先日読者の方から「ネットで情報収集中で、ネットビジネスをする為に準備している最中です」
そんな連絡をもらいました。
結構多いと思います。
こういった「情報収集中」という状態の人。
でもボクが思うのは、情報収集する意味って対して無いんですよね。
ほとんど意味を成さないと思っています。
情報収集ってほとんど意味ない
そもそも、情報収集中ですって、いつになったら情報収集が終わるんでしょうか。
ネットビジネスもそうですけど、どの分野だって、情報は本当に多く転がっています。
それを全て網羅しないと進めないんだとしたら、膨大な時間が掛かってしょうがないと思います。
仮に、アフィリエイトを始めるという場合であれば、情報収集に励みだしたらそれこそ色んなサイトが出て来ます。
んで、日本のサイトを調べ尽くしたら、アフィリエイト発症の地であるアメリカにまで手が伸びるでしょう。
こういう人はおそらく「英語を理解しないと」と言って、アフィリエイトを勉強する為だったのにも関わらず、今やっていることは「英語を勉強すること」にフォーカスが当たってしまっている。
英語が出来るからと言って、ネットビジネス、ひいてはアフィリエイトなんかで稼げるようになる訳じゃないし、情報収集をめちゃくちゃしたからって稼げるようになることは無い。
だから情報収集ってほとんど意味を成さないと思うんですよね。
正しい情報の集め方とは
で。
ボクの思う情報収集の正解は、進みながらその都度調べて行く。
ということ。
結構います。
「情報を収集し終えて、全てが理解出来たら進みます」って言う人。
でも前出した通り、1つの分野、1つの業種の情報を全て網羅しようとすると、それこそ何十年かかるか分かりません。
その分野の歴史そのものを勉強しなければいけないですから、全ての情報収集を終わることには白髪まじりで、シワが増えている頃でしょう。
そうじゃなくて、きちんとした情報収集って、あくまで「取捨選択しながら見つけて行くもの」であって、情報を集めるだけではなく、情報を捨てるという感覚も大切です。
「ちゃんと勉強しよう」
「きちんとインプットしよう」
そう思うことは悪い事ではないですが、どこか勘違いしているのは「収集するというプラスの側面」しか働いていないということ。
大切なのは「捨てるというマイナスの側面」をきちんといれてあげないと、結局アフィリエイトをしたいのに、英語を学ぶって言ったズレが生じてしまうんですよね。
情報を捨てるって言うのは、ブックオフや本屋さんを例えに出すと分かりやすいと思います。
情報は集めるより、捨てる方が大切
ブックオフなどの古本屋や、本屋さんなんかでは膨大な量の書籍が並んでいます。
でも、その中には「ファッション雑誌」や「小説」「ノンフィクション物」など、いろんな書籍が置かれています。
ただその中で、自分が欲している情報というのは、「本屋の全て」ではありません。
例えばダイエットの方法を調べているのなら、その人に取って本屋において必要な情報は「ダイエット関連本」や「筋トレ」などの書籍です。
裏を返せば、小説物とか、ノンフィクション物などの本は必要ない訳です。
その必要の無い物に「見る時間を使わない」
これは当たり前の話ですが、「情報収集中で、終わり次第行動します」と言っている人の大半が情報をマイナス(捨てる)ということが出来ていません。
情報を捨てるという例
例えば、転売というネットビジネスにフォーカスを当てて。
転売と調べれば、転売の情報がまんべんなく出て来ます。
輸入転売の方法も出てくるし、輸出転売の方法も出て来ます。
でも、今自分が取り組んでいるのが、国内転売だった場合、その他の知識は役に立たないor後で必要になったときに取り入れれば良い話。
情報の優先順位が全く違う訳です。
本当に転売の初心者であれば、まずはどんなビジネスモデルなのか、全体像は必ず把握しておいた方が良い。
これが初心者の方に取っての情報の優先順位です。
その次に、全体像を把握出来たなら、次は販売するプラットフォームへの登録です。
ヤフオクでも良いし、Amazonでも良いし、メルカリでもなんでもいいでしょう。
その登録する方法を調べる。
そのときに必要な情報の優先順位は「どうやったら登録出来るか」というポイントですから、このポイントにフォーカスを合わせる。
そしたら、次に必要なのは「仕入れる」というフェーズです。
このときに優先すべき情報収集は、仕入れの方法。
その為に顧客の感情を考えたり、リサーチをしたり、需要と供給のバランスを考えたり、そのプラットフォーム内で使えるテクニックを磨いたり。
このようにして、情報収集をしていけば良いと思うんです。
本当に大切なのは、レベルによって必要とする情報は違うし、レベルが上がって行ったその時々で、必要な情報は変わってくるということ。
「困ったり悩んだりしたら、立ち止まって考えたらいい」ってことなんです。
ただ情報収集するばかりで行動出来ない人は、頭でっかちになってしまって「悩んでもいないのに、悩んでいるように錯覚してしまっている」
本当に悩むのは、壁にぶち当たってから、悩めば良い話なんです。
その為に「今自分に必要な情報とは?」と自らに問いかけて、そのときに必要な情報を追っかけて行ったらよくて、その他の情報は捨てるということが必要だと思うんです。
そして、今自分に必要な情報とは?というのを見つける為には「走りださなければ」「行動しなければ」見えて来ません。
だから、悩むより、情報収集するよりも、まずは走り出してしまった方が早いと思うし、冒頭で、情報収集の正解は「進みながらその都度調べて行く。」という風にお伝えしたんですね。
行動してから悩めば、情報収集の時間短縮になる
入念に調べたり、念入りに情報収集したりする人って、かなり想像力豊かなんでしょう。
だから、事前に不安な出来事や、悩みが出て来てしまって、それを解消する為に情報収集に励む。
それはそれで良いことだと思います。
でも、大抵の不安は起こること無く、自分の勘違いや思い込みで済んでしまうことが大半です。
となると、起こることの無い不安の為に、情報武装しているってことなんで「その時間もったいなくない?」って思うんですね。
問題が発生した。分からないことが起きた。壁が出来て進めない。
そんなときに、その都度情報収集していくのが、ネットで起業する人の特徴だと思います。
やっぱり、1にも2にも行動力だと思いますね。
悩んでるなら、行動した方が早い。
そう言うことだと思います。
終わりに
読者から頂いた質問、先日読者の方から「ネットで情報収集中で、ネットビジネスをする為に準備している最中です」というメッセージにアドバイスするのであれば
「情報収集することも大切ですが、それよりも大切なことがあると思います。
自分が持てる力が10である場合に、どこに力の分配をするのかが大切です。
情報収集するのにも、勉強するのにも等しく力を使います。この力とは時間だからです。
10ある力をどこに注力すれば、一番成果に繋がるか?を考えてみると、情報収集やインプット、勉強に割く時間は無駄だったことに気づくと思います。」
そんな風にアドバイスするでしょう。
時間は皆が同じ時間を持っている訳ですが、時間をどう使うのかがボクらに許された自由です。
ぜひ、情報収集は最低限にして、有意義なこと、成果に直結することに時間を割いてみてください。