最近せどりをしていて、店舗等を回っている他のせどらーを見かけないと思って居る方もいるかと思います。せどりは風化してしまったのか。せどらーは消滅しているのか。まさかの飽和?なんて考えてしまっている方もいるかと思います。
今せどりをしている人は、全然問題ないかと思いますが、これからせどりを始めようと思っていた方は心配ですよね。今回はせどりを見かけない理由と、消滅してしまったのか、について考察したいと思います。
最近のせどりの現状
以前であれば、せどりで仕入れるときには、ブックオフ。という固定概念が合ったかと思います。せどりをしている人を見かけない、と思っている方は、このブックオフで見かけない為に、消滅してしまったのか。と疑問に思っている方もいるんじゃないでしょうか。この見かけなくなった理由として、考えられるのが、現在のせどりは多様化しているため、見かけなくなって消滅したと勘違いしてしまう現象を疑ってしまうのかと。
販売出来る商品の種類が増えた
以前であれば、アマゾンで販売出来るジャンルというのが、本一択でした。本しかマーケットプレイスで販売することが出来ないので、本を売っている店舗ということで、ブックオフが大手の仕入れ場所と言う事になったんですね。
しかし現在では、アマゾンで販売出来る商品といえば、様々あり、CDやDVDはもちろん、家電や家具、時計やカメラ、ビデオデッキ、など多種多様に販売することが出来る様になりました。すると本を仕入れる必要は無くなり、本の仕入れ先として使っていたブックオフに行く必要が無くなったということが考えられると思います。
また、ブックオフでも、ビーム等のツールを使うことを禁止したり、注意したり対応をしているので、せどりをする人は多少なりとも肩身の狭さを感じたのかもしれません。現に私も何百回とブックオフには行っていますが、2回だけは注意されたこともありますし。
もちろんせどりをする目的で仕入れることに、何の問題もありませんし、違法行為でも何でもないので、大丈夫なのですが、肩身が狭いのなら、本に限らず、他の所で仕入れるよという形で別の店舗に流れたという背景があるということですね。
別の店舗と言う事で、最近の仕入れ場所として、上げられるのが、ドン・キホーテやヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店です。こちらで仕入れる人が増えたため、ブックオフでせどらーを見かけなくなったんですね。もちろん現在でもブックオフで仕入れることは、出来ますし、何の問題も無いと思いますが。
ツールの発達
もう一つ考えられるのが、ビーム等のツールを使うと言う事ですね。以前本せどりが全盛の頃は、まだまだスマホが普及しておらず、ガラケーで頑張って、商品の規格番号を手打ちで入力していました。スマホでも携帯を取り出して、バーコードを入力したり。これらの行為は端から見たら、せどりをしているという風に分かりますよね。
ちゃんこまは、せどりをしていると様々な理由から、推測されたくないので、ツールを見えない様に手に持ち、ピンポイントにリサーチしています。利益の差額もツールで音声読み上げしてくれるので、極力スマホを見ること無く仕入れすることが出来ます。通常の買い物客として、他の人には見えますし、せどりをしていると悟られる確立はグンと下がります。
つまりツールの発達によって、端からは分からない様に、せどりが出来る様になったため、ブクオフなどの店舗でもせどらーを見かけなくなったという理由もあるでしょう。
電脳せどりが発達した
もうひとつの理由として考えられるのは、電脳せどりです。こちらはネットで仕入れて、ネットで販売することを電脳せどりという風に言いますが、パソコン一つあれば完結するので、完全在宅で完了するのが良い所です。店舗で仕入れていると、閉店時間や、移動時間がかかりますが、電脳せどりでは、閉店時間を気にする必要は無く、自分の好きな時間で取り組むことが出来ます。
家で出来る電脳せどりが流行っているので、外に出る店舗せどりを見かける機会が少なくなったと言えるでしょう。で、店舗せどりと電脳せどりを両方経験している私としては、電脳せどりの作業量を味わってしまっては店舗せどりに戻れないほど楽です。
電脳せどりでは色々なツールが発達していて、自分がリサーチをする必要が無いツールさえ有ります。こちらを使えば、自分が仕入れに行くこと無く、リサーチすること無く、利益の有る商品を探してくれます。当然、その落差を味わってしまったら、店舗に仕入れに行くことが億劫に感じるのは当然のことと思います。
販売出来る商品の種類が増えたため、ブックオフ以外の店舗で仕入れることが出来る様になった。ツールが発達したため、あからさまにせどりと分かる人を見かけなくなった。電脳せどりで完全在宅で出来る手法が確立したので、店舗で見かけない。という理由から、消滅したと勘違いしている人もいるかと思いますが、全然せどりをやっている人はまだまだいると言う事ですね。
