せどりに取り組んでいるときって、色々なレポートとかノウハウとかを調べますよね。そんなときに、よくわかんない単語とか、用語が出てくると思います。私が初心者の頃って意味が分からず、苦労して調べた物です。
そこで、一目でせどりの用語集が分かる様に解説致しますので、何か分からない用語や単語が出て来た場合、一度見返してみて下さい。
合わせて読みたい記事:せどり初心者の方へ。3分で分かるせどり入門。
せどり用語集
せどりには様々な用語が出て来ます。一見すると意味の分からないものから、大体予想出来る物まで有りますよね。こちらのせどり用語集を記載して行きたいと思いますね。
せどり
せどりとは、背取りから来ている単語になります。以前は本せどりから派生した物ですが、こちらを仕入れるときに、背表紙のバーコードやISBN番号を見て仕入れていたことから、背取りという風に言われたという風に言われていますね。ちゃんこまは本はやらずに、CDやDVDを主に仕入れているのですが、今では販売出来る商品の種類も増加し、時計やカメラなどの生活家電までもアマゾンで売ることができるので、その種類も多様化しています。特に背表紙を見ることがない家電せどりも、総称してせどりという風に用語として使われています。
せどらー
こちらはせどりをする人を、せどらーという風に呼びます。あなたが仮にせどりに取りくんでいるということであれば、既にせどらーと言う事ですね。安室奈美恵のことを好きな人を、アムラーと読んでいたのと、同じ現象かと思いますね。せどりから派生した用語と言う事ですね。
電脳せどり
電脳せどりとは、ネットで仕入れせどりをする事を、電脳せどりといいます。電脳とはいわゆるネットの事ですね。
最近では、将棋でAIと試合する際に、電王戦と言ったりしますが、それと電脳せどりとは同じ感覚ですね。
普通のお店で仕入れる事を、せどり。
ネットで仕入れる事を、電脳せどり。
こういった違いがあるという訳です。
プロパー
これはちゃんこまが取りくんで居るときに、一番謎な用語でした。なんじゃそりゃ?みたいな。プロパーとはブックオフの棚の種類を指す用語になります。ブックオフには、値段が均一に統一された、商品棚と、それ以上がまとめて売られている棚とが有ります。本であれば、100円棚やCDであれば、100円、280円、500円と、値段ごとに区切られている棚ですね。それ以上の値段で売られている棚がプロパー棚という風に言われています。また、こちらの棚の方が、仕入れる際には、利益の有る商品が色々見つかり、尚かつ利益率も高いので、リサーチするならオススメの棚ですね。
500円棚
上記で説明した通り、プロパー棚が値段の制限がない、商品棚と言う事に対して、500円棚は、500円と金額が統一された棚になります。金額が統一されているからといって、仕入れが出来ない様な、ガラクタが販売されているかというとそうでもありません。ちゃんこまの経験から、プロパー棚である程度の期間売れなかった場合、この500円棚に値下げして移動するので、お宝の商品が眠っている可能性は十分に有ります。ちなみにこの棚で仕入れた商品で売れたCDでは、500円→3900円や500円→5980円などで売れた商品を見つけることも出来るので、オススメの一つですね。また仕入れる際には、均一の値段なので、利益率の計算も簡単なのもメリットの一つです。ブックオフ用語の一つですね。
280円棚
こちらもブックオフ用語になります。
ブックオフのCDの棚ではプロパー棚、500円棚、そして280円棚という棚があります。500円と同じくこちらも金額は280円で統一されていますね。上記の棚と同じで、こちらの棚でも仕入れることは可能です。280円→2980円などの商品はザラに転がっている棚の一つです。ただ注意が必要な点とすれば、商品数が多いので、しっかりと目利きをしないと、疲れてしまうことと、500円棚と280円棚は、背表紙から判断出来ないと仕入れることが難しいと言う点ですね。
100円棚
こちらもブックオフの棚の種類で、ブックオフの用語になります。100円で売られている商品は多く有り、CDはもちろん本なども100円で売られているますね。100円棚というぐらいなので、金額は統一です。個人的な感想としては、プロパー、500円、280円、100円、という順番で、仕入れる難易度が高くなって行くと思います。というのは、値段が安い分商品数が多いので、安い商品がより多く混じっていることになりますよね。そんなCDや本等を選別して、仕入れなければいけないので、難易度としては上がって行くかなという印象です。
