欲しくなかったモノを欲しがらせる究極のセールス技法

結構質問を見てると、「セールス」に関して悩んでる方が多かったので、今日は究極のセールス技法に関してお伝えしていこうと思います。

「究極のセールス」って聞くとなんじゃそりゃ?って感じですが、欲しくないものを欲しがらせることができたら、それこそ究極だと思いません?

 

先日「スマホで全てを完結させる」というような記事を配信しました。

スマホ1台で全ての仕事を完結させて、スマホだけで稼ぐまでの道のり」こちらですね。

それを思い立った後、ボクの中でこんなことが起こりました。

 

全く欲しくなかったiphoneを欲しくなってしまった理由

 

最新のiphoneが世間には出まくってる中、ボクはずっとiphone5sを使ってきました。

今となっちゃ「めっちゃ古!」って感じなんですが、ずっとiphone5sを使っていたのには2つ理由があって。

 

まず1つ目が、「親しい友人からもらった」ということ。

本当に仲が良く、小さい頃からの友人に、このiphone5sはもらったんです。新しいiphoneが出ようとさほど機能的な違いもわからないし、思い入れがあるこのiphone5sを大切にしてた。

それが1つ目の理由。

 

そしてもう1つ目の理由が、「持ちやすさ」です。

最近のスマホは総じて「デカイ」

片手で収まる大きさではなく、「なんでこんなおっきくすんの?」ってずっと思ってました。

反面片手に収まるiphone5sは、扱いやすいし手にフィットする。

だから新しい年ごとに出る新作のiphoneも全く欲しいと思っておらず、ずっと5sを使っていこうと思っていたんです。

 

つい最近までは-。

 

iphoneに対する概念が変わった

 

ことが変わったのは、先日配信した、「スマホで全てを完結させる」と目標を持ったことからでした。

それまでボクは「スマホ=携帯」という概念でしかなく、電話という機能がメインにあり、その他に便利な機能が追加されたのがスマートフォンだと思っていました。

 

でもホリエモンの働き方を見て行くうちに、「ボクが思っているスマホとの概念とは違う。」と思えてきたんです。

とある密着ドキュメント番組で、ホリエモンはこう言っていました。

「とある時パソコンをやめて、全部の仕事をスマホでするようにしたんですよね。

前までは画面が大きいって理由でパソコンを使ってましたが、今はスマホでなんでもできるんで、パソコンはいらないだろうってことで。」

それを聞いた途端に、ボクのそれまで「スマホの概念」が全く変わったんです。

 

それまでの概念は、「スマホ=携帯電話」

だからこそ、最悪電話できればよくって、便利なアプリはあくまで付属品でしかない。

そう思っていました。

でも、ホリエモンが考えているスマホの概念は、「パソコン、タブレット、スマホ」という全ての同列デバイスの中の1つであり、すでに「携帯電話」という概念を超越した存在だったのでした。

 

実際にスマホで電話するよりも、アプリを動かしている時間の方が長くなっていますし、

コミニュケーション

タスク管理

重要書類

これら全てスマホに入っている人も少なくありません。

 

「あ〜。俺遅れてたわ。スマホってもう携帯じゃないんだ」

「携帯をはるかに超越した存在なんだ」

そう思ったんですね。

 

スマホ=10万円をどう安く見せられるか

 

パソコンを10万円で買う、っていうのは最低限の投資だから当たり前に感じ、さほど抵抗がなかったりします。

それは、「パソコン=仕事」という概念だからです。

でもスマホを10万円で買うっていうのは、なんだか首を傾げたくなる。

それは「スマホ=遊び」だから、「遊びに10万円もかけるのか」って思ってしまうからです。

でもボクは、「スマホで全てを完結させる」と構想してから、「スマホ=遊び」ではなくなり、「スマホ=仕事」という概念に変わり、「スマホ=必要最低限の投資対象」に変わったんです。

 

そう思った途端、もう何年も使ってた5sから新しいiphoneに乗り換えようとすぐに決断するに至りました。

(実際に買ったらまた報告します。)

「全く欲しくなかった新型iphoneが欲しくなった」まさしくセールスであり、欲しくないものを欲しがらせる、これこそが究極のセールス技法です。

 

「見方を変えさせる」これこそが究極のセールス技法

 

なぜ、それまで欲しくなかったものが急遽欲しくなったのか。

ポイントは、「見方を変えた」ということです。

今までのiphoneとはボクの中で「携帯電話」でしかありませんでした。

もし仮に、その携帯電話という概念の中で、

「フェイスidがついてさ!」

「カメラも綺麗になってさ!」

「んで、サクサク動くよ!」

って販売員にセールスされたとしても、ボクは「いや。今のやつで十分だよ」と言って、購入するには至らなかったでしょう。

でも、「スマホは携帯電話じゃない」という新しい見方が備わり、「スマホ1台で全ての仕事が完結したら?」と新たなスマホとして概念が生み出されたことによって、全く欲しくなかったものを突如として欲するようになった。

ということでした。

 

つまり、究極のセールス技法とは、「概念を変える」こと。

そうすることで、欲しくないものを欲しくさせることができる。ということなんです。

以前「こちらの過去記事」でキシリトールガムやミネラルウォーターが「すごい」とお伝えしましたが本来無料の水が有料になった=ミネラルウォーター

甘いはずのガムが甘くない=キシリトールガム

こう言った本来欲しくない、と思う商品を欲しがらせるには、そもそもの「概念」を変えることが大切です。

おいしい水こそ有料で飲むもの=ミネラルウォーター

お菓子のガムではなく、虫歯予防のガム=キシリトールガム

こうして概念を変えたことで、本来全く欲しくなかったのものを欲しくさせているわけです。

ですから究極のセールスとは、「概念を変えること」これが大切なんだと思います。

 

終わりに

 

もしあなたが、セールスがうまくいかず困っている。

というケースなら、「どうしたら概念を変えられるか?」そう考えみるといいかもしれません。

それでは。