人は2つの力を持っています。
それが知力と体力。
この2つです。
ネットビジネスで自動化を図る為に、そして成り上がって行く為には、この2つの力を、うまい事ステップに合わせてフェーズをズラして行く事が大切になります。
まあ「成り上がる」って言葉の表現はあんまり好きじゃないし、一般的な「成り上がり」ってゴリゴリの力押しでのし上がる、というイメージが先行しますがそうではなく、戦略的に「先を見通す」って視点で成り上がる方法と力の使い方をお伝えしようかなと。
ヒトがもつ2つの力が自動化には必須
まず体力と知力。
このパワーって、ボクの大嫌いな昆虫の「蜘蛛」で例えると、手足が体力、頭が知力です。
頭が「○○しろ!」と指令を出す事で、手足が「了解した!」と動き、体全体が前方へ進みます。
じゃあ、初心者の一番最初は何に力を注げば良いのか。
それが「体力」です
蜘蛛で言えば手足の部分ですね。
これはなんでかって言うと、「カンタン」だからです。
頭=知力が指示してくれるので、「その指示通り」に進めば前に進んでいてくれる事になる。
つまり初期値の段階では体力にフォーカスを当てるということが大切。
これをネットビジネスに置き換えると、出品や仕入れ、発送と言った細かい作業や地味でだれでも出来る作業の事を指します。
ただ、この体力には限度がある。
この手足となって、末端な作業をして全体像を把握して行くと同時に「知力を養う」ということが次に大切になってくるフェーズです。
自動化したいのなら体力ではなく知力にパワーを注ぐ
例えば一流のスポーツ選手は、時給100万円なんて世界の収入を得ている訳ですが、大抵の人は時給は1000円程度。
これは体力を売っているのか、知力(ネームブランドや名声)を売っているのか。
ここに違いがあるからこそ、パワーが変わって来ている訳です。
コレをネットビジネスに置き換えると、「だれでも出来る流れ作業を一通り経験したなら、後は重点的な部分だけ自分が取り組み、(頭を使う部分)それ以外はやらないor他者に任せる。」
そんなフェーズです。
出品代行サービス(fba)なんかを使うのも手出し、ツールなんかを導入するのも1つの手です。
「蜘蛛」で言うなら、手足となり、体力を消費するのではなく、自らが頭となり、手足に指示する。
そんな感じです。
これはボクの好きな経営者。
「斉藤一人」社長の言葉で、
「俺らの仕事はさ。ボーリングの1番ピンを探すのが仕事なんだ。
1番ピンが倒れれば、後は勝手に倒れて行く。
だから俺らは一番手前のピンを倒すだけでいいんだ。」
そんな言葉をとある本の中で語っています。
この1番ピンを探す為に、知力=頭を使う。
せどりで言うなら、「仕入れ」のみにフォーカスし、その他の雑務などの、いわゆる「体力」は、いっその事捨てるor任せる。
つまり、戦略的に成り上がるには、体力と知力の使い方が全く違く、「より少なく、しかしより大きく」する、最終的には「頭=知力を使っていくこと」が必須になっていくわけです。
ボクの自動化までのビジョン
最近のボクのケースでは、ここら辺の見極めを本当に重要視していて究極的に働く時間を
短縮しようと思っています。
それはボクが、働く為に生きているんじゃなくて、生きる為に働いているから。
仕事は目的じゃなく、あくまで手段だからです。
具体的に言えば、オウンドメディアなんかの記事更新が一番時間のかかる手作業な部分。
一方で、アクセスから誘導率やクリック率を計算し、割合を高めるのが、一番売上げに直結する、頭を使う作業。
つまり時間を割くべきは、「改善の為の施策」に知力を使うべきで、記事更新などの体力はなるべく削ぎ落とす必要がある。
その力の案配が難しくって、今試行錯誤中ですが、最終的には自動的に記事が更新され、
自動的にアクセスが増える様、オウンドメディアの更新は外注し、ボクは「改善の為の施策」のみに知力を割くようにしようと思っています。
この自動化の最終極地まで行けば、やることは「データを眺める」事のみなので、多分コレが自動化の最終極地。
その為に、知力を磨いていこうと思っています。
人間には2つの力がある訳ですが、最初は大量行動による「体力勝負」でも全然構いません。
しかし体力とは、蜘蛛でいう手足となり、手足一本しか動かせない体力は、いずれ限界が訪れます。
そのときに体力から知力へと注ぐべき力のフェーズが変わります。
その注ぐべき力のフェーズが、知力となったときこそが、戦略的に成り上がった瞬間。
少ない労力で最大限の成果が出ている時です。
ぜひネットビジネスで自動化を図りたいのであれば、体力と知力を意識して、活動して行ってみてください。
それでは。