ドラマ「家族ゲーム」を今さら見返してみた感想は「ヤベェ」の一言。

2013年に放送されたテレビドラマ「家族ゲーム」

始まってから数年経って、今はもう見る人が激減した、まーひーだったので、1日で全10話見返してました。

 

感想を一言で言うなら「ヤベェ」でした。

数年経った今でも、間違いなく楽しめるドラマでしたね。

一体何がヤベェのか。3つのヤベェ項目にまとめました。

 

めちゃざっくりなあらすじ

 

1日で全話見返したんで、この記事を書くに当たってちょっとWikipediaで調べてみたら、櫻井翔版以外にも、色んな人がこの家族ゲームを演じてるんですね。

初めて知りました。

 

まぁ、この家族ゲームというテレビドラマのあらすじなんかは、色んな所に書いてあるので、詳しく知りたい方は、そっちを見てみてください。

ここでは、ぼくなりの感想と、ぼくなりのあらすじをお伝えしたいなと思います。

 

他のバージョンがどんなものなのかは、見ていないので分かりませんが、今回みた櫻井翔版の「家族ゲーム」は、東大進学率100%の家庭教師が、ある家族(沼田家)に来て、家族が崩壊して行く。

カンタンに言えばこんなあらすじ。

 

 

感想、楽しみポイント1「演技」

 

淡々と知りも知っているあらすじを語るのは、Wikipediaに任せておいて。

全10話を1日で見返しました。(どんだけまーひーなんだ。笑)

 

 

感想として、まず面白かったのが「演技」

これは「ヤバェ」ポイント1ですね。

 

まぁ主演の櫻井翔の演技がヤベェのは追々説明するとして。

それ以前に、一番最初に勉強を教えた引きこもりの次男。沼田茂之。

 

うんちもらしちゃって、そこからいじめにあい、引きこもりになった。

そんな経緯の茂之ですが、「この子本当に子役か?」って思うぐらい演技がウマい。

これにはビビりました。

 

よくあるドラマなんかで、子供が心理をついた「確信の台詞」を言うときって、何かサムい感じしません?

「人生に大切なのは友情だ!!」なんて8歳の子供が言っても、「いや確かにそうなんだけど、何か説得力に欠けるなぁ」って思ってしまう。

さらに、子役自身も本心ではよくわかってないから、何かたどたどしい。それが演技から伝わって来て、サムい感じがしてしまうのが通常。

 

でも茂之を演じた子は、まん丸な瞳を持ったかわいい子なのに、言う台詞が「ドシン」と来る。で、「家族って大切じゃん!」っていう言葉も、めちゃ自然に入ってくる。

末恐ろしい演技力でした。

 

後「サムい」と感じる一番のシーンが子供が怒鳴るところだと勝手に思ってるんですが、家族がいざ櫻井翔に壊され、崩壊したときに茂之が、数の目を覚まさせる為に怒鳴ります。

それが、本来の子役ならサムく感じるはずなのに、茂之は感じさせない。

それぐらいめちゃ自然な「いじめから成長した姿」を見れる演技でした。

素晴らしい!!「まさしく。ヤベェポイント1です。」

 

 

んで、やっぱり演技項目でヤベェのが櫻井翔演じる、吉本こうや。

こっからはネタバレが多少含まれるんで、まだ見ていない人は見ないでいいんですが、彼の焼くってめちゃ難しい。

 

悪の体現者として、嫌いだった人を演じながら、でも本心の田子雄大を見え隠れさせなくちゃ行けない役回り。

当人の葛藤と、決めた使命感の人格を合わせながら、演じなくちゃ行けないのが櫻井翔だったと思います。

 

そんな2重人格とさらにポップな通常のキャラクター。

1人3役を見事演じていました。まさにこれはヤベェポイント3。

そんな1人3役が出来るのは、ドラゴンボールの野沢雅子ただ1人。そう思います。笑

 

 

1話目から、櫻井翔演じる吉本こうやの過去が伏線として出てくるんですが、その伏線を後々回収しても、何一つ矛盾しない役回りが完成してるんですね。

よく面白く無いドラマであるじゃないですか?

 

最後はよくまとまって見えるけど、見返してみたら、「あれ?お前のキャラクターがそんな行動取るはずなくね?」っていうシーン。

でもそれが櫻井翔にはない。見事1人3役。ヤベェポイント間違い無しだと思いました。

 

 

キャスターも出来て、頭もよく、家柄も最高。その上バラエティでもいじられることも出来るし、司会もそつなくこなす。

それでいて「演技もバリヤバい」

天は2物を与えなかったんじゃなかったっけ?と思える第一号だと思いましたね。

 

感想、楽しみポイント2「佳代子の爪噛みシーン」

 

次に家族ゲームの感想として、面白かったヤベェポイントは、構成でした。

 

その典型が沼田家の妻、佳代子の爪を噛むシーン。

これを思いついた人は天才だと思いましたね。

 

というのは、家庭教師で来たよしもとこうや(櫻井翔)は、事前に沼田茂之という生徒を持つときに、家族構成がそもそもの勉強ができない原因だと思う訳ですね。

そして、実際に長男、次男、妻、旦那、4人家族それぞれに闇を抱えていることが1話1話毎に出てくる訳です。

 

そんな妻、佳代子が抱えている闇というのが、「世間知らずで、子供に無関心」

家族ゲームから数年経った今でも、世間で問題視される様なよくある親の姿でした。

でも佳代子は、子供に嫌われることを嫌い、問題を起こした子供に対して、注意をすることが出来ません。

 

