現在せどりに関するいろんなツールを使ってきましたが、ツールには２種類あると思っています。逆を言えば２種類だけかなと。それが電脳せどりのツールと店舗せどりに置けるツール。この２種類です。そこで以前こんな質問を頂きました。
「もし一つだけ買うなら、電脳せどりツールと店舗せどりツール」どっちを買いますか？という質問だったのですが、電脳せどりツールと店舗せどりツールの両方を使って来た感想と、今から始めるならば、電脳用、店舗用、どちらのツールを買うべきなのかを体験談を交えて考察したいと思います。
店舗せどりツール
これまでいろんな店舗用のせどりのツールが出ています。読み込む為のバーコードリーダーや検索する様のアプリなどのツール。店舗独自のバーコードを読み込む機能がついたツールもありますし、店舗せどりを使って行く上で、どれを導入するべきか、悩んでしまうことと思います。
ちゃんこまが店舗せどりで使うツールは、せどりすとプロとMS910の２つです。店舗用において、せどりすとプロが検索するためのツール。MS910は読み込む為のツールですね。月額課金のツールが多い中、初心者でなかなか利益が伸びないときから、投資するのが怖かったため、店舗用については、買い取り型のせどりすとプロにしました。またMS910はバーコードリーダーの中で一番安かったし、使ってみて遜色はないので、問題ないことから金額面で選びました。
おそらく店舗せどりをする上で、最低価格の値段で収まるツールかと思います。これらを使った感想として、まずせどりすとプロですが、店舗独自のバーコードを検索してくれる機能というのがついています。最近では、店舗で商品のバーコードを隠すように上からバーコードを張る店舗も増えていますよね。そんな店舗コードを検索してくれる機能です。
バーコードが隠されていると、他のせどらーがリサーチしないため、プレミア商品が眠っていたり、利益額が大きい商品があったりと、美味しい仕入れが出来るのが店舗独自のバーコードを読み込む強みですね。しかし、せどりすとプロでは、ブックオフ、TSUTAYA、ゲオを対応しているという風に書いているのですが、ゲオは微妙です。ゲオはあんまり検索出来ない商品が多いです。
それ以外のブックオフやTSUTAYAなどは問題なく検索出来ますので、この価格にしては満足していますね。それともう一つちゃんこま的に欲しかった店舗用の機能が音声読み上げ機能です。バーコードリーダーを導入するなら、スマホを確認せず、他人からせどらーだと悟られない様にしたかったので、利益のある商品のみ音声読み上げしてくれる機能は大変助かりました。この２つが、せどりすとプロのいい点ですね。
もう一方のMS910ですが、バーコードリーダーの役割とは、検索数の増加です。その他にも色々良かった点は合ったのですが、一番大きな違いは、やはり検索数です。他の記事にも書いたのですが、店舗のせどりの仕方は、今までは無料ツールのせどりすとを使い、カメラ機能でリサーチしていました。
これでは１時間リサーチしても頑張って２００弱。それがバーコードリーダーでは、１０００〜２０００は１時間でリサーチ出来るので、検索量がおよそ１０倍ぐらいに増えました。同じ時間でこれだけリサーチする量が増えるのであれば、当然、仕入れる商品数も変わって来ますし、収入も変わって来ます。
店舗独自のバーコードを検索出来る、せどりすとプロ。そして検索量を大幅に増加してくれるMS910。この２つが店舗せどりで使っているツールですね。店舗でせどりをして行く上では、無くてはならないツールだし、店舗せどりでの作業効率が格段に上がったと言えると思います。
電脳せどりツール
もう一方の電脳せどりのツールですが、ここでもちゃんこまの貧乏性を発揮しました。というのは、私が使っている電脳せどりツールというのは、もちろん買い取り型だからですね。だってね。アマゾンの大型出品にしていると月額５０００円弱掛かってくるじゃないですか。で、電脳せどりのツールがまたそのぐらい掛かって来て月１万円固定費で掛かるのは結構な痛手です。
だから電脳せどりでも月額料金が発生する物は絶対に嫌なんです。そこで使っている電脳せどりのツールがサヤ取りせどらーなんですが、こちらはもちろん買い取り型です。１回買えば、それで終わりで、それ以降ツールをいくら使おうが、お金は掛かりません。
この電脳せどりで使っているツールのサヤ取りせどらーですが、ツールの本質は、MS910と同じで、検索してくれると言う点になると思っています。だから、電脳せどりツールを使ったら１００％稼げると言う訳ではなくて、自動でリサーチしてくれるのがツールなわけで、そこから利益のある商品を自分が仕入れることで、始めて利益が発生する物。ということを理解しておいた方が良いと思いますね。
