アマゾンで販売したり、物を売ったりする場所をアマゾンマーケットプレイスって言うんですね。そもそも、えっ?アマゾンで自分の物を販売出来るの?って思っている人も居ますよね。登録方法を知ってしまえば、個人でも法人でも、男でも女でも、誰でもアマゾンで商品を販売出来るんです。
そんな今回は、超初心者の為の、アマゾンマーケットプレイスの登録方法と登録する事のメリット、デメリットをご紹介して行きます。これを見れば、今直ぐに自宅の不要品をアマゾンで売る事も出来るし、そのままネット転売をして、お金を稼ぐ事も出来るので、是非直ぐに登録方法を知って、取り組んでみて下さい。
アマゾンマーケットプレイスの登録方法
まず、アマゾンで物を販売する為には、アマゾンマーケットプレイスにアカウントを登録しないといけません。と言っても、めちゃくちゃ簡単で、すぐに終わってしまうので、「初心者の為のせどりの始め方。これを抑えず始めるな!」と言う記事に詳しく書いてあるので、参考に登録してみて下さい。
流れとしては、
- アマゾンのショッピングアカウントを取得する
- アマゾンマーケットプレイスの登録をする
- 商品を出品して行く
と言う流れになります。どうですか?めっちゃ簡単でしょ?
まずは1,アマゾンのショッピングアカウントを取得して行くという所から順に見て行きます。
1、アマゾンのショッピングアカウントに登録する。
まずアマゾンから新規アカウントを取得すると、このような画面になります。
(コレはマーケットプレイスの登録ではなく、アマゾンで買い物をする為のアカウントです。)
コチラに必要な情報を記入すると、ショッピングアカウントが作れます。
おそらく、大半の方がアマゾンのショッピングアカウントは持っていると思うので、このパートはスッと飛ばします。
2、マーケットプレイスに登録する。
ショッピングアカウントが取得出来たら、次にマーケットプレイスに登録するフェーズにいきます。
Googleなんかで「アマゾン マーケットプレイス」と入力すると、登録ページが出てくるので、コチラのページに移動します。
今すぐ登録するをクリックします。
(小口出品、大口出品に関しては、この後詳しく記載しています。)
アマゾンマーケットプレイスに登録する為には、4つのステップがあります。
その4つのステップをコレから解説して行きます。
ショッピングアカウントを作ったときと同様に、住所を入力するなど、そこまで難しいことではないので、一緒に作って行きましょう。
出品規約
居住国/事業所の国:日本
正式名称/販売業者名:お好きな名前を入力
これらを入力したら、出品規約にチェックを入れて次へを押します。
出品者情報の入力
店鋪名:お好きな店鋪名を入力
国:日本
ここからは個人の情報を入力する欄に変わります。
郵便番号
都道府県
市区町村
住所1
住所2
などなど。
個人の情報を入力した後、電話番号を入力するとこのような画面になります。
入力した番号宛にSMSが送信されてくるので、PINコードを入力して検証をクリック。
自社ショッピングサイト、他のECサイトなどのURLがありましたら入力してください、という項目は任意項目なので、スルーで大丈夫です。
PINコードを入力すると、次へのボタンがクリック出来るようになるので、次に向かいましょう。
クレジットカード情報の入力
出品者情報を入力した後は、クレジットカード情報の入力と言う項目です。
参考記事:「審査がほぼ無い?せどりで使えるクレジットカード4選。」
