログとはグーグル検索をはじめとしたリサーチ式であり、「相手の知りたいこと=検索キーワード」となるからである。
つまり、自分の知っている知識と相手が知りたい情報を掛け合わせることが大切で、この基礎の部分ができてしまえば、ブログの方向性は決まり「相手の悩み=攻略キーワード」として記事を書いていくだけなので、方向性がブログの8割型を占めるといっても過言ではないからである。
また「自分が知っている知識」は、今ある知識がすべてではなく、これから調べることや知りたいことも十分知識になりえるので、「私は人よりも詳しいことなんてない」と嘆く必要はない。
大切なのは意欲と「ユーザーよりも少しだけ詳しい」ということなので。
まとめるとこんな感じでsね。
ぜひ参考にどうぞ。