せどりと転売って何が違うの?って素朴な疑問を抱いている方も要るんじゃないかなと思います。なんかネットで出来る副業で、せどりって言うのも見た事あるし、転売も稼げるって聞いた事ある。でもどっちが初心者が始めた場合、稼ぎやすいんだろう。って思っている方も多いと思います。
そこで、今回は初心者の方でも、パソコンに詳しく無くても、この記事を見るだけで、せどりと転売の違いが一目で分かり、尚かつ副業で始めるにはどちらがいいんだろう。という疑問に答えて行きたいと思います。
せどりと転売の違いとは
おそらくこの記事を見て頂いている方は、転売って言うのは聞いた事あるけれど、せどりって言うのは、あんまり耳なじみが無い言葉かと思います。今のネットビジネス業界で、転売とせどりって言うのは、ほとんど同義語と思ってもらって問題ないかと思います。
ただ少し違うのが、ネットビジネスに関わっている人たちからすると、転売=ヤフオクやメルカリなどのフリマで販売する事を転売って言っている人が多い印象ですね。後は、海外から商品を輸入して販売するのも、輸入転売って言われるネットで始められる副業のジャンルですね。
参考記事:「稼げない。副業したい個人には輸入転売をおすすめしない2つの理由」
じゃあせどりは転売と違って、どこで販売するのか。って言うと、アマゾンで販売する事が、転売業の中の、せどりっていう意味合いで捉えている人が多い印象ですね。転売=ヤフオクなど、せどり=アマゾンなど、と言われ、販売する経路が違うので名前が違って来ている。と言う感じの認識で十分です。要は転売という大きな枠組みの中に、せどりという転売の名前がある。と言う事も同じ意味です。
参考記事:「Amazonマーケットプレイス登録方法」
参考記事:「ヤフオク登録方法」
売る場所で名前が違う理由
せどりと転売で、売る場所が違うだけで、なんで名前が違うの?と言う事ですが、ヤフオクで転売しようとしたときに、ヤフオクの相場を調べるサイトでオークファンと言うサイトが有ります。そのオークファンを見て、例えばAという商品がヤフオクで10000円で売れているとして、同じAと言う商品がお店や他のネットショップで5000円で売れているとします。
参考記事:「オークファン会員になる必要はあるのか?」
すると、5000円で仕入れて、10000円で売る事が出来るので、細かい手数料を差し引いて考えると、5000円の利益が出ますよね。今あなたがイメージしている、まさしく転売と言う事ですね。
一方同じ転売なんだけど、せどりと言う名前になった由来が、アマゾンで販売する事がせどりです。で、アマゾン内の相場を調べるのがモノレートと言うサイトになります。ヤフオクはオークファン。アマゾンはモノレート。と言う違いですね。この相場を調べるサイトに呼び名が違う理由があるんですね。
参考記事:「モノレートの活用法」
で、ここが一番の肝なんですが、オークファンは個人が自由に出品する事が出来るので、Aという商品を特定する方法が、タイトルの商品名でしか特定出来ないんですね。CDで言うなら、サザンオールスターズの「TSUNAMI」見たいな。これがヤフオク転売の調べ方です。
一方せどりは、モノレートと言うサイトを使うんですが、こちらも「TSUNAMI」というタイトルで検索する事が出来ます。ただ、基本的に「TSUNAMI」を調べる際に使うのが、規格番号と言うものです。
規格番号と言うのは、CDの裏面にあるバーコードリーダーの下の13桁の数字になります。Aと言う商品を特定する為に、この規格番号をモノレートに打ち込むと、Aと言う商品を特定して、Aの相場が分かる様になるサイトがモノレートというものなんですね。
(こちらの4988031151020が規格番号ですね)
せどりは転売と違って、裏面のバーコードを見て、商品を特定するので、より細かく調べる事が出来ると言う事ですね。せどりと言う名前の由来は、裏面のバーコードを見て相場を調べる。と言う事から背取りと言う名前から来ているんですね。