もし「クレジットカードがない」という場合は、デビットカードを作っておくと良いかもしれません。
デビットカードとは、カードで決算すると銀行から直接引き落とされる仕組みのこと。
デビットカードには審査がなく、クレジットカードが必要で登録しなければ行けない場合であっても、デビットカードがあれば登録出来るので、クレジットカードがないという場合は、この機会に作っておきましょう。
商品情報
最後に入力するのが、商品情報の入力欄です。
全ての商品にUPCやJANの標準的な製品コードが設定されていますか?:はい
Amazonで出品する商品を、自社で生産しブランド化していますか?:自社ブランドを販売しない場合はいいえ
何種類の商品を出品する予定ですか?:出品するであろう種類の項目をチェック
これであなたは既にアマゾンのマーケットプレイスに登録しているので、商品を出品出来る状態になりました。
登録費用
じゃあ、アマゾンマーケットプレイスは登録費用がいくらぐらいかかるの?と言う事ですが、アマゾンマーケットプレイスは二つのプランがあります。それが大口出品と小口出品です。
大口出品とは、月額4900円掛かってくるサービスで、大量に取引する人が登録する為のプランです。小口出品とは、月額料金無料で、あまり取引しない人が登録する為のプランです。
大口出品、小口出品共に、出品する度にお金は掛からないのですが、売れる度に100円掛かってくるのが小口出品なんですね。なので、月に50個以上の取引をするか、しないかが、大口にするか、小口にするのか、の境目かな。って思います。
その他の大口出品と、小口出品の違い
アマゾンマーケットプレイスの2つのプランの大口出品と、小口出品。その2つには売れた時に100円掛かってくる以外にも、違いがあるんで、説明しておきますね。ただ、色々違いを言っても、何がなんだか分からないと思うし、超初心者の方は、そこまで知らなくていいので、大事な事だけお伝えします。
大口出品と小口出品の違いで、決定的なのは決済サービスが大口出品の方が、多い。と言う事です。
(アマゾンマーケットプレイスサイトより抜粋)
これが大口出品と、小口出品の決済方法の違いなんですが、左が大口出品。右が小口出品です。違う決済方法は、「コンビニ決済」、「代金引換」と、「amazon ショッピングカード」が無いのが小口出品です。
アマゾンを利用している人なら分かると思うんですが、特にコンビニで商品代金を払うコンビニ決済を利用している人は多いんですね。小口出品だと、クレジットカードのみにしか対応していないので、クレジットカードを持てない学生や、持っていない層が多い主婦層などの人たちに、売りたい商品がある場合は、大口出品の方が良いかもしれません。
僕自身最初は、小口出品でアマゾンのマーケットプレイスに登録していたのですが、在庫数が増えて来た事もあり、大口出品に途中で登録しました。すると、体感ですが1.2倍ほど、商品が売れやすくなりました。
特に学生層や、主婦層に向けた商品をマーケットプレイスに登録していた訳ではないのですが、やっぱり決済方法が多い方が、売れやすいのかな。って思います。
また、DSのタッチペンなんかは如実で、小口出品ではなかなか売れなかったのですが、大口出品に登録し直した途端に、売れてくれました。これは、小口出品ではクレジットカード決済がメインなので、DSのタッチペンを欲しがる学生達が買えなかったのが原因かなと思います。
大口出品と小口出品、どちらにすべき?
