嘘をつくことって悪いことなのか。科学の答えがコチラ

今回はタイトルにある通り。

「嘘をつく」ということに関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

先に結論から伝えておくと、嘘をつくという行為の道徳的な意味は抜きにして、科学的な視点から見ると嘘をつくことにもメリットが存在します。

それは何も「自己肯定感を守る」だとか「体裁を守る」だとか、そういった自己顕示欲的な扱いではなく。

嘘をつくことによって、創造性が上がることが分かっています。

なので、科学的なアンサーからすると嘘をつくということは、必ずしも悪いことではない、というのが科学の一つのアンサーになります。

嘘をつくとクリエイティビティがアップする

ではさっそく。

嘘をつくのは必ずしも悪いことではなく、科学的な側面からすると嘘をつくことにはメリットがある、というその根拠から解説していくと。

これはハーバード大学が行った研究がもとになっていて。

この論文では、被験者に対して「嘘をつかざるを得ない状況」を作っていきます。

嘘をつかざるを得ない状況というのは、一例を挙げれば被験者同士をペアにして「相手よりも年収が高ければ、その分のお金を払う」というように仕向けたりすることで。

自分の本当の年収を言うより「相手より高い年収」を言ったほうが、お金がもらえる状況なので、必然的に嘘をつきやすくなります。

こうして研究チームは「嘘をつく状況」に置き、それに対して「嘘をついたらお金がもらえる」という環境を作っていきました。

その後、何もしていないグループと共に創造性のテストを行っていきます。

その結果面白いことが判明して。

嘘をついたほうがお金をもらえる、という状況に陥った被験者は何もしていない人に比べて、創造性のテストの結果が良く、クリエイティビティが高いことが判明しました。

つまり、嘘をついたほうが想像力が高まり、アイデアがより出しやすくなったり、斬新でクリエイティブな発想がより生まれやすくなる、ということがこのハーバード大学の研究により明らかになった、ということでした。

なぜ嘘をついたほうが創造性が上がるのか

では次に。

なぜ嘘をついた被験者のほうが、クリエイティブになり、創造性が高まったのか。

これに関しては、嘘をつくというのと創造性が高いということの1つの共通点として「既存のルールに縛られない」ということが共通してあげられる要素で、かつこの既存のルールに縛られないということが創造性を高めた原因だとされています。

というのも、良いアイデアが浮かぶ人や想像力豊かな人というのは、基本的に独創的で既存のルールに縛られない特徴があります。

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実際に上記の記事で紹介しているアイデアのつくり方の書籍の中で、どういった人が独創的で発想力豊かなのかを解説していますが、いづれも既存のルールにとらわれず、柔軟な発想をすることが出来るか、がポイントになってくると指摘しています。

一方で「嘘をつく」というのも、「本当の真実」というある種の既存のルールにとらわれず、発想力を豊かにして考えないと嘘をつくことはできません。

よく虚言壁といわれる人がいますが、普通に考えれば信じられない「ファンタジー」のような話を平然とします。

冒頭にも伝えた通り、この嘘が良い悪いという道徳的な意味は抜きにして考えると、「よくそんな独創的な嘘を考えられるな」と感心させられるもの。

このように「既存のルールに縛られない」ということが、嘘をつく人と発想力豊かな人とに共通することであり、嘘をつくことによって「殻を打ち破る」ことが出来るため、創造性のテストの結果が高かったとされています。

結論:嘘をつくのは必ずしも悪じゃない

ということで、少し長くなったので、最後にまとめておくと。

嘘をつくのは悪いことなのか、という疑問に対して道徳的な意味は抜きにして考え、科学的な視点から見てみると創造性を高めるため、良い意味もある。

これはハーバード大学が行った研究で証明された事実で、嘘をついた被験者ほど創造性のテストの点数が高かった。

それは嘘をつくことで、既存のルールに縛られない考え方をすることが出来、その結果発想力豊かになったことが考えられている。

まとめるとこんな感じですね。

つまり結論としては嘘をつくのは悪いことじゃない、というの科学のアンサーです。

ただし、1つ注意があって。

何度も言いますが「人を傷つける嘘はだめ」だとか、「人のためを思った嘘は良い」だとか、そういった道徳的な視点は考えていません。

なので、この「嘘をつくとクリエイティビティが高まる」という研究を、そのまま生かしておくとちょっとばかり危険。

日常生活においての応用方法と合わせて伝えておくと、誰しもが嘘だとわかるような言い方で嘘をつくと良いかもしれませんね。

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上記記事でも解説していますが、「ブラックジョーク」が一番嘘をつくのにも適しているかなと思います。

嘘をつくというよりは冗談やジョークを交えて話す、芸人さんのボケのような使い方をすると、嘘とよりうまく付き合え、コミュニケーションの1つとして活用できるんじゃないかなと思います。

ぜひ参考にどうぞ。

 

 

 

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