ノウハウコレクターを脱出するために見直すべき2つのポイント

やっぱり日本人って勤勉だなぁと思います。

皆勉強は好きだし、自分のためや会社のために学ぶことを怠らない。

僕の友人なんかは、もう5年以上前になりますが、不動産の仕事をしながら、宅建の資格を取るために勉強していて、12時間労働+3〜4時間の資格勉強という強靭的な日常サイクルをこなし、宅建の資格を取得した友人もいますし。

やっぱり皆勤勉なんだと思います。

僕に至っては学生時代全く勉強をしてこなかったので、振り返ると、多分今が一番勉強している。

インプットの重要性

「勉強」となると、ほとんどの人が、「机に座ってノートを開く」って印象を持っていて、どこか窮屈なイメージを持っている人がいると思うけれど、僕の場合は、全くそうではなく。

机に座っている期間はそう長くはないし、ほとんどが実生活の中で学んでいます。

また、学生の頃のように、自分の興味のない分野は一切勉強せず、自分の好きな教科だけをひたすらに学んです。

心理学だったり、歴史の偉人だったり、マーケティングだったり。

少し分野は違うけれど、戦争の話だったり、都市伝説だったりもする。笑

だから、勉強か?って言われると全くそんな気はしないけれど、学生の頃よりもはるかに記憶に定着している実感があります。

学生の頃の内容は今となっては全くもって頭に残っていませんが、上記の内容は今でも瞬時に出てきますし。

以前ご紹介したと思いますが、「知識を学ぶことは人類にとって最大の幸福である」という言葉を残した人がいますが、身を以て「まさしく」だと感じますね。

そうなると、今になって「学生時代もっと勉強しておけばよかったかな」と多少なり思ったりもします。

(学生は目的が違うので、戻っても無駄だと思いますが)

そんな感じで、大人になった今の方がはるかに学生時代に比べ勉強している僕ですが、そうして勉強を重ねる中で、多くの人が「学んだことをなるべく忘れたくない」

そう思うんじゃないかなと思います。

ノウハウコレクターになってしまう人の特徴

「せっかく本を読んだのなら一度で覚えたい、忘れたくない」みたいに。

その際に僕が一番意識しているのは、「アウトプットの場を設ける」ということ。

これは以前少し触れましたね。

ただ以前のは、アウトプットの場を設けるということ以外にも触れたので、ちょっとネットビジネスに特化して伝えていこうと思います。

結構ノウハウコレクターだとかに多い印象なんですが、ネットビジネスを始める人の多くは「勉強することだけ」にフォーカスが当たっています。

まあ、最初はそれだけでも問題ありませんし、知識を身につけるのが一番大切なため、初心者ならそのフェーズでも問題ないかとは思います。

ただそれが深刻化していくと、ノウハウばかりを集めているコレクターへと変貌してしまう。

ノウハウコレクターとそうではない人の決定的な違いというのは、「アウトプット」の量に正比例すると感じています。

ノウハウコレクターというのは、「知っている」と「できる」このちょうど狭間にいる状態で、知識はあるけれど、行うことはできないことを意味する。

その上で。

知っているとできるとの垣根を超えるための吊り橋の意味を持っているのが「アウトプット」に該当するわけです。

ですから、ノウハウコレクターとの垣根はアウトプット量に正比例すると言えるわけです。

僕も過去を振り返ると一瞬だけそうなりかけたことがありますが、そのような状態になった時に「何も身についていない」という心理に不安な状態に至ります。

教材を読む。本を読む。

達成感だけ感じる

この達成感を感じて、満足感に浸るのがノウハウコレクターの心理状態。

この状態になった時僕は「達成感は感じるが、果たしてどれぐらいの結果がついてきたのか?」

そう考えた時に全く満足感を感じることはなかった。

「これじゃまずいな」

そう感じたため、知っているとできるとの垣根を超えるために、

アウトプット量を増やした、アウトプットする場を設けた、

という2つのポイントを設定しました。

コレクター脱出はアウトプット量に比例する

例えばの話。

コピーライティングを学んでいるのであれば、コピーライティングのテクニックを学べば、ある程度わかった気にはなれる。

ただ、ライティングのシーンは天文学的な数字分のシーンが存在し、1回学んだだけで、その時々によって使い分け、応用できるかといえば、そうじゃない。

1回学んだだけじゃほぼ不可能に近い。

だから大切なのは、実際にやりながら覚えるということ。

それならば、ライティングを学んだ後に、1つのテクニックを使うため、ブログを作り練習の場を設けてもいいだろうし、snsを解説してキャッチコピーの練習をしてもいい。

セールスの勉強をしているのなら、無料ブログや適当なドメインを引っ張ってきて、ひたすらアフィリエイトリンクを張り続けた練習用サイトを作ってもいいかもしれない。

要は、インプットのみで満足感を感じるのがノウハウコレクターであり、そうなりたくないのであれば、インプットとアウトプットのセットで考えて初めて「使える知識」に昇華し、結果によって満足感を感じることが重要だということ。

そのため僕は、何か学習する際、学ぶよりも先に「アウトプット場所」を確保するところから、いつも始めます。

アウトプットする場所を最初に作る

かなり昔までさかのぼってみると。

せどりを始めようと思った時も、具体的なノウハウを学ぶよりも一番最初に「アマゾンアカウント」から作り始めましたし、コピーライティングを学ぼうと思った時もノウハウを学ぶよりも最初に「ブログ」を作り始めましたし。

