せどりで仕入れをいっぱいしていると、結構在庫が豊富になってきますよね。FBAであれば、アマゾンの倉庫に送ってしまえば、それでおしまいなのですが、自己発送であれば、自宅に保管しておかないと行けません。
ただそのまんま保管していてはダメ!と言う事をご存知ですか?そんなせどりの在庫管理の意味と、注意するべき点、在庫管理のポイントに関してお伝えして行きます。
商品を劣化させない
まずせどりの在庫を管理するときのポイントは、当たり前ですが、商品を劣化させないと言う事です。これは本せどりをなどをやっていれば、そんなに劣化することはないのかもしれませんが、メディア系せどりであれば、敏感に察知するポイントの一つになって来ます。
というのはディスク系が多いので、少し劣化してしまうと、もう映像が見れなくなったり、音が聞こえなくなったりと、商品価値自体が0になってしまうからですね。これが本であれば、多少劣化しても本の内容は見ることが出来るので、商品価値が下がることはあっても、0になることは無いですよね。
メディア系を扱っているのであれば、その辺は本よりもずっと重要になってくると言う事ですね。これが一つ目のせどりの在庫管理をする上で注意しなければいけないポイントです。
見つけやすい配置
これはせどりでの在庫数が増えてくると起こってくる問題です。というのは、注文確定メールがアマゾンから来てから、商品を梱包して発送するのが、自己発送ですが、在庫数が増えると、当然見つけるのに時間が掛かって来ます。
仮に10個しか出品していないのであれば、そんなに見つけるのが難しくは無いかもしれませんが、在庫数が500個とかになってくると、それは見つけるだけで、かなりの労力になってしまいます。そこでせどりの在庫管理で大切なのが、見つけやすい様に在庫を配置しておくと言う事ですね。
ちゃんこまがやっている方法としては、メディアごとに分けると言う事は自然とやってます。DVDならDVDでまとめておいて、CDならCDでまとめておくことですね。すると、売れた商品を確認するだけで大体の場所は分かるので、在庫から特定の商品を探す時間を短縮することが出来ます。
後は、商品状態によって分けるというのも見つける時間を短縮する方法です。というのは、せどりをやっている方は分かると思いますが、注文確定メールが届いたときに、タイトルと一緒に商品説明分も分かる様になっています。そこに商品のコンディションの状態も一緒に書いているんですね。
非常に良い、良い、可、新品。これらで分けておけば、印刷して商品に同封する用紙を見るだけで、大体の場所が分かるのでかなり便利ですね。結構在庫から見つけるのに時間掛かってるよー。っていう方は、是非取り入れてみて下さい。結構時間短縮になりますよ!
棚には縦に並べる
せどりの在庫管理で大事なのは、必ず商品は縦に配置することです。その理由の一つ目は、CDやDVD、本などは、全て背表紙にタイトルが乗っているので、横置きしていたりすると、タイトルから在庫を見分けづらいです。すると売れた商品を見つけるのにも時間が掛かってしまいますし、めんどくさいですよね。
これを縦にすることで、注文確定のタイトルだけ分かれば、在庫の中の商品と注文確定のタイトルとを照らし合わせれば、すぐに見つかるので、便利ってことです。ただ、棚に縦置きするのが在庫管理ためだけにやるのか。というとそうではありません。
これは仕入れにも役立って来ます。というのは、縦において、その棚を見るだけで、仕入れた商品の背表紙なりタイトルは在庫として家に置いてあれば、当然覚えますよね。また、仕入れて在庫としておいてあるのなら、店舗やネットとの価格差があり、利益が取れる商品。そんな商品を再度仕入れにお店に行ったときに、簡単に背表紙から仕入れることが出来るんです。
この様に、お店と同じ様に家の在庫商品も並べておくと、次に仕入れ行くときが、かなり楽になるんです。何もせずとも目利きが養われて、店舗に仕入れに行ったときは、あっ!これ前に仕入れたCDだっ!って覚えることができ、余計なリサーチさえする必要が無くなります。これが在庫は必ず棚の縦置きする理由です。
仕入れ順を統一しておく
これはほとんどの方がやっていないのですが、仕入れ順にしておくことがせどりの在庫数管理で大事なことだと思います。上記でお伝えした、商品状態を劣化させないであったり、見つけやすい様にしておく、というのは、全て売れたとき、売れる為にすることですよね。
しかしこの仕入れ順にしておくというのは、売れないときにするための在庫管理法です。例えば左から仕入れた順に棚に並べておく。という規則があったとしますよね。すると、売れた場合は問題ないですが、売れなかった商品や、在庫として残っている商品は、右にずーっと在庫として余っている状態になります。
すると、売れていない商品や長期間在庫として残っている物は、一目で分かる様になりますよね。売れていない商品が分かれば、なんで売れなかったのか。その商品の悪かった所。モノレートの変動。売れ残り商品の共通点を見つけることが出来ます。
売れるため、発送しやすくするため。それだけにせどりでの在庫管理が大事になってくるのではないんですね。売れなかった商品の原因を突き止め、これからの改善策につなげるというのも在庫管理をする上で大切な役割になります。
袋から出さない
最後にちゃんこまがやっているせどりの在庫管理の方法が、袋から絶対に出さないと言う事です。お店や店舗で商品を購入すると、その店舗のOPPフィルムに梱包された状態で購入することがほとんどだと思います。
そこからせどりですので、アマゾンに出品して行くんですが、商品説明をしっかりと書いていく為に一度その袋やOPPフィルムからCDなりDVDを取り出しますよね。で、ディスクの盤面やケースの傷などの状態を確認して出品します。
その後に、そのお店の袋に必ず戻します。棚に置くことを考えると、結構このフィルムや袋って言うのはかさばる原因になって、すぐに外してしまう方も多いと思うんですが、在庫管理をしていると、結構な頻度で商品を擦って移動させてしまうことがあります。
すると、最初に商品説明を書いた状態よりも、劣化してしまって、いい状態で商品を届けることが出来なくなってしまいますよね。購入者には記載した内容と違いが無い様に、商品を届けたいので、購入まではなるべく、フィルムや袋から出さずに、そのままの状態をキープする様に心がけています。当然送るときは新しいOPPフィルムに入れ替えますが。
まとめ
せどりの在庫管理で行なっている事柄
- 在庫を劣化させない
- 在庫を見つけやすくする
- 棚には縦に並べる
- 仕入れ順を統一しておく
- 袋から出さない
という5つですね。一見せどりの在庫管理って、商品を劣化させないことだけだったり、見つけやすくする為だけの様に感じますが、在庫の管理の方法で、仕入れに関して役に立ったり、在庫として残りやすい商品を見つけられたりと、繋がってくるんですね。
仮に商品をただ単に置いて在庫を管理しているというだけでは、少しもったいないかもしれません。少しの工夫だけで出来ますし、もちろんお金が掛かる訳ではなく、仕入れがよりスムーズに出来たり、売り上げに関わって来たりするので、在庫管理だと侮らずに、やってみると良いと思いますよ。