単C
こちらブックオフで使うせどりの用語ですね。単Cとは、今でいう税込み108円の商品のことを指します。以前本せどりが主流のときは、ブックオフもせどりやネットでの相場を計算していなかったので、この100円の商品でも全然お宝があったとのことで、仕入れで最も使われていた商品値です。ただいまでは、この単Cのみを仕入れることは厳しいと実際に経験して感じるので、プロパーや500円棚などと併用して、リサーチすることが大切だと思います。
利益率
利益率とは、せどりだけに言えることではないですが、自分の収入を計算するときに用いる用語ですね。というのはアマゾンで販売して行くせどりですが、売れた場合、各カテゴリーずつに手数料が掛かって来ます。例えば2000円で仕入れて、3500円で売れたとして、利益が1500円ではないんですね。手数料を引いた利益を計算すると、この場合782円になります。そして利益率は22%ですね。単純に足し引きして出せない為、利益率という計算が必要になると言う事ですね。
利益額
利益額とはせどりの用語では無いですがよく使います。上記の例で、2000円で仕入れて、3500円で売れたとしたときの利益率は22%とお伝えしましたが、利益額では782円ですね。これが利益の額です。一個の商品でいくらの利益が出たのかを計算する為の単語が利益額という風に使われています。ちなみにちゃんこまが出した利益額で、美味しかったのは、一つ10000円以上の利益額が出た商品ですね。しかもCDでです。当然この利益額が大きければ、収入が多くなって行くということで間違い有りません。
FBA
せどりを調べていると結構目にする用語がFBAですね。
FBAとはフルフィルメントBYアマゾンの略です。これはアマゾンが出品を代行しますよという意味です。通常ですと、売れた場合自分で発送する必要が有ります。これをアマゾンのFBAを利用していると、アマゾンに在庫を事前に発送しておけば、アマゾンが発送してくれるというサービスです。もちろん在庫保管量や、発送手数料など余分にお金が掛かって来ますが、自分で発送するより売れやすいという性質が有ります。
ちゃんこまも、全然自己発送で売れなかった商品が、FBAを利用した途端売れて行った経験が有ります。値段が高い商品ほど、売れやすいかなと言った感想ですね。
自己発送
FBAがアマゾンで販売することを意味していると先ほどお伝えしましたが、商品を自分で発送する手段も当然あります。これが自己発送という用語です。これは商品を出品する際に、選ぶことが出来ます。アマゾンに送るのがめんどくさいや、手数料をとられるのがいやという方はこちらを利用するという感じですかね。やはり両方体験した結果、うれやすさはFBAの方が強いという間隔ですが、自己発送で売れないと言う事ではないので、状況に応じて、使い分けています。
規格番号
規格番号とは、その商品を特定するための番号の用語の事です。せどりで出品したことがある人なら分かると思いますが、タイトルや曲名をアマゾンに入力すると、いろんな商品な似た様な商品が、数多く販売されています。そんな時に、「これだ」という風に特定するときに、その商品の規格番号を入力することで、間違いなく特定して、出品することが出来ます。この規格番号には、JANコードや本で言うISBNという種類があり、これら全て、その商品を特定する為に使う番号のことと覚えておいて間違いありません。
JANコード
JANコードとは、規格番号と似ている存在ですが、バーコードの部分に書いてある13桁の数字の事をJANコードといいます。
なぜ、13桁の数字が必要かと言うと、せどりをする際に、仕入れ値と売値の差額を調べなければ行けません。1つの商品を売る場所(アマゾンやヤフオク)と仕入れ先とで、身らくべる訳ですが、その1つの商品を特定する為に、13桁の数字が必要になるという事なんですね。
モノレート
先ほど規格番号やJANコードという用語の中で解説していましたが、売る場所に対して、相場を調べ、その粗利を取るのがせどりという物です。
となると、相場を調べる必要が出て来ます。その相場を調べるサイトの事を「モノレート」というサイトを駆使して、相場を調べます。つまり、モノレートとは、サイトの名前ということですね。
