せどりで価格競争に巻き込まれたときの対処法4選!

 

今回はせどりに置ける価格競争に関してお伝えしたいと思います。常々私は、せどりと言えどれっきとしたビジネスとして取り組み、戦略を立て、考える事とお伝えしています。ビジネスである以上、ライバルが存在します。飽和という言葉で逃げるのではなく、別の思考を持って、ライバルと戦っていかなければいけません。

 

そもそもライバルとは、居て当たり前の存在というマインドセットが無ければ意味がありません。例えば、会社勤めだったとしても、上司や同僚などは全て、自分を向上してくれるライバルと取れます。またあなたの勤めている会社のライバル企業や職種全て、資本主義である以上、ライバルがいて当然なのです。

 

大事なのは、そこからどうやって自分という存在を認識してもらい、勝ち進んで行くのか。ということです。厳しい言い方ですが、ライバルとか競争が嫌なら、社会主義国にいくしかないですし、この日本で住んでいる以上避けられません。ここまで言う、ブログやメルマガはないので、厳しい事を言いましたが、それが事実ですし本音です。

 

けれど、ライオンやクジラと戦う訳ではないですし、大きな企業を相手にしている訳でもありません。相手にしているのは、ほとんどが個人です。頭を使えば、簡単に勝てる相手ですし、主婦だろうと副業だろうと、全く問題ありません。

 

それを踏まえて、せどりで価格競争に巻き込まれた際の差別化の方法、ライバルから勝ち抜く戦略をお伝え出来ればと思います。

 

せどりに置ける価格競争

 

せどりに置ける価格競争とは、簡単に言うと、値下げ合戦です。例えば、最安値が1000円だとしたときにあなたが990円に値下げしたとします。すると他の出品者が980円に値下げし、その繰り返しで、その商品の相場がどんどん値下がりして行く事を指します。

 

アマゾンでは、最安値が一番始めに表示されるため、一番目立つポジションに来る事が出来ます。それだけで簡単に購入者の目に留まるので、買いやすくなる、売れやすくなる為に値下げする傾向にあるんですね。

 

相手が値下げして来たときには

 

冒頭にお伝えしたライバルとは、この値下げしている相手、つまり同じ商品を出品している出品者という事になります。このライバルが値下げして来たときには、あなたの持っている商品に差別化出来るポイントが無ければ、勝つ事は出来ません。

 

価格での差別化という点では、ライバルの方が優勢になるので、商品状態や商品情報などで、差別化するしか無いのです。この差別化という点がライバルに勝つ為には必ず必要になります。

 

購入者心理では、最安値しか買わないという人もいますが、逆もしかりで、少し高くても特典の付いている商品を望んでいたり、商品状態がいい方を少し高くても買う人はいます。その人たちに差別化しているということを分かってもらう必要があります。

 

しかし、アマゾンの性質上、値段という部分はやはり強力な武器ですし、一番簡単に売る方法です。ただ価格を下げれば、相手も売りたいと思うばかりに値下げ競争に発展してしまうので、根本的な解決策になりません。やはり値段以外での差別化をしない限り、価格競争は避けられません。次からは価格以外の差別化ポイントをご紹介します。

 

差別化出来る要素

 

  • 特典等の付属品

この特典等の付属品はかなり強力です。特典がほしくて、その商品が欲しいと思う人も多くいますし、1000円で商品のみと1100円で特典付きであれば、過半数が特典付き商品を買うでしょう。あなたの仕入れた商品が特典がついていたり、何かプラスで付属出来る物があるなら、必ず説明欄に明記しましょう。それだけで差別化する事が出来ます。

またそんなに付属品なんて無いし、それがあればもっと値段を高くつけられると思っている人もいますが、何もポスターとかカードとか大きな物でなくても大丈夫です。CDを取り扱っているのなら帯だけでもれっきとした付属品ですし、差別化するには十分です。

 

 

 

  • 説明欄

この説明欄でも差別化する事が出来ます。アマゾンの出品者でまだまだ説明欄を十分に記載していない人が多くいます。例えば説明欄が「中古品です」の一言の出品者と、「盤面は非常にキレイで、歌詞カードには書き込みはありません。注文完了後迅速に発送、対応致します。」と書いている出品者では安心度が違います。

 

ネットで物を買うという状況はいくらアマゾンだったとしても、やはり大丈夫かなと疑い心配してしまうのが購入者の心理です。その心配をなるべく無くしてくれる出品者であれば、たとえ1000円と1100円でも安心を買います。でなければ、保険というサービスや職業は無くなってしまいますよね。

 

 

 

 

  • 評価数

この評価数も差別化する上で大事になります。そもそも何故ブランドという言葉が存在するのかというと、信頼という部分が大きなポイントです。このブランドのバッグなら、性能はいいし長持ちするという風に思えたり、このお店なら何か不具合があったとしても対応してくれるだろうと思えますよね。

 

お店や商品のブランドとはその信頼性にお金を払っているのと同じなのです。これはせどりに置いても同じで、評価数1の出品者と評価数100の出品者なら、評価数100の出品者から買いたいでしょうし、その値段が少し高くても安心出来る方を買います。

 

一つ一つしっかりと商品を売って行かないと付かない評価数ですが、それぐらい大事なので、商品一つ一つをしっかりと対応する事で、今後の価格競争に大きく関わってきますのでしっかりやるに超した事は無いですね。

 

 

 

 

  • アマゾンポイント付与

これは値下げ競争と同じ分類と勘違いされるかもしれませんが、別の部分でアプローチする方法として有効です。家電量販店などでは、クレジットカードと現金ではポイントの付与率がかなり違ってきますよね。

 

例えば、他の出品者の1000円の商品があるとしたときに、1000円の商品以外何もあげないという方と、もう一方は1200円だけど、10%アマゾンポイントを付与しますとなったときに、後者の方がお得に感じます。というのは、アマゾンで買っている人は圧倒的にアマゾンで買い物をする人が多いからです。

 

決まった所を心地いいと感じる人間の心理で、一つのサイト利用している人は、他のサイトをほとんど利用しません。そのサイトで使えるポイントがもらえるなら、多少高い値段でもポイントが付く方がいいなと感じるのです。

 

しかし蓋をあけてみれば、1000円の商品と、1200円-10%(120円)では、80円分、ポイント付与した方が値段は高くなっています。またポイントを付与していると、出品ページ「アマゾンポイント付いてますよ」と大きく書かれるので、目立つ事も出来る為、差別化するには有効です。

 

まとめ

 

 

せどりの価格競争に巻き込まれない為には、価格以外の部分で差別化する必要がある。

 

差別化出来る事柄

  • 特典等の付属品
  • 説明欄
  • 評価数
  • アマゾンポイント

の4つ。

 

これらを工夫する事で、今在庫として抱えている商品をより売れやすくする事が出来ますし、値下げする以外の対処法なので、値下げ競争に巻き込まれなくて済みます。しかしこれらは、根本的な解決策には残念ながらなりません。

 

多少の値段の相違を埋める為の行為に過ぎないのです。根本的な解決策としては、仕入れる商品の基準を変える必要があります。例えば、出品者100人の商品があったとしたときに、これらの差別化は微々たる物にしか過ぎません。しかし出品者が1人とかの商品出れば、そもそも価格は自分が好きに決めていい物ですし、値下げ競争という事もあり得ません。

 

こういった商品の差別化という事をしないと、ライバルとの価格競争に神経をすり減らす事になるので、根本的に商品を仕入れる基準を変え、ライバルのいない商品を売る事が一番の解決策でしょう。

 

 

 

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