では、大口出品と小口出品とでは、どちらに登録するべきなのか?と感じる人も居ますよね。アマゾンマーケットプレイスの期間によるんですが、大口出品3ヶ月無料期間というのをアマゾンがやっている時があります。
(期間によってキャンペーンは変わります。)
そんな時は3ヶ月間無料でマーケットプレイスに登録出来るので、その時は大口出品で問題ないんじゃないかなと。
ただ、月額4900円掛かるのは嫌だな。と言う方は、小口出品で始めてみて、在庫数が増えて来たり、月に売れる商品数が50個以上になって来た場合に、後から大口出品に登録し直す事も出来るので、小口出品から始めてみても良いと思います。
参考記事:「せどりで大口出品と小口出品とでは、どっちの方が売れやすいの徹底検証!」
アマゾンマーケットプレイスで売るメリット
アマゾンマーケットプレイスで売る事に何のメリットがあるの?って思う方も居ると思います。今では,メルカリでも売れるし、ヤフオクでも売れるし、売る場所って考えると、いっぱいありますもんね。僕自身もいろんな所で売ってきましたし、様々なサイトに登録していますから。そんな経験からアマゾンマーケットプレイスに登録する事のメリットを、大事な物だけお伝えします。
- 圧倒的な知名度
まず、アマゾンマーケットプレイスに登録する事のメリットの一つ目ですが、圧倒的な知名度がある。って言う事ですね。日本人のほとんどが、アマゾンを利用した事があるぐらいの、知名度を誇っていて、アマゾンのショッピングアカウントなら、大体の人が登録しています。
仮に、山奥で誰も知らない所で、宝石を売ってもなかなか売れないと思いますが、銀座で宝石を売ったら、すぐに売れますよね。知名度というのは、そのぐらい違う。って事。
- 登録自体無料
マーケットプレイスに登録するメリットの2つ目ですが、小口出品であれば、登録する事自体無料と言う事ですね。例えばヤフオクとかは、出品するのに、プレミアム会員に登録しないと出品出来ないんですが、月額料金が掛かって来ます。
アマゾンマーケットプレイスでも大口出品なら月額料金が掛かって来ますが、小口出品で細々と売りたい。と言う場合、登録、出品自体無料なのも、メリットかなと思います。
- 出品登録がめちゃくちゃ楽
アマゾンマーケットプレイスのメリットは、「転売で売るならどっち?実践者がヤフオクとアマゾンを徹底検証!」にも書いたんですが、出品登録がかなり簡単です。ヤフオクでは、30分ぐらい出品登録するのに時間がかかるんですが、アマゾンでは2分ぐらいで出品登録が出来てしまうぐらいの感覚です。
やはり多くの商品を出品するのならば、出品登録が簡単なのは、かなりのメリットかなと。
アマゾンマーケットプレイスで売るデメリット
もちろん世の中には、メリットばかりと言う事はあり得ないのです、当然マーケットプレイスに登録する事のデメリットも存在します。これも登録するメリットの所と同じで、本当に大事なポイントだけお伝えしますね。
- 必ずしも売れる訳ではない
マーケットプレイスに出品登録すれば、必ず売れると言う訳ではありません。その登録した商品が人気がなければ、売れませんし、在庫として残ってしまう可能性があります。それに比べ、ヤフオクではオークション形式で出品登録出来るので、値段が不安定で決まっていない分、必ずと言っていいほど、商品は売れてくれます。
僕がヤフオクで商品を出品登録していた時は、スケボーやジャージ、カメラ、カメラレンズなどを売ってきましたが。95%以上の商品が売れてくれました。ただオークション形式ではないアマゾンマーケットプレイスでは、本当に欲しい人しか買わないため、登録した商品の全部が全部売れる訳ではない。と言うのがデメリットかなっと思います。
- すぐには売れない
アマゾンのマーケットプレイスでは、定額で販売する事になります。かたやヤフオクでは、オークション形式で、最安1円から落札する事が出来ます。となると、7日間でオークションを開催したら、7日間でほとんどの場合売れてくれるんですが、定額となるとそうにも行かないケースが出て来ます。
人気じゃなかったり、相場より高かったりすると、登録してから1ヶ月間売れなかったりする事もあるので、決まった期間内に売れないというのもマーケットプレイスのデメリットかなと思います。
当然アマゾンに登録する事には一長一短で、メリット、デメリットが存在しますが、しっかりと人気商品を登録したり、相場通りに登録する事で、売れないと言う事はほとんどありませんが、きちんと相場を見極めて、人気商品を登録する様にしましょう。
