寒さにめっぽう弱いです。
さて、先日こんな質問をメルマガで頂きました。
ちゃんこまさん。
始めて質問させて頂きます。
転売を始めて数ヶ月の初心者なんですが、ちょっと気になる事がありご連絡致しました。
それが「転売は今後規制が掛かって仕入れが出来なくなる」と言う記事を拝見したんですね。どこのサイトかは忘れてしまったのですが、ネットサーフィンをしているときに、転売には規制が入るから、もう仕入れが出来なくなって稼げなくなるとの情報でした。
ちゃんこまさんは転売への規制についてどう思いますか?転売初心者なのでちょっと不安になって連絡させてもらいました。
てな質問でした。
質問ありがとうございますね。
なるほど〜。
規制ですか。
確かにあると思います。
ここで結構「そんなの無いから気にしないでいいです」なんて言う人は、僕の中で信用に値しない人だと思っています。
だって絶対なんて無いから。
別に規制を気にする必要ってないよね
だから転売に関しても規制が入る可能性はあると思います。
現にブックオフなんかもビームせどりは辞めて下さい。なんて警告を見ますし、スマホさえも規制するほどですから。
今後は多少なりとも、転売に関する規制はやむを得ないかな?
ってのが僕の持論です。
でも気をつけてほしいのが、「規制が入る」=「稼げなくなる」と言う事ではない。と言う事。
転売って言うのは面白くって、どんな状況でも価格差の生まれる商品ってあるんですよね。
それは「せどりとは?」にも書いてますが、地域差だったり、購入のしやすさだったり、いろんな理由で。
それを手に出来るかどうかが「規制」と言う概念なんですね。
つまり価格差のある商品は目の前にあるんだけど、買いやすいかどうかが、規制の及ぼす範囲と言う事。
絶対に転売出来るような価格差は生まれます。
その上で規制の範囲内でどう仕入れるか。
これが転売のミソです。
規制が入ると、稼げる人と稼げない人とが分かれる
でも規制は入ると入っても、緩やかに規制するだけで転売自体は、今後もネットビジネスで一番稼ぎやすいジャンルと言うのは、長らく変わらないと思いますね。
本当革新的なネットビジネスが生まれない限り。
参考記事:「転売が副業にはベスト!稼ぎやすさ1位は伊達じゃない」
そもそも「規制規制」なんてずっと前から言われている事ですし、僕が転売と出会ったのは2015年ですが、よくよく調べてみると2009年から、稼げないとか、規制が厳しくなったなんて言われているみたいです。
参考記事:「せどりは既にオワコン?今から始めても稼げないって本当!?」
そんな歴史を考えると、今後も「規制を言い訳に稼げない人」と「本当に転売で稼ぐ人」の二極化が進むんじゃないかなと。
仮に規制が厳しくなって仕入れが出来なくなったとしても、ネットでの仕入れ(電脳せどり)にフェーズを変えれば良い話だし、別に店舗だけに絞る必要も今の時代ないですからね。
ネット上では買う側に(転売の仕入れ側)規制をかけるなんて事は出来ませんから。
それは、買う側が「転売するのか」それとも「普通の消費者なのか」判断出来ないですから。
転売ビジネスが無くならない理由
また、転売が無くならない。稼げなくならない。って言える理由は、また別の所にあって。
そもそも転売ビジネスって、ビジネスの根本なんですよね。
古くからある八百屋さんなんてのも転売の1つ。
卸売りから買って来て、自店鋪の八百屋で転売する。
肉屋さんも、卸売りから仕入れて来て、自店鋪の肉屋で販売する。
え?商店街では、八百屋も肉屋も衰退してるって?
