ネットビジネスで独立したい。
会社に依存する事無く、自由なライフスタイルを確立したい。
毎日決まった時間に電車に乗り、同じ所に通勤するのは嫌だ。
「お小遣いを稼ぎたい」というレベルであれば、そこまで意識する必要はなくって、配布しているマニュアルや教材通りに勧めれば問題ありません。
しかし、独立するクラスになると、一つ意識しなければ行けない物があります。
それが「基準値」です。
これは島田紳介が言っていた事ですが、彼はお笑い芸人の他に、プロデュース業、飲食店業、商品開発など色々な事業を展開して来ました。
その時の恩恵から、芸能界を引退した今でも、遊んで暮らせるお金と自分が居なくてもお金が入ってくるシステムを保有しています。
世間一般では、落ちぶれたとか、敗者と言う見方があるみたいですが、全然そんな事はありません。
むしろ芸能界に費やしていた時間を余暇に十分に使えているので、充実感や金銭面では勝者の部類です。
そんな彼が言っていたのは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「僕は努力なんてした事無い」
凄い努力家ですね。
なんて言われるけど、特段凄い事をして来た訳じゃない
僕は掛布さんと友達なんだけど、彼も同じ事を言っていた。
毎日素振りしていて偉いですね。
なんて掛布さんに声をかける人がいるみたいなんだけど、野球選手の僕からしたら、素振りするのが当たり前だし、他のプロ野球選手も同様に素振りはしている。
だから僕は努力なんてしていないんだ。
その掛布さんの考え方と僕の考え方は全く同じ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんな風に島田紳介は言っていました。
これはひとえに基準値の違いです。
プロ野球選手に取って素振りをすることは当たり前の事であって、特段に凄い事じゃない。
一見すると、努力家の様に感じるけど、プロ野球選手としてそれが普通なこと。
基準値とは何が普通なのか。と言う事です。
ネットビジネスでの独立も全く同じです。
稼げている人に取っては、毎日作業する事が当たり前かもしれない。
毎日インプットする事が当たり前なのかもしれない。
けれど稼げていない人は、1日1時間やっただけで、凄く努力した気になっているかもしれない。
成功している人からすれば、もっと出来るはずだよね。
と言うレベルだけれど、稼げていない人は稼げている人の基準値を知らないからこそ、どのくらいやれば良いのかの基準が分からない。
せどりで言うなら、稼げていない人に取って100リサーチする事が精一杯やっていると言う基準なのかも知れません。
しかし稼いでいる人の基準と言うのは1000リサーチする事かもしれません。
1000リサーチするのが稼ぐ為には当たり前だよね。
そう基準値を持っている人からすればこのリサーチ数は、至極当たり前の事になります。
最初に言った通り、お小遣い稼ぎレベルであれば、そこまで意識する必要は無く、マニュアルに沿って取り組めば何も問題ありません。
しかし本気で稼ぎたい。
お小遣いレベルではなく独立してネットビジネス一本で稼げる様になりたい。
と言う方は、一番に見直さなければ行けない部分です。
この基準値が間違った基準だった場合、いくらインプットしたとしても毎日必至にリサーチしていたとしても間違いなく成功出来ませんし、独立なんて出来ません。
仮に稼げていない場合、どれぐらい本気なのか。
本当に稼ぎたいのか。
どれだけ独立して会社から脱却したいのか。
この気持ちの部分が自分の基準値を見直す動機になります。
独立したい。
会社に依存したくない。
そう思う人が、自分が本気で稼いで行くには基準値が大切と言ったのはこれが理由です。
一方、基準値が一回でも上がってしまえば、高い基準値が普通になります。
高い基準値で行動しているので、自ずと成功は近づきます。
努力とも思わないほどの当たり前の行動をしているから。
そしてそれを苦でも何でもなく当たり前の事だから。
それこそ、島田紳介が言っていた様に、「努力しなくても成功した状態」ですね。
勘違いしてほしく無いのは、巷にはびこる1クリックで稼げるとかあなたは何もしなくても月100万円とか、そんな詐欺まがいのクズ同様な人たちを推奨している訳ではないです。
高い基準値で行動しているからこそ自分で成功を掴める様になった。
詐欺まがいな物にありがちな他力本願とは全くプロセスが違いますね。
成功哲学書みたいな本には「成功者のなるべく近くにいろ」なんて言われます。
成功している人の近くに居る事で、成功している人の基準値を盗めるから。
成功している基準値を学べるからこそ、近くに居る事が成功する一番の近道。なんて言われるんですね。
正しい基準値でない限り、絶対と言っていいほど成功する事は出来ないのはこれが理由です。
また仲のいい友人を5人思い浮かべて、その5人の平均収入があなたの将来の年収だ。
なんて成功書には書かれていたりします。
これも自分自身の周りを取り巻く環境がどの基準値なのか。
その基準値が年収を決めるという心理的実験の一種です。
自分1人で基準値を高めるのは非常に難しいし、成功している人から盗むか、誰かに指導してもらう事が一番手っ取り早く、それこそ人生の一大事クラスの出来事が無いと出来ないですが、見直す事は出来ると思います。
「ネットビジネスに本気だ」
「本気で独立したい」
そんな方は是非、自分の基準値はどれぐらいなのか、見直してみて下さい。