商品の特定方法が違うため、転売とヤフオクと、やっている事は同じ何だけど名前が違うんですね。
参考記事:「転売屋は、なぜアマゾンサイトを利用する事が多いのか?他のサイトと比べ、どこが優れているのか?」
せどりの歴史
またもう少し、せどりの歴史をひも解いていてくと、「転売」という名称と「せどり」という名称とで、分かれている理由が見えて来ます。
今でこそ、転売とせどりは同義語ですが、少し前は違っていました。
昔はアマゾン上で販売出来る物が「本」しかありませんでした。
しかし、転売はヤフオクというプラットフォームを利用するため、「なんでも売れる」ものだったんです。
転売は売る物の範囲が多い。
せどりは本しか売れない。
そんな風に、転売出来る幅が「せどり」と「転売」の違いでもありました。
しかし、時が経つ毎に、アマゾンであってもいろいろなジャンルでも販売出来るようになになってきます。
CDやDVD、ゲーム品。家電や家具。
こういった様にアマゾンで本以外の商品を売れるようになって行ったので、せどりと転売とが、全く変わらない意味を持って行った。って言う流れなんですよね。
ですから、今となってはせどりと転売とで、意味はほとんど変わらない。って言う事なんです。
参考記事:「せどりで一番儲かるジャンルって何?せどり最強のジャンルはこれだ!」
転売とせどりってどっちが稼げるの?
転売とせどりの違いは大体分かった。じゃあ転売とせどりどっちが稼げるの?と疑問に思っている方も多いと思います。
これはどちらかと言えばせどりかな。と言う結論です。上記でお伝えしましたが、せどりも転売の中の一種なので、ほとんどやっている事は変わりません。名前と販売する場所が異なっているのが転売とせどりの違いなので。
参考記事:「アマゾン?ヤフオク?転売ではどこで売るのが一番稼げるのか?経験者が徹底検証した答えとは!?」
ただ、初心者の方はびっくりするかもしれませんが、ヤフオクとアマゾン、双方ネットで買える場所と言うのは変わらないのに、相場が違うんですね。例えばヤフオクでAと言う商品が5000円で売っているのに、アマゾンでは5500円で売っている。と言う事が、めちゃくちゃ有ります。穴場な商品を見つければ、ヤフオクでは2000円だけれど、アマゾンでは6000円と言う商品さえ有ります。
基本的にはアマゾンの方が相場が高い。ここが転売出来るチャンスでもあります。なんでアマゾンの方が相場が高いの?って思うかもしれませんが、理由は色々有りますね。一つ考えられるのがヤフオクのオークションというシステムの問題。
オークション形式で出品出来るのがヤフオクなので、1円とかから出品出来るんですね。だからこそ、ヤフオクで買いたい人は、出来るだけ安く買いたい人が集まる場所。という事が言えます。
一方せどりのアマゾンでは、オークション形式ではないので、確実に買いたい人が集まる場所。という事なので、安く無くても絶対に欲しがっているお客さんが集まるんです。
じゃあ、アマゾンよりヤフオクの方が安いんだったら、みんなヤフオクで買うでしょ。って思いますよね。ここが転売業が成り立つ大きな理由なんですが、人間は慣れた場所を好む習性があります。つまりヤフオクで買う事に慣れている人は、ヤフオクしか使わない。と言う事なんです。逆もしかりで、アマゾンに慣れている人は、アマゾンでしか買わない人がほとんどです。
これは「せどりとは」の記事でも、紹介していますが、せどりや転売で稼げる理由の大きなポイントです。
であるなら、相場の高いアマゾンで売った方が稼げるので、転売とせどりでは、せどりの方が稼げるという結論なんですね。もちろんせどりも転売の中の一つなので、そんなに稼げる金額に大きな違いは無いですが、転売とせどり、どちらかと言えば、せどり。って事です。
初心者が取り組みやすいのは転売とせどりどっち?