せどらーは消滅せず、稼ぎ続けている
店頭からせどらーが姿を消した。と言ってもせどらーが全体から消えたというわけではありません。
ボクはこの業界にすでに3年ぐらいいることになりますが、初心者の状態から、「稼いだ」というブレイクスルーを果たした人を何人も何人も見てきています。
そのブレイクスルーを果たした人は、8割ぐらいの割合で、「せどり、転売」といったジャンルからブレイクスルーを果たした人たちです。
ツールの発達。ジャンルの拡大。電脳せどり手法の確立。
これらの要因から、せどりで稼ぐ人が昔よりも、どんどん大きくなっていると肌で感じます。
そうすると、せどらーが消滅してしまったのではなく、姿形を変えて、どこかで密かに稼いでいる。っていうのが正しい見方なんだと思います。
「【結論】副業で一番即金性が高い副業ってコレなんだと結論が出た」
この記事でも書いていますが、転売やせどりといった、物販ビジネスが、有形商品が故に一番即金性が高いわけです。
となると、稼ぎやすさは、一番と言っても過言じゃないですね。
せどらーは表に出てこない
また、せどりをする人は、2種類存在します。
それが、せどりだけをして、情報を発信していない人と、せどりをしながら情報を発信する人。
この2種類です。
ほとんどん人が、せどりで稼げるようになれば、メインでそれだけを取り組んでいればよくって、収入の柱を作ろうと思わなければ、情報発信しない人も多いです。
だからこそ、ネットでもせどりで稼いでいる人はあまり見かけず、一見すると「消滅した」と思ってしまうこともしばしば。
でも、別にせどりで稼げているのであれば、無理して情報を発信する必要はないので、表に出てくる必要はないんですね。裏でひっそりと稼いでいればそれで十分なのです。
もちろん、表に出てきて情報を発信するという、いちプレイヤーから指導者に転校して、収入源を増やすせどらーもいますし、指導者という立場が稼げるようになったら、費用対効果が情報発信の方が高いので、そちらをメインに据える人もいます。
でも、すべての足がけは「せどり」であった、指導者が大半です。
せどり→情報発信→アフィリエイト→インフォプレナー
このように、すべてのきっかけはせどりである人が、インフォプレナーでも多くを占めています。
だから、せどりが消滅したっていうことではなく、「発信しない人が多い」ジャンルも、せどらーには多い。ということなんですよね。
今後のせどりの展望
では、今後せどりを取り組んで行く上で、どのようにして取り組んで行けば良いか気になりますよね。以前であれば、「本」という風にある程度決まっていましたし、悩むことも無かったと思いますが、今はせどりと一言で言っても多種多様です。
ちゃんこまが思う、これからのせどりの展望は、それぞれのジャンルで発達していくという風に思いますね。例えば、イオンやSEIYUなどのショッピングセンターでもせどり出来ますし、ヤマダ電機やヨドバシカメラなどでも仕入れすることが出来ます。もはや、仕入れ場所や店舗はここという概念はなくなり、お店が有れば、何かしら仕入れが出来るという流れだと思います。
つまり商品のジャンルそれぞれで、発達していくと言う事ですね。固定の仕入れ先を独自で開発する人も出てくるでしょうし、専門の卸業者と提携する人も出てくると思います。逆に言えば、どんなジャンルでも稼げるし、これからもせどりは発展して行くと言う事が言えることと思います。
初心者の方が大事なのは、迷わずに続けられるジャンルを見つけると言う事が一番大事だと思います。何も知識が無い段階では、何が良いか分からず、迷ってしまうことと思います。そこで迷ってしまっていては、何も進まないし、何も得ることは無いと思います。現に私がせどりで結果を出すきっかけになったのは、「自分はこれだ」という風に決めて、吹っ切れたことにありました。
電脳せどりもやっていてめちゃくちゃ便利に感じますし、初心者には、こちらが合うと思いますが、逆を言えば家電量販店でもせどりは出来ます。大事なのは、迷わないと言う事に尽きると思います。決めたらそれに突き進んで行きましょう。せどりはこれからも続きますから。
まとめ
せどりを見かけない。消滅してしまったと勘違いする理由としては
- 売る商品の細分化から店舗の多様化が進んだため
- ツールが発達し、あからさませどりという人が分からなくなった
- 電脳せどりが確立し、在宅で出来る手法が出来た
という理由が挙げられると思います。せどらーが消滅したということではなく、単にブックオフでは見ない、又は見れない様になったというだけで、稼いでいる人は、今でも多く居ますし、ネットビジネスの中では初心者が一番結果を残しやすいジャンルなのは間違いありませんね。
また初心者の方が結果を出す上で一番大切なのは、迷わないこと。ころころと迷っていては、いつまでも結果は出ませんし、積み上げて来た物が無駄になってしまいます。どんなジャンルでも稼ぐことは可能なので、自分に合ったジャンルを選択することが一番大切かと思います。