それは転売する規模が変わっただけ。
町の八百屋や焼肉屋さんが衰退して行ったのは、大型スーパーが進出した事が主な原因。
その大型スーパーは卸売りから、大量に仕入れる事で、安く売る事を実現させてきたから、皆そっちに流れた。
でもそのスーパーがやっているのも、転売です。
結局根本は変わっていない訳です。
更に言えば、これまで携帯はドコモ一強だったのに、ソフトバンクがごぼう抜きして行った。
その看板端末はiPhone。
今でこそ、それぞれのキャリアでiPhoneを買う事が出来ますが、これもまたれっきとした転売です。
アップルのiPhoneを仕入れて、ドコモauソフトバンクで販売する。
結局転売って、ビジネスの原理原則であって、根本だから、規制の1つで無くなるって言うのが、そもそもおかしいんですよね。
規制1つで無くなるなら、数百年とずっと続いて、残っているはずはないですから。
Amazonの規制はチャンスでしかない。
また、最近聞かれることで、「Amazon上でメディア関係の商品が、新規アカウント出品者には規制がかかっているのですが、どうしたらいいでしょうか。」
っていう質問もよく聞きます。
コレも答えは一緒ですね。
というのも、ボクら「個人」の一番のメリットは、「どこでだって販売出来る」というフットワークの軽さ。
別にAmazonで販売することは選択のうちの1つでしかない訳ですし、メルカリやAmazonなど、その他フリマアプリだって色々ある訳です。
一応参考記事として。
で、「Amazonに規制が入ったのですがどうしたらいいでしょうか。」
って聞く人がよく勘違いしているのは、Amazonだけが転売上のサイトだって勘違いしている人が多いです。
でもせどりや転売で一番大切なのは、「売る場所」よりも「売る物」でしかなくって。
本当に価値ある物であれば、場所やプラットフォームを変えた所で売れて行くし、全く価値が無い物であれば、プラットフォームやサイトを変えた所で売れて行くはずがありません。
Amazonで全く値打ちがないものが、メルカリに出した途端に売れるでしょうか。
ヤフオクで全く売れなかったものが、Amazonに出した途端に高額で売れて行くでしょう。
答えはノーで、本当に価値ある物であれば、どのプラットフォームであっても売れて行きます。
だから、Amazonで規制が入った所で、「どこで売る」って言うポイントに縛られるんじゃなくって、「どこに出しても売れるもの=本当に価値があるもの」を見つける方法を探した方が、力になりますし、規制とか流れとかに振り回されなくなるので、将来的に稼ぎ続けられると思いますね。
規制があるたびに「飽和だ!飽和だ!」って言う人は、単なる擦り傷で、「骨が折れた!!」って叫んでいるだけなので、あんまり気にしないでいいと思いますね。
むしろ、「飽和だ!」と1人目が声を発した途端に、それを信じて辞めて行く人も多く居るので、本質を理解している人からすれば、ライバルが勝手に下がって行ってくれるので、むしろ稼ぎやすくなると思います。
不景気であればあるほど、億万長者は生まれる
例えば、株式投資の世界でも、本当に儲けが出るのは「不況の時」ってのは有名な話です。
不景気だから、株価がドンドン下がって行く。
でも世の中の流れや本質が分かっている投資家は、先に買い足しておいて、下がりきった所で売り切る。
だから、不景気のときこそ、億万長者が生まれる。と株式投資の間ではよく言われています。
でも多くの人は「不況だから株は儲からない」って、敬遠して行く。
これが考え方で、勝ち負けが決まるっていうルールですね。
これと転売の規制って、全く同じで。
多くの人は「規制が入ったから稼げない」とか、「もう飽和している」って理由で敬遠して行く。
でも本当は全く変わっていない。
ライバルがどんどん減って行くのに、市場は変わらない。
むしろネットで販路が増えているからこそ、市場はドンドン上がる。
だからこそ、市場のパイは自分らが奪い放題。
まさしく、株式投資の世界と同じです。
あんまり人の声に流されない方が良いと思います。
よく見る「規制で稼げなくなった」のウラの真実
最後に伝えたいことを伝えて終わろうと思います。
それが、お金持ちと貧乏な人とではルールが違うということ。
お金持ちの人と貧乏な人って、1:9ぐらいの割合です。
貧乏な人と比べて、お金を持っている人は圧倒的に少ない。
じゃあ、多数決で物事を決めるってなったら、どちらの意見が採用されますか?
当然、人数費の多い、「貧乏な人」の意見が採用されます。
これは「本当に正しいか、実は正しくないのか」は関係なく、言っている人数が多い方が「正しいんだろう」と判断されるのが多数決です。
まさしく転売の規制で「稼げない」「飽和だ」って言う人の心理はこれです。
転売に置いても、稼いでいる人と稼いでいない人との割合は1:9ぐらい。
「ネットビジネスの失敗率は95%!?成功する為の唯一の方法とは?」この記事でも書いているけど、アフィリエイトでは5%が5000円も稼げていないってデータを見ると、もっと少ないのかも。
ってなると、90%もの転売をやって稼げなかった人達が、「規制で稼げない」「飽和で稼げない」って言うわけですよね。
右も左も分からない人達が、90%の人達がいう「稼げない」って言葉を聞いたら、そりゃ「稼げないってことが真実」だと勘違いするでしょう。
でもさっき言った通り、多数決っていうのは1割の意見を無視することと同じなので、ほとんど意味がない。っていうこと。
どんな状況だろうが稼ぐ人は稼ぐし、規制が入っても売上げを上げている人はごまんといる。
だから「何を信じるか」って言うのが一番大切なんだと思います。
終わりに
話を転売に戻して。
アマゾン上で規制された出品先なんかも、もしこれから転売して行くのが、規制のせいで多少なり不安なのであれば、店舗とネットでの仕入れとを両立させて、リスクヘッジするのが一番良いと思いますし、販売するサイトもAmazonやヤフオクなど、並行させて行くのが良いと思いますよ。
別に売る場所が大切なんじゃなくって、「本当に価値ある物を見つける事」が何より大切なことですから。
ダイヤモンドはどの世界でも、ダイヤモンドです。
是非頑張って下さい。