メルカリはせどりの仕入れ先として有能なのか?使ってみた感想。

 

電脳せどりでネットから仕入れられるサイトは、かなり多くありますよね。ヤフオクからメルカリ、その他のネットショップ等々。だけど、僕が初心者の頃って、どこで仕入れたらいいの?って言うのが、常に悩みの種でした。そこで色々なサイトをネットサーフィンして、リサーチをかけていたんですね。

 

一方フリマアプリとして今やナンバーワンユーザー数を誇るメルカリ。ユーザー数が多ければ、その分仕入れが出来るんじゃないかって当時考えていて、メルカリをずーっと見張っていた時期があります。その経験から、メルカリはせどりの仕入れ先として優秀なサイトなのか。またメルカリの仕入れ方。メルカリ以外の電脳せどりの仕入れ方について実体験をお伝えして行きますね。

 

メルカリの狙い目

 

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今メルカリはcmもやっていますし、フリマアプリとしてはかなり大きいサイトですよね。僕自身が家の不要品を売っていた時期に使ってた事もありますし、売る側としても写真を撮って、説明文を書くだけで出品出来るので、かなり簡単に使えるアプリだなって印象です。

 

特にパソコンに詳しく無い友人すら、メルカリを利用して、家の要らない物を売っている友人も居たので、その敷居の低さからこんだけ爆発的にユーザー数が増えたと言えますね。これがせどりでの仕入れにかなり影響するんです。

 

ユーザー数が多い事がなんでせどりに関係してくるのか。って言う事なんですが、やっぱり相場を知らない人がユーザー数に応じて増えてくるんで、格安の商品を仕入れる事が出来る。って言う事に直結するんで、メルカリでせどりでの仕入れが出来るっていう事なんですね。

 

事実、僕がメルカリで物を売っていた時なんて、せどりって言葉さえ知らなかったので、全然相場を知らずにカメラのレンズを売った事があります。その後調べると相場が8000円ぐらいのレンズで、使用頻度もかなり少なかったので、非常に良品なカメラでした。それを6000円ぐらいで売ったんですね。もちろん即完売しました。当時の僕みたいな素人で、相場も知らない人が多く居るんで、穴場の可能性があるのがメルカリってことになります。

 

つまりメルカリに狙い目もここになります。相場を知らないで、家の不要品を売ろうとしている人は、すぐに売れる事を望んでいるので、いくらで売れようが構わない人が多いってことですね。そんな出品者を見つけて、仕入れるとせどりでも、かなり良い利益率を取る事が出来る仕入れ先になり得るんじゃ無いかな。

 

で、このノウハウを付け加えると、メルカリだけじゃなくって、ヤフオクとかでも、問題なく使えます。ヤフオクでも初心者ユーザーを見つけて、その人に狙い目をつけて仕入れるせどり方法ですね。

 

素人を狙うって悪いこと?

 

でね。こういう事を言うと、なんだ?情報弱者を騙しているのか?って勘違いする人もいるんですけど、そうじゃないです。というのは、しっかりと売りたい人は時間をかけて、相場を調べますよね?だけど、そう言うの気にしていない人は、早く売る事が目的なんです。別にちょっとぐらい相場より低くても構わないから、予定より早く売り切る。それに応じて僕たちが早く買ってあげる。誰かが損していますか?別に騙している訳でもないですよね。

 

だから、これもせどりをする上でれっきとした戦略だし、メルカリなどで売る方も全然損していないって言う事なんです。

 

同じフリマ内でも価格差は生まれる

 

で、先ほどの初心者ユーザーに狙い目をつけて仕入れるって言うのは、ある種一人に目をつけて仕入れるっていうメルカリせどりの方法でした。メルカリで仕入れるには、もう一つ手法があって、それはメルカリのサイト内で、相場の違いを見つけるって言う方法です。一人に狙い目をつけるって言う方法をもっと広く視点を持ったやり方ですね。

 

これがどういう事かって言うと、メルカリで物を売るのに慣れている人は、相場を調べるのもメルカリです。メルカリには今販売している商品を調べる事もそうだし、売り切れた商品を調べる事も出来ます。

