今まで語られなかった真の副業の3つデメリットを経験者が語る

ネットを見渡してみれば、いたるところに「副業で稼ぐ」「片手間で月30万円」

そんな言葉が、フラダンスかの如くおどる昨今。

 

どんなサイトでも副業を押しているし、いたるところでおすすめしている。

ただ、その反面、副業に対するデメリットを本音で語っている所は少ないように思います。

 

ぼくは、デメリットとメリットの両方を知った上で「やるかやらないか」を決めるべきだと思う。それは副業に限ったことではなく、全てに言えること。

そう思うからこそ、経験者が副業に対する巷では言われない本当のデメリットに関してお伝えしようと思います。

デメリットとメリットの双方を見比べてから「副業するかしないか」を選んでもらえれば。そしてその選択の役に立てばと思います。

 

時間、労力がかかる

 

まず、副業のメリットとしてよく上げられる「だれでも稼げる」といった文言。

これに関しては、まさしく「どうかと思う」

 

「主婦でも稼げた!」なんて言葉がネットのいたるところで見かける副業へのフック言葉ですが、これって真相は「主婦といういかにもネットや副業に対して知識がない人でも出来た」という言葉の裏返しです。

言わば、「初心者素人でも出来たんだからあなたにも出来るでしょ?」

そんなことを投げかける為に、「主婦」という言葉を用いていると思うんです。

 

いやいや。主婦バカにしすぎでしょ。

こんな文言に対してそう思う訳です。

 

ぼくは主婦経験もないし、家事はほとんど出来ません。

だからこそ、毎日の炊事洗濯などの家事をそつなくこなすことが出来る主婦の方は「マジでスゴい」と思っています。

自分が出来ないからこそ余計に。

(料理はインスタントラーメンを作るのが限度)

 

 

まさしく副業へのデメリットをまず先に上げるとしたらこの部分。

「絶対にすぐさまカンタンに稼げる副業なんて存在しない」ということです。

必ず少額のお金であっても稼ぐ為には「時間と労力」が必要になります。

これはあまりネットとか巷では言われない部分ですが、経験上これに間違いはありません。

 

数々の副業の種類がネットには上がりますが、どんな副業ビジネスであっても、何か価値を与えて、その対価としてお金を稼ぐということに変わりはありません。

ともすれば、「価値」を与えないことには、お金はもらえないということ。

 

だれでも出来るポイントサイトの活用なんて副業もありますが、アンケートを記入したり、企業が欲しい情報をやる、上げる、書くなどして、価値を提供しています。

その価値が高ければ高いほど、報酬が上がるというスキーム。

だから副業初心者の方の場合、与えられる価値が少ないから、付加価値を高める為に「努力」が必要不可欠になると思うんです。

 

そう考えると、勉強したりインプットしたりして、時間や労力は必ずかかります。

この努力が出来ないのであれば、まさしくデメリットに上がる1つの項目。

ぼくはそう思いますね。

 

 

「主婦でも出来る」という副業誘い文句を、ぼくなりに解釈するのであれば、「努力をすることはだれにでも出来る」という言葉に変えるのであれば、これは正しくなるかなと。

ただ、何も付加価値を上げることなく、何のスキルもない中、すぐさま初心者が稼げるようになるのか?といわれれば、まさしくノーだと思います。

 

 

多少なり初期投資は必要

 

次にぼくが思う、副業のデメリットの2つは、「多少なり初期投資が必要」ということです。

 

先ほど上げた「与える付加価値=もらえる報酬」だと思います。となると、与える付加価値がないのであれば、付加価値を上げるしかない。

その為、本を読んで勉強したり、誰かに教わったり、自分なりに価値を高める必要があります。これが初期投資にあたる部分。

 

お金をもらうこととは、専業だろうが、副業だろうが、プロだと思います。

 

自分自身がクルマや家を買うことを考えたとき、まだ入社1ヶ月の知識がない新人で知識を知る努力もしないペーペーくんがいたとき、その新人君から高いお金を払ってぜひ買いたいとは思えません。

それより自分に親身になって、プロとして正しい知識を与えてくれる、誠実な方から買いたい。ぼくはそう思います。

これは出来る出来ないというレベルよりも、「誠実かどうか」です。

 

仮に新人であっても誠実で謙虚な方であれば、ぼくはプロだと思うし、そんな人であればぼくは迷うことなく買います。

ぼくに取って「誠実」というものが価値だからです。

 

 

よく巷では「だれでも稼げる」なんて先ほど取り上げた例文が踊りますが、それは間違いで、価値を与えるから報酬が盛られるわけで、価値を高める為に自己投資は必ず必要になる。

これまでの経験からそう思います。

 

 

本当に稼げる情報は10個に1個

 

最後の副業のデメリットになりますが、ぼくが思う副業に対するデメリットは「本当に稼げる情報に出会える機会は少ない」ということがデメリットだと思います。

 

まぁ見渡せば、どれでも稼げそうな副業ばかり。

そしてどれも稼いだと唱う文言ばかり。

でも、これまで様々なネットビジネスをしてきましたが、本当に稼げたものは1つか2つ。

そのほとんどは1円も稼げる至りませんでした。

 

 

実は稼げる副業ってそこまで多くは無いんです。

確かに、知識が豊富で、スキルも高い。

そんな方であれば、どんなビジネスをやったとしても稼げると思います。

 

ただそんな万能な人が、ネットで副業を探すかといえば、探しません。

探す前に、自分自身で見つけ、取りくみ検証して、探す前に進みだしてます。

 

副業初心者の方の場合、出来ることが少ないので、そもそも選べるビジネスモデルが少ない。

その上で、本当稼げるものが10個に1個という中、探し当てることが出来るかといえば確率的には少なくならざるを得ない。

 

さらにだれでも稼げるんであれば「何で皆やらないのか?」「なんでパート、アルバイトというい職種が無くならないのか」

甚だ疑問です。

 

 

だから、「初心者がスキルアップしやすく、成果が見える形として見えやすい」そんな副業を選び、見つけること。

稼げる副業やメリットばかり語る副業を見つけるよりも、こっちの方が大切になると思うんです。

 

稼げる副業を見つけるよりも、「与えられる価値を自分が高められそうなもの」を見つけることが、10個のうち1個の自分に合った副業を見つける、デメリットに打ち勝つ方法だと思います。

 

 

 

終わりに

 

ぼく自身サラリーマンとして営業をしながら、副業をはじめた身でした。

だからと言ってぼくは、全員に副業を進めるつもりはありません。

 

やりたいならやれば良いと思うし、やりたく無いのならやらなければ良い。

それは自由にすればいいことだと思います。

カンタンではないことは知っているし、最初はそれなりに努力が必要になるし、上手くいかないときでも続けられるメンタルが問われるので、気軽な気持ちな人では続かないと知っているからです。

 

 

でもぼくはそんなこと言い訳を連ねるよりも、なにより「お金困っていた」からこそ、やる以外の選択肢はありませんでした。

だから、多少なりの努力は努力とは思わず、突き進めました。

その結果、これ一本で不自由なく食べれる今があります。

 

人間関係も特に無いし、上司や働く場所も決まっていないので、当時のサラリーマン生活に比べて遥かに有意義なのは間違いありません。

ただ、何度も言うようにだれにでも薦めるつもりはありません。

 

「努力を続けデメリットをデメリットと思うことはない」という心意気の人のみはじめれば良いと思います。

そして、そんな人ほど副業で上手くいく人が多いと思います。

きちんとメリットとデメリットを把握して、検討してみると良いと思います。