花粉症に全くならない事を友人からうらやましがられます。
先日ブログからこんなメッセージを頂きました。
初めまして。ちゃんこまさん。
ブログ、メルマガ共に楽しく拝見しています。
そこで質問させてもらいたいのですが、僕の趣味がTCGと言われるカードが趣味なんですが、TCGって転売(せどり)出来るジャンル何でしょうか?
自分の好きな趣味とネットビジネスとが両立出来るのなら、この上ないな。と感じたので質問させて頂きました。
転売(せどり)においてTCGってどうなんでしょう。
稼げるのかな‥。
と言う質問でした。
確かに自分の趣味と転売(せどり)出来る商品とが、上手くマッチングしていれば、仕入れるのも楽しいし、リサーチするのも苦になりません。
また、仮に売れ残って在庫として余ってしまっても、趣味として使っている物なので、カードをそのままTCGとして遊ぶ事が出来ますよね。
TCGって初心者にオススメ?
ただ僕の解答としては「TCGはあんまり転売やせどりにはお勧め出来ないかな」って言うのが率直な感想です。
僕は常日頃から言っている様に、どんなジャンルでも価格差のある商品はありますし、どんなジャンルでも稼ぐ事は出来ると思っています。
それはTCGと言うジャンルも例外無く。
だけど問題なのは、TCGという商品ジャンルのデメリットの、外観から価格差の判断をしづらいと言うのが一番の問題。
目利きがしづらいのでオススメできない
一般的に取り組む人が多いメディア商品のCDとかDVDとかであれば、棚に並んでいる背表紙から、「売れる商品」「価格差のある商品」なんて言うのが判別出来ます。
だけどTCG転売、TCGせどりとなると、背表紙では判断出来ないですよね。
仮に判断出来るようであれば、それはTCGとして成り立ちませんから。笑
すぐに判断できなければ、難しいジャンルである
最初せどりに取り組む場合、数々の商品をリサーチすることから始まります。
そして、その後、そのジャンルでの知識がどんどんついて来て、「目利き」ができるようになって来ます。
その目利きの条件は、店舗仕入れだった場合、「商品の外観」がメインでの目利きとなります。
そうなると、カードというのは、その全てが「同じ外観」となります。
なので、カードせどりというジャンルを極めて行っても、「目利き」ができないんですよね。
目利きができないのということは、仕入れを「効率化」していくことができないので、膨大な時間をカードと向かい合う時間に費やしてしまいます。
だからこそ、商品の外観から、すぐに判断できないジャンルというのは、かなり難しいジャンルなんですね。
初心者にはカードせどりはオススメできない
要するに多くのカードを見極めないと行けないという点があんまりTCGが転売、せどりに向いていないという思う部分なんですね。
また、CDやDVDの様にバーコードがついているわけではないので、ネットとの価格差を見極めるのがかなり大変です。
それこそ何十万点というカードの商品知識が、頭に入っていれば良いんですが、そうでなければ膨大な知識量です。
しかもカードの種類を知っていると言うのが商品知識と言う事ではなくって、あくまでネットと実店舗での価格差があるカードを知ってると言う点での商品知識なんです。
レア度で判断できるものじゃない
TCGとしてのカードのレア度と、転売やせどりでのレア度は比例しない事がほとんどですから。
別物の知識を入れないと行けないと言う事なんですよね。
だからあんまりTCG転売、せどりはお勧め出来ないかなって。
仮にTCG転売、せどりをそれでもやりたい。
ってことなら全然良いと思いますし、どんなジャンルでも利益が取れる商品は眠っていますから。
ただちょっと大変そうだな。
ってことなら、CDやDVDなど初心者からでも取り組める、簡単なメディア系せどりから取り組むのが一番良いかなと思いますね。
カードせどりをボクがやるとしたらこうする
初心者にはあまりカードせどりはオススメしないかな。
そんな風に伝えて来ましたが、なんだかそれだけじゃ、この記事が締まらない。
だから、「ボクがカードせどりをするなら、こうするかな」という、「それでもカードせどりをしたい」という方のために、カードせどりの突破口を考えてみました。
冒頭で伝えた通り、初心者にとって難しいとは言っても、転売で稼げないジャンルはありませんからね。
店舗は捨てる
まず、カード転売に取り組むのであれば、ボクだったら「店舗仕入れ」は外しますね。
というのは、店舗には膨大にカードが存在します。
遊戯王、デュエルマースターズ、ポケモン。
種類も豊富にある上に、カードの種類も莫大にある。
そんなカードたちを品定めしなければいけないのですが、前出した通り「商品の外観」から、転売的に価値がある商品を見つけることは、カードの場合困難です。
だからこそ、店舗での仕入れは、ボクなら除外します。
時間がかかるリサーチに、労力を消費するべきじゃないという判断から。
ネット仕入れに特化する
じゃあ、どこで仕入れるの?
っていうことですが、ボクがカード転売に取り組むとしたら、「ネット仕入れ」、いわゆる「電脳」に全力を注ぎますね。
電脳やネット仕入れの場合、外観での特徴を知る必要はなくって、「商品名」で検索をかければ、すぐさま見つけることができるからです。
これなら、カード転売のデメリットである、「価値ある商品を見つけ出しづらい」というデメリットを克服することができます。
だからこそ、ネット仕入れに全力を注ぐ。ということを選択しますね。
リストを作る
そして、ネット仕入れに全力で舵を切ったなら、次に「高く売れるカード」を探し出し、リスト化しますね。
ボクの場合、そこまでカードの知識がないので、全力を注ぐために「1種類」のカードゲームにしぼります。
遊戯王なら遊戯王、デュエル・マスターズならデュエル・マスターズ。ポケモンならポケモン。
先ほど挙げた通り、膨大に種類があるカードなので、複数に絞っていくと、知識が溜まっていきません。
なので、特化して集中してリスト化するために、まずは「1種類のカードゲーム」に絞り、リストを作っていくと思います。
横展開していく
そして、リスト化した商品を、いろんなプラットフォームで探していきます。
メルカリやヤフオク、アマゾン、オンラインショップ。
そうして仕入れていき、1つのカードゲームでの「相場」などの知識を蓄えつつ、転売して稼いでいきます。
1種類のカードゲームで稼ぎ始めて、知識がどんどん溜まったところで、「横展開」していきます。
2種類目、3種類目、4種類目、という形で、1種類だったカードゲームの仕入れ先を、どんどん増やしていきます。
すると、1種類だけしか仕入れられなかったのが、複数仕入れられるようになるので、稼ぎの幅も広がっていきます。
1ショップあたりで、仕入れられる範囲が広がるので、労力もどんどん削除していくことができます。
なので、1種類のカードゲームが攻略できた後は、横展開して広げていくでしょうね。
まとめ
ボクが仮にカード転売をやるとしたらこの順序だと思います。
- 店舗は捨てる
- ネット仕入れに舵を切る
- 1種類に絞る
- 横展開していく
転売とかって、別にジャンル問わず、必ず価格差は生まれます。
だから、どんなジャンルであっても稼ぐことができるのは間違いありません。
もちろん、「稼ぎやすいジャンル」とか、「少し難しいジャンル」という違いはありますが、それはカードでも同じですね。
カードの知識がない初心者の方にとっては、少しハードルが高くなることは致し方ないことなので、別のジャンルに行ったほうが無難ですが、「最初からカードゲームが好き」ということならトライしてもいいかもしれませんね。