 

Aという商品をメルカリで売ろうとしたら、当然Aがメルカリでいくら売れたのかを調べて、値段をつけると思います。ここで大事なのは、メルカリで売ろうとしたときに、ほとんどのユーザーがヤフオクならいくらとか、アマゾンならいくら。何て調べないって事なんですね。つまりメルカリにはメルカリ内の相場が作られていって、それを基準に値段設定が決まって行きます。

 

このメルカリ内の相場をアマゾン内の相場の違いがある商品を見つけて、仕入れれば電脳せどりで有能な仕入れ先になるって言う事です。

 

そんなフリマアプリのメルカリを利用してみてのデメリットが浮き彫りになって来たので、次にデメリットをまとめてみました。

 

メルカリせどりのデメリット

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この記事の冒頭部分だけ見ると、結構いい仕入れ先じゃんか!メルカリって!っそう思います。続きのメルカリせどりを試してみた結果を見れば、その意見は覆ると思いますが。

もちろん良い所ばっかりじゃないのも確かです。世の中完璧なもんって無いですからね。

 

じゃあメルカリせどりのデメリットってなに?って言う所ですが、効率化が出来ないって言う所だと思います。法人じゃなくって、個人で利用出来るからこそ、穴場で格安な仕入れが出来る反面、メルカリには狙っている商品が出品されたらアラート設定したり、一発でアマゾンとメルカリの価格差を調べたりする事が出来ません。

 

となると、新規出品を見るときとかにも、モノレートで相場を調べて、アマゾンとの価格差を見つけたり、メルカリで商品名検索をして、メルカリ内とアマゾン内の価格差の違いを一つ一つ調べる必要があるんです。効率化出来ないと言う事は、時間をかけて自分一人がやるしかないって言うのがメルカリせどりのデメリットなのかなって感じます。

 

ライバルが多い

 

このライバルが多いと言うのも、メルカリせどりのデメリットになるかな。

当然せどりにおいて、ライバルが少なければその分、仕入れやすさは格段に上がります。

欲しい人やライバルが増えれば、当然値上がりして行くのが資本主義社会なので、仕入れ値が高騰し、利益率は圧迫される一途をたどる。

 

また、色んな検索方法を試しましたが、売り切れ状態が多かったのも、メルカリ内でライバルが多かった事が原因かと。

今ではフリマアプリシェアNo.1とも言えるメルカリだからこそ、その分ライバルが多いのが難点ですね。

 

リサーチしづらい

 

他の情報発信者は、あまり伝えない情報ですが、僕自身がメルカリを仕入れ先開拓としてトライした時に感じたのは、「めっちゃ検索しづらい」という事でした。

せどりに取り組んでいる人なら必ず知りたい商品情報と言うのが、「型番」だったり「規格番号」ですよね。

 

商品を特定出来る個別番号が分からなければ、類似品だったり、通常版だったりして、価格に差がグーンと生まれますから。

特定出来る様な商品説明が欲しい訳です。

ただ、メルカリユーザーはあまり細かく書く事はせず、適当に書く利用者が多い。その分、リサーチするのに時間が掛かります。

 

仮にオンラインショップで電脳せどりをする場合は、オンラインショップに規格番号も型番も記載しているので、番号をコピーし、モノレートにペーストすれば、それでリサーチ完了。時間にして数秒でリサーチ出来ます。

ただメルカリの場合、商品名で検索して、そこから更に絞り込んで「メルカリ出品商品を特定する」というフェーズを要するので、1つの商品を検索するのに長くて1分ほどかかります。

その差60倍。

 

電脳せどりでツールを使わない場合、このリサーチする時間と言うのはどうしてもデメリットと言わざるを得ない。

それを効率化出来ないため、メルカリではデメリットに成り得る。

そんな感想ですね。

 

 

実際にメルカリを仕入れに使ってみた結果

 

まぁメルカリで仕入れたら、めっちゃ売れたよ。

せどりや転売ではメルカリ最高!!

