せどりをしていると、時給っていくらぐらいなのかと疑問に思う事もあると思います。また効率化出来た後は、どのくらいの仕入れでいくら稼げるのかっていう見通しの基準が欲しいと思いますよね。そうすると、全然これからの取り組み方が違って来ますから。
そんな後々の時給換算がやばい感じだったので、お伝えします。
他の内職の時給
ちゃんこまは、シール張り、シール剥がしとか、良くある内職を経験した事が無いので、相場が分からないですが、大体ひとつ1円も行かないですよね。
クラウドワークスやランサーズと外注化をお願い出来るサイトがあるので、そちらの方をお願いした事があるのですが、そこではタイピングの内職みたいなのもあって、1000文字100円とか200円とかでお願いしていました。
すると、一文字0、1円とか、0、5円とかですよね。もちろん頼むときは、コピペなんかは削除で、当たり前ですが、報酬は上げれませんが、ちゃんとした1000文を書いてもらって、大体20分かかったとします。すると、1時間、300円とか、600円とかですよね。
他の内職は経験がないし、お願いした事もないので、分かりませんが、大体みんな同じぐらいだと思います。ほとんどが家から出られない主婦の方や、事情が合って家での仕事を希望している人が内職とかをすると思いますが、基本的にバイト以下で、普通にバイトしていた方が時給計算は良いです。
せどりでの時給
じゃあせどりはどうなんだって話ですよね。経験談から本音をお伝えすると、せどりも最初時給計算は低いと思います。せどりって時給が良い様に見えて、最初はやはり効率が悪いので時間が掛かります。どこをリサーチしたらいいのか分からないし、どんなジャンルが良いのかも分からない。その段階に時給計算したら、悪くなるのは当然ですね。
ちゃんこまも最初せどりを始めたときは、ブックオフをさまよったり、ヤマダ電機を回ったり、地域の小さなCD屋さんやDVD屋さんを回ったりしていました。でもなかなか仕入れが出来なくて、時給で言うと300円とか400円とかぐらいだったと思います。売れたら売れたで、プチプチとかで梱包して、CDを丁寧に拭いて、宛先を封筒にはったりと、仕入れる以外にもやるべき事が多くて慣れないと、それぐらいの時給になってしまいます。
ただ他の仕事や内職と違うのは、これからの伸びしろが全然違うということです。例えば、タイピングにしても、めちゃくちゃ早く打てる様になったとして、10分で1000文字を打てる様になったとしましょうか。単価も200円だとして、時給で言うと1200円はもらえる様になりますね。
ただここが限界だと思います。ほかの内職なんかはもっと低いですよね。それに上手く出来る様になったとしても、時給500円が550円になったら良い方ぐらいの感覚だと思います。これらの内職なんかは、上限が既に決まっていて、そこから上げて行くのは不可能に近いです。バイトなんかも時給を50円上げるだけで、何ヶ月も掛かりますし。
ではせどりはどうなのか。ということですが、最初は時給300円ぐらいの所からスタートしたのですが、コツやきっかけを掴み、そこから1、2ヶ月ぐらいで10万稼ぐ事が出来ました。しかもそのときに使った仕入れ時間は1日1時間から2時間ぐらい。んで、そこから労働時間は変わらず、せどりだけで20万円を稼ぐまでになりました。
正直ツールを使ったらもっと早かったかもしれませんし、もっと時間を使わずに済んだかもしれません。仮に1日2時間使ったと仮定しても、時給計算すると、5000円です。もしかしたらもっと稼いでいる人はいるかもし、もっと本気で本腰を入れて取り組めば5000円以上行けたかもしれませんが、大体これぐらいの金額です。
バイトでも5000円もらっているバイトがありますかね。キャバクラとかしか知らないのですが、時給5000円のバイトならかなり良い時給換算だと思います。しかも先ほど比較した、タイピングとかは、やる量が上がっていますよね。1000文字を20分から10分にしたということは、3記事から6記事を書く事になっての計算です。
それで時給が上がるのは当然ですけど、必然的に作業量も多くなって行きます。しかしせどりの場合、商品単価が上がったり、目利きが出来る様になったりするので、作業量が多くなってもたかが知れていますよね。
つまり最初はしんどいかもしれませんが、後々はこのように収入は自分で設定する事が出来るせどりか。いつまでも変わらない少ない時給で、給料を上げる為に作業量を上げざるを得ない内職をやるのか。という違いかなと思いますね。
一つ注意してほしい事
今回は分かりやすい様に、時給換算5000円とか稼げる可能性のあるのがせどりですよ。という風に説明しましたが、仮にせどりを取り組んでいたり、せどりを始めたいと思っている人には、一つだけ注意してほしい事があります。
それが時給計算で動くな。ということです。というのはせどりってよく、副業や内職との比較で出される事が多いのですが、これもれっきとしたビジネスです。つまりは自分がビジネスを持つという感覚で取り組まないと行けません。
ビジネスを自分でやっているのと、雇われているのとでは、考え方が全部と言っていいほど変えなければ行けません。例えば、人間は何かを売ってその対価をお金としてもらって生活しています。私は工場勤務だから特に売ってないよ、という風に思う方も居るかもしれませんが、勤めるというのは、自分の時間を会社に売っているのです。
だからこそ、給料が劇的に上がる事も無いですし、役職を飛び級して得る事も少ないんです。自分の時間を売っているに過ぎないから。
しかし、自分でビジネスをするとなると、自分の時間を売る事が、すぐお金になるとは限りません。自分自身がやっているんですから。そもそもこの時給という考え方が、頭から無いんですね。だから最初は無給に近い形で取り組む形になる事は、仕方ない事です。
ただ、会社員がいきなり給料が上がる事が無いのに対し、ビジネスが軌道に乗り出して来たのなら、その報酬は全て自分の物ですし、会社員や自分の時間を売るしか出来ない人には稼げないほどの金額を稼ぐ事が出来るのです。
つまりビジネスであるせどりを時給換算する事はちょっと的を得ていないかなと。最初はきついかもしれませんが、その先には普通じゃ稼げないほどの金額を稼げる世界が待っていると思ったら頑張れますよね。
そこだけ注意してほしいと思います。しっかりと取り組むなら時給という概念を捨てましょう。
まとめ
- タイピングなどの内職をいくら頑張っても、最高で1000円いくか、いかないか。
- せどりでは時給5000円行く事もあるビジネスモデル。
- 最初は大変なのは、どの職業も同じで、慣れて来たときの伸びしろが違う。
ただ経営者という職業に時給が無いのと同じ様に、せどりでも自分のビジネスを持つという点では同じなので、時給という概念を捨てた方が成長や成功が近いと思います。またその為のツールを販売していたりするので、自分の時間をいかに使わずに仕入れるのか。いかに効率化するのか。と言う点が時給をあげる秘訣かなと。
自転車と同じで、最初漕ぐのがしんどいと思いますが、漕ぎ出して、進みだしたら、軽い力で進んでいけるので、せどりの時給の伸びしろととても似ていると思います。ただ取り組むときにはしっかりと自分が経営者なんだぐらいの気概を持って取り組みましょう。