せどりなどの副業から得られたスキルはかけがえの無い物だった。

せどりなどの副業をやって来て、なんにもビジネスを知らなかったずぶの素人が、得られたスキルという物が色々あります。これは何も副業だけに通用するスキルという物ではなく、他の実生活や本業等に生きてくると、そう感じています。では何のスキルを得て、何のスキルが他の仕事に生きてくるのか、実生活に生きてくるのか、収入面でのメリットを自分が体験して来た経験からお伝え出来ればと思いますね。

具体的なノウハウや、スパム的な１日で１００万円とかの内容ではなく、かなり現実的な物で、リアルな物ですが、本当の実生活に役に立つスキルを身につけた、勉強出来たと感じているので、是非見て頂けたらと思います。

資金管理

副業の中でも、ちゃんこまはせどりという転売業から始めました。そこから月に２０万円の収入を得るまでに至ったのですが、そこで培ったスキルの一つ目が資金管理という面ですね。主婦の方が家計簿をつけるというのも一つ資金管理かもしれませんが、その類いではないと思っています。

安く仕入れて、高く売るというシンプルなビジネスモデルということが転売の本質なので、いくらで仕入れれば利益として、献上できるのか。そしていくらぐらいで売れる見込みがあるのか。利益率はいくらなのか。そういったことを計算して行く。それを今ある資金のなかで、どのように構築して行くのか。これらをまとめて、考えなくては行けません。

また、仮に月１０万円稼ぎたいとしたときに、利益率何％なら、商品単価がいくらの物を売り、それを月に何個売らないと行けない。そういった売り上げ予想をたて、そこから逆算して商品を仕入れて行きます。これら全て資金管理の類いです。

普通の仕事をしていたり、組織の中に居たりしたら、絶対に気付かないスキルです。会社勤めであれば、何日にいくらとか決まった金額が入ってくるので、その中から生活すればいいだけで、会社の月商や利益率、粗利などを計算することは無いでしょう。月商と月収の差すらつかなかったビジネス素人のちゃんこまですら、こういったスキルを身につけました。

これがどうの様に仕事や本業に生きてくるのか。と言う事ですが、仮に人を雇う立場になったとして、会社全体の数字を理解して、行動している人間と、何も理解せず、指示を待っている人間とではどちらの方が雇いたいか。ということだと思います。会社とは、利益を追求する物であって、全ては数字です。それを個人レベルでありながらも、しっかりと理解している人財は、社会全体の１０％にも満たないはずです。

そんな会社や法人に取って、必ず必要な数字に関して強くなれたというのがせどりという副業を通して身につけたスキルかなと思いますね。まぁそのまんま会社勤めを一生して行くという人には、役に立つスキルかは分かりませんが、将来事業を興したい、会社を持ちたいという方には、必ず必須のスキルだと思います。

時間を売ること以外での報酬を得る

あと、資金管理に少し近いんですが、かなり得られたものとして大きかったのは、時間を売ること以外で収益を上げられたというのは、すごく大きなパラダイムシフトだったと思います。

というのも、サラリーマンだけをやっていたら、時間を売る以外のマネタイズなんて知らないままでした。

このサラリーマンルールに乗っ取ってお金を稼ぎたいと考えるのであれば、一生時間を売り続けなければいけなくなり、働き続けることを意味しているわけで。

時間は有限であるが故に、必ずアッパーが来ます。

それは、いわゆるラットレースから、抜け出せずにいたとおもいます。

ただ、資金管理のように、働けばお金が稼げるわけじゃなく、きちんと対価を与えることで報酬が得られる体験は、時間を売ること以外でのはじめてのマネタイズであり、この報酬形態にはアッパーがありませんし、働き方も融通が効く。

この自分の行動の対価として、報酬が得られる経験というのは、せどりなどの副業を通して得られた大きな経験だと思いますね。

覚悟を持てる

このブログでは、せどりと言えどれっきとしたビジネスだということを口酸っぱく言ってきています。転売やせどりというネットビジネスの一種であっても、稼いでいる人は必ずこの意識を持っています。この事業を持つという感覚があれば、覚悟を持てます。

この覚悟というのが、かなり大事な自分が得たものだと思っています。数々の人を見て来て、せどりに限らず、ネットビジネスや副業をやっていてい稼げない人というのは、事業を持っているという感覚がなく、覚悟がないかなと感じることが多いです。だからこそ、ビジネスをやっているという感覚を大切にしてほしいと言っているのですが。