旦那、子供、世間体、近隣住民、色んなストレスを抱えて、育児放棄。見たいな流れなんですが、佳代子のキャラクターを考えたとき、佳代子自身の内なる葛藤を目に見える形で表すって、むちゃ難しいと思うんです。

でもそれを言葉で行っちゃったらドラマとしてサムい。

「言わずして、ストレスを感じていることを感じさせる」ことが佳代子をより知ってもらう上で必要だったその時「爪を噛む」という癖が出てくるんです。

 

ぼくも小さな頃爪を噛む癖があったんですが、あるとき電車に乗っていて、スーツを着た立派なサラリーマンが爪を噛んでいる姿を見て「俺ってこういうことしてたんだ」と我に帰り辞めました。

さらに爪を噛んだ経験がない人からすれば、良い大人が爪を噛む行為って、何だか異質に見えると思います。

それが、不気味であり、内なる葛藤を見せる手段であり、言いたいけど言えない佳代子のキャラクターにピッタリな行為。

たった1つ、「爪を噛む」という1つの仕草ですが、アレ1つで多くを語っているように思えました。

 

1つで多くを語る?まさか野沢雅子?

ヤベェポイント1です。

 

 

この家族ゲームでは、爪を噛むという佳代子の癖以外にも、それぞれのキャラクターにあった信条を表す動作や癖が、見事なんですよね。

この「構成」の部分が、ヤベェポイント1という感想に繋がりました。

 

 

感想、楽しみポイント3「なかなか現実は上手くいかない」

 

そして最後のヤベェポイント3ですが、これは「なかなか上手くいかない」というリアルをより長引かせてることが楽しみポイントでしたね。

 

よくありがちなドラマなんかでは、1話づつポイントを拾って行かないと行けないので、1キャラクターにスポットを当てるとき、そのキャラクターに多くの時間を避けられません。

となると、そのキャラクターの問題がめっちゃ早く解決しちゃう。なんてことが往々にしてあります。

 

例えば恋愛。好きな人がいるけど告白出来る勇気がない。

でも誰かに「後悔はするな」って言われて告白する。そして付き合う。

付き合った彼女の親友が事故に!!

なんてのはよくある話。

 

でも現実は違って、告白したって付き合える可能性の方が低いし、そんなに上手くいくもんじゃない。1回失敗したら、大体2回目に上手くいくのがドラマだけど、リアルはそんなもんじゃない。2回3回と失敗が続きまくることの方が多い。

それが今まで見て来たドラマの不満点でした。

 

ただ、この家族ゲームは違う。

1話目の問題は、家庭教師の吉本こうやが一番最初に受け持った次男、茂之のいじめでした。

これがまぁ陰湿!

 

「早く誰かに助けを求めろよ!」そう思うんだけど、なかなか助けを求めない。

そして、櫻井翔演じる吉本こうやも助けない。

そんないじめがずっと続きます。

 

もちろんいじめを助長している訳じゃないし、いじめられた経験があるので、あんなもんは最悪なのは、いの一番の理解しています。

ただ、現実はたった1個のことをしたからといって、いじめはやむことがありません。

 

「誤っていじめがなくなった」というのは、まさしくドラマだけの話。

現実は少なくとも数ヶ月は続くわけです。

これが家族ゲームではよりリアルで、なかなか現実は想い通りに行かない。ということを誇張することはしていないんですね。

もちろんドラマなんで、表現のお化粧はしてますが。

 

ただすんなりと、想い通りに行くことはない。

それが見ていて気持ちいいんです。単なる幻想をドラマにしている訳じゃないから。

これがヤベェポイント3上げれる感想です。

 

 

まとめの感想一言「何年後かに見ても面白い」

 

  • それぞれの演技力
  • 加代子の爪噛む
  • なかなか現実は上手くいかないこと

めちゃ個人的な感想として、ヤベェポイントをそれぞれ3つ上げて来ました。

 

んで最後のまとめとして、教訓を感じるのが、本来の家庭教師の生徒である茂之の勉強って、最初の方しただけで、後はあんまりしないんですよね。

後半部分で、吉本こうやの家庭教師記録が出てきて、そこで語らるんですが「茂之はある程度1人でこなせるので安心」という風に櫻井翔は観察しています。

 

ストーリー全般を通してのことですが、「やっぱり環境が一番大切」というのを全話通して感じた感想ですね。

 

確かに天才という存在はいるかもしれません。勉強せずに東大に入ったなんて言う東大生のインタビューなんか見てるとスゴいなと思いますし。

でも幼少期の家庭環境を聞くと、そこには当たり前に本が置いてあって、学べる環境(両親の仲、子供対両親の関係値など)があって、自然と勉強する体制だった。という風に言っていました。

 

カエルの子はカエルなんて言うけれど、あくまでカエルって種族の話。

賢いカエルか、賢くないカエルか、という能力はまた別の話です。

賢いカエルは、賢いカエル育て方(環境の整え方)を知っているから、賢いカエルに育てられる。

 

 

親の仲が悪ければ非行に走るだろうし、でもそれは悪い事をしたいからではなくって、親に注目されたいからであって、環境がその後どうなれるか、を決める大きな要素なんだなって家族ゲームを通して思った一番の感想ですね。

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運営者プロフィール

名前:ちゃんこま

経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

会社に雇われなくとも,自由に生きて行ける」をモットーに、誰にも雇われない人生を送る。更に今後活躍が期待される注目株。

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