なんて唱うブログやサイトはいっぱいある訳で。

 

でも本当に気になる所としては、「ほんならメルカリで稼ぐ事は出来たんかい!?」

この部分がせどりでメルカリを利用する際に、一番気になる所。

メルカリの格となる部分を検証してみました。

 

メルカリ使用ケース1 新着出品

 

まずメルカリで試した方法が新着出品されてくる商品。

メルカリのアプリをダウンロードして、覗いてみると分かるんですが、1日当たり膨大な出品数がずらーっと新着表示されて行きます。

まず手始めにそこからのスタート。

 

新着出品のデメリットって言うのが、ジャンル毎に見れない事なんで、詳しく無いジャンルの商品がつらつらと流れて来ます。

ジャニーズとか、アイドル関連なんてもっぱら知り得ません。

だからパス!!

 

 

他ジャンルでは、せどりでサラリーマンの月収を遥かに超える金額を稼いでいるので、ある程度のジャンルであれば目利きは出来る。

その得意分野が出品されている新着商品をリサーチしてみる所から始めました。

ただ、相場も何も把握してない利用者が出品しているケースも多くあったりで、新着商品は使い勝手が悪い。

 

またヤフオクユーザーとメルカリユーザーは利用者の質が似たり寄ったりなんですよね。

型番とか状態説明が適当だったりと、相場をリサーチする為の商品情報がかなり少ないのがメルカリのネックでした。

 

1日、2日と新着出品としてメルカリ内を流れてくる商品をリサーチしましたが、あまり良質な仕入れをする事が出来ず終了。

残念な結果となりました。

 

メルカリ使用ケース2 商品を個別検索する

 

新着出品を丸ごとリサーチするのは、あまりにも効率が悪いってことが判明したので、事前にアマゾンで売って来た商品、または利益が高い商品のみに絞ったリストを作成し、個別でメルカリで検索する手法にシフトチェンジしました。

メルカリには商品名検索、カテゴリー別検索など、色んな検索法があるんで、それを活用しようと。

 

店鋪せどりの場合、1点1点を調べるのに時間が掛かるんで、お見せになる商品の中から「アマゾンで高く売れる商品」を見つけた方が効率的。

しかし電脳せどりの場合、1点1点調べるのにそこまで時間はかからない上、ピンポイントでの検索機能が存在するので、「アマゾンで売れる商品をあらかじめ知っておき、サイト内で検索をかける」方が効率的な仕入れ方です。

 

これをメルカリでも応用した仕様ケースですね。

 

ではどういう結果となったのか?

 

 

ただこれも合えなく惨敗という結果でした。笑

 

理由としてメルカリ利用者の属性という部分が原因でしたね。

 

メルカリなんかのフリマって、賞味期限が早いんですね。

お宝商品なんかは、新着出品を常に見張っているライバルが多くいるので、刈り取られがち。

その他の商品は、本当に欲しいと思っているユーザーが、転売目的ではなく、利用目的で購入する。

 

つまり、個別検索した所で、売れ残っている物しか検索出来ない訳です。

そして売れ残っている商品と言うのは、当然転売では売れない商品。

 

 

リストを数百点リストアップして、リサーチに励みましたが、良質な仕入れはほとんど出来ずに終わりましたね。

それなら、今使っているいつも通りのツールを使用した方が、効率的に仕入れが出来るし、尚かつ全て手動で行なわないと行けないメルカリの性質では、時間が掛かりすぎるんで、メルカリに固執する事は無くなりました。

 

メルカリの使用ケース3:新品商品

 

そんなメルカリでしたが、まだ検証としてはデータが少ないので、良質な仕入れ先になるのか、ということで「新品商品」に目をつけてリサーチすることに。

 

そこで見つけたのが、4500円ほどの新品未開封品のレイバンのサングラス。

「これは安いのでは?」ということですぐに連絡を入れて、購入することにしました。

 

5日後に商品が届き、新品のレイバンのサングラスが届きました。

相場は調べなかったのですが、そのまま写真を撮影して、いざヤフオクへ出品。

 

5000円からスタートしたのですが、結果的に7500円で落札され、3000円の利益を獲得することができました。

 

今考えれば、少し利益率も低くって、相場も調べなかったので、かなりリスキーな仕入れとなりましたが、メルカリであっても仕入れることができた事例でした。

 