転売とせどりとでは、せどりで使うアマゾンの方が相場が高いので、稼げる。と言うのは分かったけれど、初心者がやりやすいのはどっち?って気になっている人も居ると思います。僕自身ヤフオクもアマゾンも、転売もせどりもどちらも取り組んでいました。
個人的には、ヤフオクの方が時間がかかると言う結論です。というのは、ヤフオクは出品するときに、色々手作業が必要なんですね。例えば、説明文を自分で考えて、作ったり、写真を撮って、加工して、よりキレイに見せたりと、出品する為に色々な作業が必要なのが、転売なんですね。
それに比べせどりは、アマゾン内に既に出品ページがあるので、写真を撮る必要は無いです。ヤフオクと同様に、説明文を書けばすぐにアマゾンに出品出来るのがせどりなので、出品する手作業はせどりの方が楽だから、取り組みやすいのもせどりかなって感じです。
ま、ここは個人差があって、ヤフオクが好きな人も居ますし、アマゾンが好きな人もいますので、どちらも使ってみて、使いやすい方を選んで、せどりか転売どちらに取り組むのか決めてみたらいいと思います。転売で使うヤフオクの方が、手数料は安いっていうメリットもありますし。
手数料が気になる方は「【比較】アマゾンの手数料とヤフオクの手数料を違いを徹底解説!」に詳しく書いているので、チェックしてみてください。
転売とせどり両方やってもいいんだよ
ほとんど意味が変わらないせどりと転売。
そして、多少なり売れる金額がヤフオクやアマゾンで変わってくる物の、きちんと「価値ある物を見つける」ことが出来れば、どちらでも稼ぐ事が出来ます。
なので、「ボクはせどりをやる」とアマゾン一択にする必要もないかと思います。
別にアマゾンを利用したからと言って、ヤフオクを利用する事が出来ない事もないですし、ヤフオクを利用するからと言って、アマゾンを利用する事が出来ない訳ではありません。
また転売とせどりとで、意味がほとんど同じなので、行なう作業も全く変わらないので、2つの販路が出来るという理由から、アマゾンとヤフオクを併用しても全く問題ありません。
なので、せどりと転売の両方やったって良いと思います。
この2つの違いは、商品を特定する方法が違うから。という理由でしたが、売る場所が大切なのではなく、「本当にネットで売れる」価値ある商品を見つける事がほんとうに大切で、実際に本当に価値ある物であれば、ヤフオクアマゾン共に売れて行ってくれます。
ですので、「どこで売ろうか?」と悩むのではなく、本当に価値ある物を見つける為に、時間を使った方が、転売でもせどりでも稼げるようになるでしょうね。
ちなみにこのページで、転売で稼ぐ術の全てをまとめているので、ご参考にどうぞ。
まとめ
- 転売とせどりの違いは、売る場所の違い
- 転売とせどりの名前の違いの由来は、商品の特定する方法が違うから
- 転売とせどりで稼げるのは、全体的に相場の高いせどり
- 転売とせどりで初心者の方が取り組みやすいのは、簡単なアマゾン
なんだ。転売とせどりってこんな簡単なんだ。って事が分かってもらえたかと思います。ま、転売とせどりはほとんど変わらない。と言う事の認識で十分です。大事なのは、ヤフオクとアマゾンでは相場が全然違ったりするので、同じネット上でも、価格差の違う商品が有るってこと。
で、その価格差の違いから、せどりや転売と言うビジネスモデルが生まれて、粗利が取れるって言う事。今の時代個人でも、ネットを使えば自分で売り買い出来るので、パソコン1台で出来るのがせどりや転売です。
本業で稼ぎが少ない。小遣いが欲しい。副業で稼ぎたい。そう思っている人は多いと思います。ネットで稼ぐ事が本当に簡単になった時代なので、初心者が一番結果の出やすい転売やせどりから始める事がいいと思います。きちんとした努力をすれば、1ヶ月で5万円稼ぐ事も難しく無いですから。
どうやって仕入れるの?仕入れる為にどうしたらいいの?と言うせどりに関しても、僕のメルマガでかなり詳しく解説しているので、興味の有る方は覗いてみて下さい。