どんな商品が売れるの?と言う事に関しては「アマゾンで確実に売れる商品選びのポイント3選!」と言う記事に詳しく書いているので、参考にして下さい。
せどりで一番儲かるジャンルって何?せどり最強のジャンルはこれだ!こちらの記事には初心者がせどりで取り組むべきジャンルを書いています。ジャンル選定を間違えると、せどりで稼ぐ事は難しくなるので、しっかりとジャンルは決めておく様にしましょう。
マーケットプレイスに登録した後にすべきこと
これまでの部分で、マーケットプレイスに登録が出来たかと思います。
また、Amazonのマーケットプレイスにて、メリットやデメリットが理解出来たかと思います。
では、次にマーケットプレイスに登録し終えた後、やることってなんだろう?と思っている方もいるかと思います。
ですので、登録後にすべきことを解説して行きます。
マーケットプレイスに登録がすべきことは、
- 仕入れる
- 出品する
- 注文確定メールが届いたら商品を梱包する
- 発送し、発送通知にて、購入者に知らせる
この4つになります。
要するに、「仕入れて売る」っていうせどりの流れを、ドンドンと進めて行くってことですね。
仕入れる
せどりでは、Amazonのマーケットプレイスにて販売して行く訳ですが、初心者の方はまだ、売るべき物が見当たっていないかと思います。
ですので、「仕入れて来て売る」という事が必要になります。
売る場所自体はAmazonで売る事が出来るので、この「仕入れ」というフェーズが最初に来る訳ですね。
こちらの記事一覧に、仕入れに関するノウハウをまとめているので、仕入れる際にはぜひ参考にしてみてください。
出品する
仕入れて来たら、次にすべき事は出品する。ということ。
要するにお客さんへ「見える化」するってことですね。
実際に仕入れて来ても出品しなければ、お客さんには伝わらないので、きちんと忘れず出品しましょう。
こちらの記事にて、出品方法を解説しているので、どうぞ参考に。
注文確定メールが届いたら商品を梱包する
Amazonにて出品すると、Amazonの膨大な集客力から、売れ筋商品であれば、かなり早く売れて行ってくれます。
すると、登録していたアドレスにて「注文確定」といった連絡がきます。
これは「商品が売れた」という案内なので、なるべく早く商品を発送するようにしましょう。
FBAの場合は、アマゾン側が梱包してくれるので、必要ありませんが、自己発送の場合は自分で梱包する必要があります。
「自己発送の梱包方法。評価をもらいやすくする6つのポイントとは?」
こちらに、梱包方法や評価してもらいやすくなる方法を解説しているので、参考にしながら丁寧に包んで発送しましょう。
発送し、発送通知にて、購入者に知らせる
実際に、商品を梱包し、発送したなら、マーケットプレイスの管理画面、セラーセントラルにて「未出荷」という項目をクリックし、「発送通知を送る」という部分をクリックします。
すると、購入者へ発送案内の連絡がいくので、購入者も安心して商品を待つ事が出来ます。
発送が済んだら、なるべく早く通知してあげるようにしましょう。
- 仕入れる
- 出品する
- 注文確定メールが届いたら商品を梱包する
- 発送し、発送通知にて、購入者に知らせる
マーケットプレイスに登録後には、この4つの繰り返しになるので、ぜひ覚えておいてほしいなと思います。
まとめ
アマゾンマーケットプレイスに登録するメリット
- 知名度が高く商品が売れやすい
- 登録自体無料で出来る
- 出品登録が簡単
アマゾンマーケットプレイスに出品登録するデメリット
- 必ず売れる訳ではない
- 想定した期間内で売れない可能性もある
と言う結論でした。ま、登録自体は無料で来ますし、出品した時点でお金が掛かる訳ではないので、登録だけしておくのでも、全然問題ないと思います。
転売や小売店でも、アマゾンマーケットプレイスを利用している人が大半です。それは売れやすさや知名度があるから、安心して購入出来る。と言うメリットがデメリットを上回っているからかなと。
冒頭で伝えた様に、個人でも法人でも、簡単に登録する事が出来、副業からでも始める事が出来るので、お小遣いを稼ぐ事も月に5万円片手間に稼ぐ事も簡単に出来る様になったのは、このアマゾンで販売登録する事が出来る様になったからです。是非副業を始めたいな。と言う方は、登録してみてはどうでしょうか?