この覚悟がもたらしてくれる恩恵というのは、本当に未知の力を持っています。仮にネットビジネスで成功したとしたら、月収１００万円とか、１０００万円とか稼げるステージに行ける可能性があるんです。会社員で成功したとしても、そのステージに行けるかと言えば、ほぼ無理でしょう。私も会社員時代、営業成績トップでしたが、ほとんど給料は変わらず、月に２０万円でした。この世界でやっていくんだという覚悟は、そのステージにのし上がって行くというエネルギーを自分に与えてくれる物だと確信しています。

マーケティング

これもせどりや副業をやっていて、身につけたスキルの一つです。普段、普通の生活をしていれば、絶対にマーケティングという知識に触れることはありません。その商品がなぜ、価値を生むのか。どの段階でマネタイズされているのか。集客というのは、どのくらいの労力がいるのか。どんなことに人間は注目しているのか。

これもまた、自分で経営していく、事業を持って行くという時には、必ず必要なスキルです。せどりに関して言えば、どんなものに価値があり、そんな商品はどんな所に眠っているのか。他のせどらーがまだ見ていない場所とはどこなのか。そんなスキルが勝手に身に付いて行きます。

これが身に付くと社会の見え方が違うかなと。この会社はどんなビジネスモデルなのか。この会社のマーケティングではどこに力を置いているのか。そんなことが勝手に見えて来ます。そんなマーケティングが身に付いて来たときに見えて来た物の一つをご紹介しますね。

最近話題の相席屋というのがありますが、女性が無料で飲み食い出来て、男性が有料でその女性と一緒に飲めるというシステムですね。あれは表面上では、男性を女性で誘い、話題性を拾ったという風に考えている人が多いと思いますが、実はそうではありません。

相席屋に行ったことがある人は分かるかもしれませんが、あれは飲食店が閉業した居抜き物件を使っています。またほとんどの飲み物がセルフサービスです。つまり設備投資、人件費などの初期投資がほとんど掛かっていないサービスなのです。こういった男女が知り合うビジネスモデルって出て来ては消えて行きますよね。この相席屋も一過性の流行りであり、必ず風化することが起こります。相席屋を運営している会社はこのことまで読んでいるんです。

初期投資が掛からないからこそ、話題になっている今、店舗数を拡大し、利益を最大限確保して、他の台頭してくるビジネスモデルが出て来た瞬間に、撤退して、利益だけかっさらって行くと言う事まで予想してのビジネスモデルなんです。

これは芸人にも似た様なことが言えるかもしれませんね。一発屋と呼ばれることが多い芸人が一杯居ますが、リズムネタ等、流行り廃りがあるネタで、一世を風靡して、その後、「なんでだろう」のネタのテツ&トモの様に地方の営業でぼろ儲けする。そこまで計算して、リズムネタを考え一発当てる。その様なビジネスモデルが相席屋なんです。そこまで考えているんですね。

こんなことは、せどりなどの副業を始めていなかったら気にも留めなかったスキルで、身につけたマーケティングの知識から、考えられたスキルなんです。

マインド

そして最後になりましたが、これが一番大きいかもしれません。会社の様に誰から強制される訳ではないので、いつでもやめられる時があるし、いつでも始められるときがあります。全てが自分です。

副業とはいえ、お金を稼ぐと言う事で、簡単なことはありません。ましてや、やったことも無い始めてのことなんて尚更ですよね。そんなときに、自分を鼓舞して、やり続けないと結果は出ません。このネットビジネスの世界９割以上がノウハウコレクターと呼ばれる人たちです。そう言った人たちは、絶対と言っていいほど、このマインドが欠損しています。

簡単にいえば、諦めない。どうやったら成功出来るのか考える。仮に辛い状況なら、この状況をどうやって打開するか。そう言ったことを考えて、実践していく。稼いできた人間はこの様なことを乗り越えて、稼いだ人に成って行っています。仕入れが出来ないならどうやって仕入れようか。資金繰りが苦しくなって来たけど、どうやって資金を作ろうか。

実生活でも、辛い状況をどうやって打開するのか。これをせどりで自然と身に付いた知識で、様々な困難が来ても、それを解決出来るスキルやマインドが身に付いたと思っています。