アフィリエイトの料率が数%と低い案件で月20万円稼ぐことは出来るのか。

今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「私は今アフィリエイトに取り組んでいるのですが、私が取り扱っている案件の料率が低く3~4%の料率しかありません。この状態では月20万円稼ぐと仮定したときに、およそ700万円分の金額を私のブログ経由で売れないといけないと思います。このようにアフィリエイトの料率が低い場合に月20万円稼ぐことは可能なのでしょうか」

ってな質問をもらったんですね。

なので今回はこうしたアフィリエイトの報酬割合が低い場合に対しての解説をしていきながら、質問に答えていこうと思います。

先に結論から言っておくと、料率が低い場合に大きな金額を稼ぐのはちょっと難しいと思います。

なので、料率を絶対に変えたくない場合は、単価の高い商品にする必要があると思いますし、そうじゃない場合はASPを変えるか、料率の高い案件を扱うかというように、料率が高い方にシフトしていくといいと思います。

アクセスから購入率の推移を見てみるとその難易度が分かる

では早速。

アフィリエイトの報酬率が低い場合について、どういう対応をしていくのがいいのか?っていうことを詳しく解説していくと。

まず見極めなければいけないのは、現状からです。

というのも、料率が低い場合は質問に合った通り「700万円近い大きな売り上げ」が必要になってくるため、実際問題それが可能なのか?ということを見ていかなくてはいけないからですね。

ジャンルや取扱商品というものが質問からではわからなかったので、こちらの想像で話を進めますが、仮に1万円の商品で3%の料率だとします。

そうすると、1万円の3%のアフィリエイト報酬なので、300円が成果報酬となります。

仮に20万円稼ぎたいとするのであれば、20万円÷300円なので、667個ほどの商品が売れなくちゃいけません。

売上にすると1万円×667個となるので、667万円分の売り上げがHさんのブログから生み出されていることになります。

もし仮にブログにアクセスしてきてくれた人の100%が購入してくれるのであれば、月に667人のアクセスっていうのは全然難しくないので、達成可能な目標だと思います。

ただ実際にはそんなことはなく、これは僕の体感ですが、アクセスしてきてくれた人が、目的を達成するコンバーション率は1%前後かなって思います。

そうすると、月に667人のアクセスがあったとして、実際に購入してくれる人は6~7人ぐらいが想定されます。

もちろんこれはサイトやブログの設計、コピーライティング力などなど、いろんな要素によって前後しますが、ある程度優秀な数値を取ってしてもこれぐらいの数値です。

とすると、7件しかアフィリエイトが成約しないことになるので、300円×7件で2100円の報酬にしかなりません。

逆に月に20万円稼ぎたいのであれば、この100倍のアクセスを集める、つまり「月66700」のユーザーを集めることができれば、達成可能だといえるわけです。

もちろんこれはあくまで理想値であり、何度も言うようにブランディングやライティングスキル、ブログの設計やキャッチコピーといういろいろな要素が必要になってくるので一概には言えませんが、一つの目安としての数値です。

このアクセス数とを見比べて「少ないか多いのか」ということを見ていかないといけないし、これぐらいの母数があって初めて見えてくる数字だったりするんですね。

これが現状を知るっていうことの重要性です。

料率が高い案件にすると難易度はぐっと下がる

現在Hさんがどれぐらいのアクセスがあり、どういったスキルを持っているのか?っていうことが分からないのですが、仮に初心者の方を想像して、アクセスも少なくスキルもこれから身に着けていくということを想定していった場合、先ほどの必須アクセス数などに驚いたかもしれません。

ただ先ほどの必須アクセス数というのは、あくまで「1件300円の報酬単価」であるということが前提です。

逆に単価が高いor料率が高ければ、その分必須アクセス数は下がりますし、今のアクセス数が必須アクセス数を超えているのであれば、月20万円という目標をはるかに上回る金額を稼ぐことができるわけです。

すでにご存じだと思いますが、数字を例にして解説した方が分かりやすいと思うので、改めてその重要性を説いていくと。

先ほど月20万円稼ぐ場合「300円×667件で200100円」という料率から導いた単価とほしい報酬額から、どれぐらい売り上げなければいけないのか、という数字を出しました。

そして、アクセスしてきてくれたすべての人が購入してくれるわけじゃないため、アクセスの母数はもっと多くなくちゃいけなく、購入してくれる割合は1%ほどなので「667×100で66700」ほどのアクセスが必須アクセス数であることを話しました。

じゃあ、もし仮に料率がもっと高く、単価が1万円だった場合どうなるか。

「300円×667件で200100円」

この数字を入れ替えてみると、300円のところが1万円となります。

この1万円を目標月収である20万円で割ると、20個ということになります。

要するに月に20個売れれば、目標月収に到達するということ。

「20万÷1万=20個」

こうなります。

じゃあ必須アクセス数はどう変化するのか?っていうことですが、20個の100倍が必須アクセス数と考えられるので、月に2000アクセスがあれば、達成可能という数値が見えてきます。

月66700アクセスと月2000アクセス。

どちらが容易か?っていうのは想像に難しくないと思います。

また、最初から月66700アクセス以上があり、ポテンシャル的に300円の単価であっても月20万円達成することができる場合、その報酬額を1万円にするだけで実は「1万×667=667万円」をアフィリエイトで稼げるポテンシャルのあるブログだということが一つ見えてくるわけです。

つまり何が言いたいのか?っていうと、これぐらい料率や単価というもので、難易度がぐっと下がるということが一番言いたかったことなんですね。

最後に

そして最後一番伝えたいのは、ここまでを見てきて「いやいや300円と1万円で同じ計算をして、1万円の報酬のやつが667個も売れるわけない」って感じた人もいると思います。

でもそうじゃないんですね。

先ほどを例に出したのは「1万円の商品の料率が3%だった場合」で計算しているので、アクセスしてきてくれたユーザーが支払うお金っていうのは「1万円」と変わらないわけです。

また一方で「1万のアフィリエイト報酬」の案件の中に、「10000円で買えるもの」というものも存在します。

10000円で買えるけど、何か月間は定期購読しなくちゃいけないっていう制限があったりしますが、案件によっては「ユーザーが支払う金額はめちゃくちゃ低いのに、単価や料率が高い」ということが全然あり得るんですね。

つまり何が言いたいのかっていうと、「お客さん目線に立った時に、支払う金額は変わらない」ということ。

料率が低いor単価が安いというのは、こちら側の都合でしかなく、購入する人にとって支払う金額がすべてなので、「1万円」を支払うことに変わりはないわけです。

ですから、先ほどから説明してきた「単価300円の例」と「単価1万円の例」とで、大きな差はないわけです。

なので、これを通して伝えたいのは「単価や料率が高いに越したことはない」ということで、なるべく別のASPや案件を活用するのがいいんじゃないかなって思います。

ぜひ参考にどうぞ。

最後まで読んでくれたあなたに。

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運営者プロフィール

名前:ちゃんこま

経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

会社に雇われなくとも,自由に生きて行ける」をモットーに、誰にも雇われない人生を送る。更に今後活躍が期待される注目株。

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