 

使って見てわかった!メルカリで仕入れるために大切なこと

 

その後、レイバンのサングラスをもう一度仕入れようと、再度メルカリにアクセスしたのですが、同じ出品者は三個ほど同じレイバンのサングラスを販売していました。

そのサングラスをチェックしてみると、ボクと同じタイミングで、購入した人がほとんどで全て売り切れでした。

 

つまり、メルカリで仕入れるためには「スピード」が大切ということです。

 

それもそのはずで、人気商品=転売で売れる商品、というのは、すぐさま売れて行ってしまうので、より早く購入することが大切になってきます。

もし仮に、遅れてしまえば、他の購入者に買われてしまい、購入することができません。

 

なので、メルカリでは「スピード」が大切になってきて、よりいい商品をより早く買うことが大切なんですね。

ですので、「あまりメルカリに張り付いて仕入れができない」と言う方は、少し難しいのかもしれません。

 

もちろん上手く活用すれば、ヤフオクに匹敵するほどのプラットフォームですが、その分ライバルが多いので、実際にボクは時間と労力が割に合わないと言う結論に至りましたね。

もっと踏ん張れる方は、メルカリに挑戦してみるのも良いと思います。

僕は「もういいかなぁ〜」って感じですが。

 

 

 

自分はどちらが向いているのかを考えるのが大事

 

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時間をある程度使えたり、失業中でどうしても即金で稼ぎたい。と言う事なら、そこに時間を費やしてもいいのかなって思いますが、時間が掛かるのであれば、厳しい。と言う事なら、メルカリはあまり良い仕入れ先にはならないのかな。って感じですね。その人によっていい仕入れ先と、良く無い仕入れ先は変わりますから。自分の状況に合わせて仕入れ先を変えるのが、せどりには大事かなって。

 

僕自身は、そこまでせどりの仕入れに時間を使いたく無かったし、時間効率を一番に優先して、他にやりたい事があったので、メルカリからは撤退しました。そこで効率化出来る様に電脳せどりでツールを導入して、効率化したって言う経緯です。やっぱりツールに頼らずに、人力で全てをこなすのは、かなり骨のいる作業です。

 

もちろんメルカリでも仕入れ出来ます。上記の方法で仕入れていて、現に仕入れる事は出来ましたから。だからどっちが自分が目指す道かな?どっちが自分に合っているのかな?って考えてみると答えが出るかも。やりたくも無い事を続けていても、結果は出ないですしね。せどりに関わらず、何でもそうですけど。

 

地道に時間を使って、一つ一つの商品を検索していってリサーチするのが向いているという人であれば、メルカリは良い仕入れ先になり得ます。副業であんまり時間を使えないし、あくまで稼ぐ為の手段だから、効率化したい。ってことならツールを導入した電脳せどりの方が向いているのかなって。

 

まとめ

 

  • メルカリの仕入れ方は初心者ユーザーを狙う
  • メルカリの仕入れ方2はメルカリ内とアマゾン内の相場の違いを探す
  • 電脳せどりでは、自分の状況、環境にあったせどり方法を見つける事が大事

 

という結論でした。僕自身が初心者で、全く仕入れが出来なかったときって、調べていてもいい方法は出てこないし、結局ツールや商品をアフィリエイトしたいだけの、人ばかりで何を信じていいのか分からなかったんです。結果的に騙された事もありましたし。

 

そんな事があって、仕入れが出来る様になった今だから思うのは、自分に合わない物を続けても何にもならない。と言う事。それだったら、買わない方がいいし、自分に合った手法を考えた方がいいと思います。1時間しか使えないのに、5時間かける仕入れ方では、せどり出来ませんよね。であれば、1時間使って稼ぐにはどうしたらいいんだろう。ってことを考えた方がよっぽど自分のためになるし、自分の力になります。

 

おれの言う事を聞け!そうすれば稼げる!なんて言うひともいますけど、それってよっぽどたちが悪くて、自分の事をどれだけ信じられるかって言うのがせどりには大事じゃないかなって思います!是非頑張ってください!