発想力を高める禁断の裏技。

今回はタイトルにある通り。

「発想力を高める」ということに関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

タイトルに「禁断」とつけたのは、何も誇張してPV数を稼ごうとか、そういった類のものではなくて。

一般的にはあまりよろしくないことを応用して発想力を高める方法なので、一応禁断という文言を付けました。

先に結論から伝えておくと、「悪行を働いている写真や動画」を見ることによって、僕らの発想力が高まることが分かっています。

大切なのは「自分自身が悪行を働く」ということではなくて、「他人が悪行を働いている所」を見ることによって、発想力が高まるということ。

なので、自らが行う必要ないので安心していただければと思いますが、それにしても一般的にはあまりいいことではないので、自己責任で行ってもらえればと思います。

(堅実な活用法や応用法は後に解説していきます)

他人の悪事を見ると発想力が高まる

ではさっそく。

他人の悪行や悪事を見ることによって、発想力が高まるということの根拠から解説していくと。

これはハーバードビジネススクールが行った研究により判明していて。

この論文では、被験者に3つの写真をそれぞれ見てもらいました。

  1. 飛び込み禁止の場所で飛び込む若者
  2. 自転車禁止エリアに自転車で侵入する若者
  3. 他人の物を盗んでいる男性

それぞれいたずらレベルモノから、軽犯罪のものまで、3つのパターンの写真を被験者に見てもらいます。

その後に、何も見ていない被験者とを合わせ、全員に創造性のテストを行ってもらいました。

その結果面白いことが判明して。

実は上記の「禁止エリアに侵入」や「飛び込み禁止エリアでの飛び込み」、「盗み」などの写真を見たグループのほうが創造性が高く、発想力が豊かになっていることが判明しました。

つまり、他人の悪事や悪行を見ることによって、僕らの想像力が高まる、ということがこのハーバードビジネススクールの研究により明らかになった、ということなんですね。

なぜ他人の悪事を見ることによって発想力が高まるのか

では次に。

なぜ他人の悪事を見ることによって発想力が高くなるのか。

実はこの理由が、ハーバード大学の別の研究により証明されています。

嘘をつくことって悪いことなのか。科学の答えがコチラ
今回はタイトルにある通り。「嘘をつく」ということに関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。先に結論から伝えておくと、嘘をつくという行為の道徳的な意味は抜きにして、科学的な視点から見ると嘘をつくことにもメリットが存在し...

上記の記事でも詳しく解説していますが、実は「嘘をつく」という行為によって発想力が豊かになることが分かっています。

この嘘をつくと他人の悪事を見ることによって発想力が高まるというのは同じ原理で。

この理由に関しては「既存のルールに縛られない」ということがキーワードになってきます。

先に「嘘をつく」ことと「発想力が高まる」という理由から見ていくと。

実は嘘をつくということと、発想力というところに共通した「既存のルールに縛られない」というポイントが隠れています。

嘘をつくというのも、真実という既存のルールから逸脱した考え方がなければ発することはできません。

一方で発想力というのも、「固定概念」という既存のルールからはみ出なければ、秀逸な発想やアイデアというものは生まれません。

このように嘘をつくということで、「既存のルールからの脱却」という感性が育まれるため、嘘をつくと発想力が豊かになる、とハーバード大学は報告しています。

これと同様に「犯罪の写真」を見ることによって、「社会のルールからはみ出した人」を見ることにつながります。

社会のルールからはみ出すということ自体は悪いことですが、「自分の持っていた考えとは違う感がに触れる」ことによって、固定概念を払拭することにつながった、と考えられています。

この固定概念を払拭させることによって、発想力が高まり、創造性のテストの結果が高かったと考えられています。

日常で悪事を働いている人を見つける応用方法

ではこのハーバードビジネススクールが報告した「他人の悪事を見ることによって発想力が高まる」ということをどう僕らの日常に生かせばいいのか。

それを一緒に考えてこの記事を締めようと思いますが、当然のごとく自分自身が悪事や悪行、犯罪行為を行うのはダメで。

「その行為を見る」だけで十分だと考えられます。

とすると真っ先に浮かぶのが、昨今話題になっている「バカッター」。

snsなどを通じて、イタズラなどをしている人を見ることによっても、発想力が高めることにつながります。

ただ。

僕みたいにsnsをやっていない人からすると、その恩恵にはあずかれないので、次の候補として考えられるのは「警察24時」などのテレビ番組を見る、ということ。

警察24時などは、町の警備をする警察に密着する番組ですが、番組内には様々な犯罪者が移されます。

これによっても「他人の悪事を見る」ということにつながるため、発想力を豊かにすることに生かせそうです。

また、警察24時のように毎日やっているわけじゃない番組を頼りにするのは心もとないという人は「ニュース」などを見るのも、かなりいい手だと思います。

ニュースはテレビをつけたら毎日やっていますし、ニュースの内容の大半が「悪い出来事」です。

この悪い出来事を他人事としてチェックすることが出来る、かつ毎日やっているので、発想力を豊かにすることにはかなり有効的だと思います。

また、このニュースというのはテレビで見る必要はなく、スマホアプリなどでのニュースアプリでもその代用は可能なので、結構応用の幅が利くやり方だと思いますね。

まとめ

少し長くなったので、最後にまとめておくと。

他人の悪事を見ることによって発想力が高まる。

これはハーバードビジネススクールが報告したことで、実際に他人が悪さやいたずらをやっている写真を見た被験者は、創造性テストの点数が高かったことが分かっている。

なぜ他人の悪事を見ることによって発想力が高まるのかは、既存のルールに縛られないことが由来していて、他人の悪事を見ることによって固定概念が払拭され、既存のルールに縛られない視点が身につくため。

そのため、他人の悪事を働いている姿を見ることによって、自らの発想力を上げることが期待できる。

応用方法として他人の悪事を見るやり方として考えられるのは

  1. sns
  2. テレビ番組
  3. アプリ

これらの方法が考えらえれる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。