アマゾンアカウントを作ってしまえば、せどりの仕入れ方なんかを学ぶ際、即座にその仕入れ方を活用して、仕入れができれば、アカウントはあるので、即座に出品に移行することができるわけです。

「ブログ」も同じで、ブログというプラットフォームを持っていれば、コピーライティングで学んだことは即座にブログ記事としてアウトプットできる。

つまりは、学ぶ内容と結果とが一直線上に結ばれていて、結果が出ることに満足感を感じられるルートを作れている状態です。

僕もこれは実践して感じましたが、「インプット+アウトプット」こうすることによってはるかに記憶への定着はいいなと感じています。

ノウハウコレクターを脱出するためには

でもどっぷりハマったノウハウコレクターってなかなかそれができないんですよね。なぜかって、インプットだけが学習だと思っているノウハウコレクターの場合、アウトプットがプラスされるとなれば、単純に作業が2倍になるんで、「作業量が増える」って敬遠してしまう。

だから楽な方に楽な方に流されていって、「本を開くだけ」「教材を読むだけ」でやっぱり満足してしまう。

これがノウハウコレクターの図式です。

そうならないためには、パライダムシフトを起こすほかない。

そのパラダイムシフトとは、まさしくなんども伝えている通り、「インプット+アウトプット」

この2つが揃って初めて「結果につながる」

ということを「時間軸を通して理解する」

それがノウハウコレクターから脱するために大切なことなんだと思います。

よほど重度なノウハウコレクターなのであれば、もうインプットは十二分だと思うので、アウトプット1本に絞り込むぐらいでもいいと思いますしね。

そうすると、「学んだことが思い出せないから進められない」っていう人がいるんですけど、その言葉がノウハウコレクターそのものを体現しています。

ですから、こういった膿を一つ一つ排除していかないとなかなかノウハウコレクターは脱せないわけですが、思考のサイクルを変えてみるといいと思います。

僕が見てきたノウハウコレクターの思考パターンは、学ぶ→行動(しようとしているだけでやらない)このパターンです。

でもこのパターンを

行動→学ぶ

このパターンに変えるだけで、かなり変わると思います。

ノウハウコレクターの方は、全てを知らないと走り出さないという傾向がありますが、この行動から初めてみるとわかりますが、本当に重要な部分ってさほど多くはありませんし、全てを知らなくても走り出せます。

そして、本当に重要な部分っていうのは「行動してみてわからなくなった部分」こそ本当に自分にとっての重要な知識です。

ブログをやろうと思い、ドメインとサーバーを契約する。

それまではなんとかわかったがワードプレスの設定方法がわからない。

それを1つ1つ調べていきながら実践していく。

そうして乗り越えていくことが一番力になっていくわけで、自分にとって一番大切な知識だったというわけです。

それなのに多くのノウハウコレクターは「初心者にオススメのプラグイン」はどれか、みたいなことで立ち止まってる。

それは全ての知識が重要だと思っているからで、行動していないため、自分にとって何が大切で何が要らないかの取捨選択ができていないため。

その順序があべこべになっているところを強制してあげなくちゃいけない。

それがノウハウコレクターを脱する方法だと思います。

学ぶことに満足感を感じてはいけない

多くの人は「インプット」だけが学習だと感じてしまい、「インプット」だけの枠組みで学習時間を確保しようとしてしまう。

だから、インプットで2時間かかる学習だった場合、アウトプットまで含めると3〜4時間かかるため、「インプットだけ」で満足してしまうんだと思います。

僕もありました。

インプットだけが学習だと思っていた頃は、本を読み終えたあたりで、「終わった〜〜〜」と達成感を感じ、

その後アウトプットをしたのなら、会社でいう「残業」のような気がして、なんかもったいなく感じていた。

だから、あえてアウトプットを排除していたように感じます。

ただ何度も常々伝えている通り、学習とは「インプット」+「アウトプット」

この2つがセットになって初めて学習です。

これを料理で例えるとするのなら、食材の下処理だけして、調理はしない。

そんな感じです。

下処理をしただけでは食べることはできず、調理して初めて「料理」になる。

つまり、インプットとアウトプットをセットにして初めて「学習」という1つの目的を達成できるわけです。

ここまでを学習だと再定義すると、学習に対する概念だったり時間の確保の仕方だったり、はたまた学習に対する結果がまるっきり変わってきます。

この業界ではノウハウコレクターがかなり多いという風に揶揄されていますが、まず「先にアウトプット場所を作ってしまう」それが本当に大切なんだと思います。

終わりに

 

そのビジネスモデルの知識やスキルを学習する際に「このノウハウを生かすためのアウトプットの場所はどうすれば作れるだろうか」

そういう風に考えることがノウハウコレクターを脱する、もしくはノウハウコレクターにならないためには重要になってくることなんだと思います。

「インプット+アウトプット」

この2つが1つになって、初めて完成です。

それぞれは別物ではなく、1つのものことです。

そう考えると、それぞれ別の単語で意味していることが悪いことのようにも思うので、「インアウトプット」

こんな感じで1つの単語にして覚えた方がいい気もしますね。

それでは。

最後まで読んでくれたあなたに。

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名前:ちゃんこま

経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

会社に雇われなくとも,自由に生きて行ける」をモットーに、誰にも雇われない人生を送る。更に今後活躍が期待される注目株。

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