初心者の方がせどりで結果を出すには、リサーチする数、つまり量が大事という風にお伝えして来ています。このリサーチ量を多くするには、必ずと言っても良いほど、ツールという壁に打ち当たると思います。
バーコードリーダー等のツールを使ったらどのくらいリサーチ量が増えるのか。仕入れの効率はどのくらい良くなるのか。またビームを使った効率的なリサーチを方をご紹介して来ます。
ビームを使った際のリサーチ量の増加
ちゃんこまが一番始めにせどりを始めたときは、ご多分にもれずに、無料のツールのみを使用していました。こちらがせどりすとというツールですね。無料に限らず、こういったツールが存在しますが、ある程度せどりを続けていると、有料のツールを使うべきか、そうじゃないのかという壁に必ず当たると思います。
当初はせどりすとのカメラのスキャン機能でリサーチしていました。一番始めは全然問題なく、使っていたのですが、途中から問題が浮き彫りになってくるんですよね。まず一つ目の問題が、時間が掛かるという問題です。
スキャンするときに、一つ一つ商品を手に取って、商品のバーコードをカメラで読み込ませなければ行けません。これを全商品しなくちゃ行けないですよね。しかも初心者の頃って、全然目利きが出来ないので、無駄な商品を、いっぱいリサーチしてしまいます。こんな作業を続けていると、かなり時間を使ってしまって、効率的に仕入れをすることが出来ません。また時間が掛かるという理由のもう一つが、カメラが別の方向にピントが当たってしまい、商品を取ってすぐさまスキャンしてくれないというせどりすとの問題もありますね。
もうひとつの問題が、腕が疲れるという問題です。商品棚って結構高い所にもあるので、その商品を取るには、腕を結構高くまで伸ばさないといけないです。それが棚の一列全部にやらなくちゃ行けないので、リアルな悩みとして肩や腕が痛いという風に思っている人は結構多いと思います。腕だけでなくて、時間が掛かると言う事は、ずっと立ちっぱなしなので、足も痛くなって来ます。
無料のせどりすとでせどりをしているときには、1時間のリサーチ数が100〜200行けば良い方だったと思います。これでは、体もしんどいし、時間も掛かるしで、これからせどりで稼いで行くという風に考えるなら、バーコードリーダーが無いと仕入れるのはキツいかなと思ったのが、ツールを導入しようと考えた理由でした。
バーコードリーダーを仕入れに導入した結果
上記に上げた、時間がかかり、体が痛いという問題点が起きて来たので、バーコードリーダーを仕入れに導入してみました。私が導入したのは、MS910というバーコードリーダーです。主に二つのバーコードリーダーがあるのですが、こちらの方で問題ないというレビューともう一つの方は結構高かかったので、こちらにしました。
MS910がこちらですね。2016年の8月現在ではアマゾンで新品14000円ほどで売っています。もう一つがKDC200というバーコードリーダーなのですが、こちらが、アマゾンで新品34000円なので、倍以上値段が違いますね。バーコードを読み込むだけの用途なので、安い方で良いという判断でした。
こちらがKDC200ですね。私が買ったMS910は、100円ライターぐらいの大きさで、BLUETOOTHで接続して、スキャンしていく物で、設定自体は付属の説明書で簡単に出来ました。
上記でお伝えし忘れてましたが、ちゃんこま個人の悩みで、せどりすとのスキャン機能で検索をしているとき、周りからせどりだと言う事が丸わかりと言う点も大きかったですね。また普通のお客さんからは、あの人何しているんだろうって不審がられるのも、あんまりうれしい気はしなかったので、手に隠れるバーコードリーダーを導入しようと思った理由の一つです。
MS910を導入したのをきっかけに、検索するツールもついでに買いました。というのは、バーコードリーダーで読み込んでも、利益のある商品はスマホを見ないと確認で来ないからなんですね。だから、スマホの画面を見なくても利益のある商品を読み上げてくれる機能がほしいと思いせどりすとプロを導入しました。ツールって月額料金が掛かる物が多いんですが、せどりすとプロは、買い取り式で値段も安く、店舗独自のバーコードも読み込んでくれ、尚かつ音声読み上げ機能がついているので。