モノレートでは、アマゾンの購買履歴を確認する事が出来る上、ランキングや販売価格、出品者数など、色んな情報がまとめられているので、このモノレートを使って、せどりをして行くということになります。
薄利多売
薄利多売とは、せどりだけに言う事ではなく、物販業界の中で言われるもので、その用語をせどりでも応用して使う事がある用語が、この薄利多売です。
「薄利多売って何?薄利多売の意味と抜け出す2つの方法を伝授!」こちらに薄利多売の意味を詳しく解説しているので、見てもらった方が理解が深まると思いますが、要するに「少ない利益で多く売る」という販売戦略の事を、薄利多売といいます。
反対に、利益を重視して、個数はあまり売らず、1個の利益を大きく取る。という販売戦略もあります。
ビームせどり
せどり界では、ビームという用語を使う事がありますが、このビームというのは、せどりを円滑に進める為に、スキャナーと呼ばれるツールを使い、せどりを行なう行為の事をビームせどりと言ったりします。
基本的にせどりは、手打ち検索orカメラスキャンで、リサーチをする訳ですが、基本的に手作業なので時間がかかってしまいます。
しかし、ビームを使うことで、1品1品リサーチする必要はないので、かなり時間短縮になるんですね。ですので、せどらーの中ではビームを使う人が多いということなんです。
「バーコードリーダーを使ったリアルな感想とは?10倍効率的に仕入れをする方法を公開!」こちらにビームを使った感想を詳しく書いているので、ぜひ参考にどうぞ。
インストアコード
インストアコードもせどり用語で出てくる事がありますが、インストアコードとは、そのお店特有のバーコードの事を指します。
お店によっては、商品のバーコード(JANコード)を隠すように、お店専用のバーコードを上付けしているお店があります。(ブックオフやゲオなど)
その専用のバーコードが貼付けられていると、バーコードをスキャンする事が出来ません。
ですので、上付けされている商品をリサーチしたい場合は、インストアコードを読み込む為の、ツールが必要になるわけです。
もちろん、全てにインストアコードが付けられている訳じゃなく、比較的高い値段で売られているもの(お店的に大切な商品)に付けられている事が多いです。
せどりすと、せどろいど
先ほどインストアコードの話が出ましたが、せどりすとやせどろいどというのは、無料でインストールできるアプリの事で、せどりをする際に便利になるアプリになります。
せどりすと=iPhone用
せどろいど=Android用
こういった違いですが、基本的に同じです。
そして、せどりすとには、有料版のバージョンがあるのですが、有料版のバージョンでは、先ほど用語で上がったインストアコードを読み込む事が出来る機能があります。
もちろん無料であっても、かなり優秀なアプリになるので、問題なく使えますが、更に上級者に向けて、様々な機能が備わったバージョンがある。ということをここでは覚えておけば十分です。
参考:「せどりすと|初心者が一発で分かるせどりすとの使い方。」
まとめ
せどりの用語集の中で、良く聞かれるものや、利用頻度の高い物を記載して、実体験を含め解説させて頂きました。やはりブックオフのせどりから流派していったので、ブックオフで使われている単語や用語が多いなという印象です。
私も最初の頃は、なんのこっちゃ?と意味が分からず必至に探していましたが、一回覚えてしまえば、後はなんてことないので、ここでしっかりとせどり用語覚えておきましょう。
またせどりでよく使う用語を覚えてしまうと、せどりのノウハウや、レポート、教材を読んだ際にもすぐに吸収出来るのも、メリットの一つですね。せどりで稼ぐ為に色々とネットで調べたり、有料の教材を買っている、という方も居ると思いますが、用語を知っていると、すーっと知識を吸収出来ますよね。
するとせどりを始める際のスタート地点がすでに初心者ではないので、すぐにせどりを始める事が出来ますし、既に用語を覚えているので、教材で言っている内容もすぐに覚えられるので、行動に移せます。つまり用語を知っている分だけ稼ぎやすいと言う事ですね。
今では当たり前の様に出てくるせどり用語ですが、ここに記載している用語を覚えてしまえば、後はほとんど理解出来る無い様になっているので、是非覚えちゃいましょう。