ここを理解しないで、電脳せどりのツールを買っても意味ないと思いますし、そんなことを言う人はちょっと信用出来ないので、注意してねという注意提起として。
ただ、その問題の検索量ですが、サヤ取りせどらーを使っていて分かるのですが、ツールを何個も起動させておくことが出来ます。電脳せどりのネックとなる部分では、検索する時間が長いと言う事が上げられますが、夜、寝る前に私は、５個くらいツールを起動させて、寝ます。
そしたら、起きたときに、１つのツールで１００００点以上自動で検索してくれています。それが５つなので、５００００点以上ですね。また電脳ツールのサヤ取りせどらーの一番のメリットが、他のオンラインショップで在庫がある商品しか検索しないので、利益差額のある商品を見つけても、在庫が無かったと言う事が無いんですね。
その５００００点の中から、抽出して、利益の大きい商品だけをピックアップして、朝仕入れます。仕入れに使うのが１時間ぐらいかな？在庫はある商品しかないので。これが電脳せどりの１日のスケジュールですね。もちろん５００００点の全てが利益のある商品ではないですよ？
しかし、５００００点も合ったら、利益差額の無い商品を見つける方が大変だし、店舗でリサーチするなら、何十時間とかかる商品数を１日で勝手にやってくれるのが、この電脳せどりのツールです。この自動という部分が、電脳せどりツールを使ってみて一番良いと感じた部分だと思いますね。店舗では、閉店時間や仕入れ時間を計算しないと行けないのですが、オンラインショップ、電脳せどりでは、閉店時間とかないですから。
店舗せどりツールと電脳せどりツール、どちらがいいのか？
仮に店舗せどりに使うツールと、電脳せどりに使うツール。どちらか一つしか買えないとして、どちらがいいのか。ということですが、店舗せどりでは２つのツールを買いました。そして電脳せどりでは、１つ。電脳と店舗で値段としてはほとんど変わらないと思います。
どちらがいいのかというのは一概には言えませんが、言えることは状況によって変わってくるのかなと。というのは、そもそも店舗が近くに無いという方が店舗せどりのツールを買っても意味ないし、仕入れられませんよね。逆に電脳せどりでは商品到着まで少し時間がかかるので、店舗の方がスピード感はある。人それぞれで、状況が変わってくると思います。電脳、店舗双方に良さはあると思うので。
ただ、お前の状況ならどっちなんだよ。という荒い質問だとしたら、私は迷わず電脳せどりツールですね。というのは、店舗せどりツールでは、絶対的に仕入れに使う時間が必要です。いくら早く検索してくれるバーコードリーダーやビームせどりを多用していたとしても、店舗に行く時間や、移動時間が必須です。しかも丸１日検索出来て、１時間２０００個だったとしても、１６０００個。電脳せどりツールの３分の１なんですね。
経験則から店舗の方が、１００円→５５５０円などの格安で仕入れられる超プレミア品が多い気がしますが、それを捨てたとしても十分に稼げるのは電脳せどりツールだと思うからです。また自動で勝手に検索してくれるのは、本当に大きい存在です。１回電脳のツールを買うだけで、もう一人の自分を作り出した様な物ですから。２つのうち一つしか買えないのなら、店舗を捨て、電脳せどりツールを買うというのが、ちゃんこまがする決断かと思います。
まとめ
店舗せどりツール
- せどりすとプロ
- MS910
電脳せどりツール
- サヤ取りせどらー最終バージョン
まず忘れないでほしいのが、電脳、店舗限らず、ツール＝検索数を補うもの。ツールを買えば絶対稼げると言う人は、私は信じません。ツールが検索してくれた商品を買うのは自分で、買って売れたときに利益が始めて発生するので。
店舗のビームせどりに使ったツールと、電脳せどりに使ったツールとではほとんど同じ値段なので、どちらか一つしか買えないとしたら、自動で尚かつ５万もの検索を勝手にやってくれる電脳せどりツール一択。確かに、利益が増額したときのきっかけは、このツールを導入したと言う事がまぎれも無くありました。
これから電脳、店舗問わず、ツールを導入して、利益を増額させようと考えている人は、何が良いか悩んでいると思いますし、ちゃんこまもかなり悩みました。そんな方の役に立てばと思います。もちろん店舗せどりやビームせどりの良い部分もありますので、あくまで自分の状況に応じて、考える必要はあるのかなと思いますね。そんなあなたの状況に合う物が見つかれば幸いです。