で、さっそく店舗に行ってみました。まず一つ目の違いとしては、腕が疲れなくなりました。バーコードリーダーで仕入れのリサーチをする際、商品を手元に持ってこなくていいんですね。私はCDやDVDというジャンルで月20万円せどりで稼げる様になったのですが、CDであれば、ちょっとだけ棚から出して、バーコードをかざせば終わりなので、高い所に腕を持って行く必要がありません。
また手元に隠れるし、利益のある商品は音声で読み上げてくれるので、周りの目を気にする必要もなくなります。あくまで普通に買い物に来ているお客ですよというスタンスでせどりが出来ます。もちろんガッツリ、バーコードリーダーを使う際には勝手が違いますが。
そして一番大事なリサーチ量ですが、スキャン機能では、1時間100〜200個が限界だったとお伝えしたと思いますが、バーコードリーダーを使ったときには、ガチでやれば1時間で1000個は行けます。現実はそんぐらいリサーチするので、モノレートを確認したり、仕入れたりするので、もう少し少ないかもしれませんが、リサーチだけと考えればこのぐらいは行きます。つまり検索数だけでも10倍以上検索出来ると言う事でした。
こんだけリサーチ出来れば当然仕入れにも直結して来ますよね。仕入れが変われば利益になるので、ツール代金は予想していた以上に早く回収することが出来ました。
バーコードリーダーの仕入れ法
次からこのバーコードリーダーを導入して身に付いた仕入れ法や、テクニックをご紹介致します。結構ツールを導入するだけで稼げるなんて言う人が居ますが、私は全然そんなことないと思いますし、そんなことを言っている人は信用してないです。
というのは、ツールはあくまでリサーチを補うものという概念で取り組んでいるからですね。ツールがあれば稼げると言う訳ではなく、ツールがあれば、効率的に仕入れが出来るに過ぎないと言う事です。つまり仕入れ法とは、いかに効率的に検索出来るか、仕入れが出来るかであって、それ以上でもそれ以下でもありません。これから導入しようと思っている人は、それを理解して、騙されない様にして下さい。
商品を手に取らない
先ほど腕が楽になったとお伝えしましたが、ビームがあれば、商品を完璧に手元に持ってくる必要がありません。またバーコードリーダーで効率よく仕入れをするのであれば、手元に持ってくるのは時間の無駄です。
ビームで検索するときの仕入れ法は、商品を斜めにして、バーコードの部分のみをちょっと見える様にするだけで十分です。これだけで、商品を戻す時間や手に取る時間を短縮出来るので、私はかなり仕入れを効率化することができました。
少し上から下へ斜めにスキャン
バーコードリーダーを正面から並行にスキャンすると、読みこないときがたまにあります。これが続くと仕入れやリサーチに時間が掛かってしまうので、少し上から下へスキャンします。このように斜めからスキャンした方が、読み込み率がグンと上がる印象で、スムーズにスキャンしてくれます。またバーコードのどの部分をスキャンしても良いのですが、なるべくバーコードの線の上をスキャンした方が、早く読み込んでくれる気がしますね。
スキャンしやすい持ち方
これは完全に個人的な見解ですが、あまりせどりと周りの人に悟られたく無いので、バーコードリーダーを親指と人差し指では持っていません。こうすると、上から見ると完全にMS910が見えてしまうので、親指と中指ではさみ、親指の上に人差し指を置くという持ち方をしています。
手だけでやると人差し指と中指から、親指が出る様な手の仕様ですね。こうすることで、一目ではバーコードリーダーの存在が分からずに、他の人にバレずにスキャン出来ます。また使った時からその持ち方なので、比較は出来ませんが、その持ち方の方が、スムーズにスキャンすることが出来ますので、仕入れも楽に出来る印象です。
以上バーコードリーダーを使った仕入れ法の小技でした。
まとめ
- ツールを導入するとは、リサーチ量を上げるためと言う事を理解する
- 価格の安いバーコードリーダーでも、問題なく使える
- 検索数は10倍以上の効果がある
- 体への負担が少なくなる
これらはあくまで、個人が使っての感想ですが、カメラを使ってのスキャンとは遥かに効率が違うのが、使ってみて最初に思うことです。なんで今まで、使ってなかったんだろうと後悔することと思います。
これからせどりで稼いで行くということであれば、必ずツールを導入するかしないかの壁に打ち当たると思いますので、参考にして頂けたら幸いです。