せどりを始めるときに1番初めアマゾンにマーケットプレイス登録しますよね。そこで大口出品か小口出品かを、決めると思います。ちゃんこまの場合、一番始めは小口出品にしていました。
というのは、結構最初から月額料金がかかる大口出品には抵抗が会ったんですね。これ儲からなかったらどうしようとか、まだまだ在庫も少ないのに、わざわざ大口出品にする必要なんてあるのか。とかね。もちろん在庫として多くなってくれば、大口出品の方が全然お得と言えばお得なんですが、最初は在庫も少ないし、どのくらい儲かる物なのかも分からないですよね。
そこで、どちらの方が売れやすいの。ここの部分にのみスポットを当てて、どちらの方が売れやすかったのかなどの違いに関してお伝えします。
最初は小口出品
アマゾンの大口出品と小口出品とでは、色々と使用が変わって来ます。ある手数料が無くなったり、コンビニ決済に対応したり、カート取得率が変わったり。でもそんなこと、どうでもよくって、一番始めに気になるのは、売れやすさが変わるのか。変わらないのか。ここの部分ですよね。
一番最初は小口出品で始めたんですが、小口出品の時の在庫数は50も行かないぐらいでした。初めたての素人の時代ですしね。まず始めにお伝えしたいのは、小口出品だから売れないと言ったことはあり得ないです。仮に小口出品で売れないということであれば、それは仕入れた商品が単に悪いというだけ。私の経験上、小口出品だったとしても、問題なく売れて行きました。
いざ大口出品へ
そこから、在庫数が多くなって行ったので、大口出品に切り替えたのですが、問題の売れ筋に関しては、やはり向上したかなという印象です。やっぱり一番大きいのは、決済システムが増えたことが原因かと。
その部分が謙虚に出た商品としては、DSのタッチペンですね。DSのタッチペンを小口出品で販売していたのですが、なかなか売れてくれませんでした。モノレートを確認しても、売れていることは確認出来るし、なんでだろうと思っていたのですが、大口出品に変更した途端売れて行きました。
原因として考えられるのは、DSのタッチペンを欲しがるのは、おそらく中高生かなと。すると、コンビニ決済がないので、クレジットカードでしか買えない小口出品では、中高生は買いづらいのかなと想像出来ます。現に、タッチペンはコンビニ振込でしたし。
これらの決済サービスが大口出品と小口出品とでは違うので、体感として1.5倍ぐらい、大口出品の方が売れて行くのかなと言った印象です。仮に最初から小口出品で大口出品に変更したとしても、無料期間の割引は聞くので、在庫数が多くなって来た際には、大口出品の方がせどり的にも良いのかなと感じましたね。
大口出品と小口出品どっちが良い?
まあ、体感として1.5倍ぐらいは売り上げが上がったかな?っていう印象だったわけですが、「小口出品」と「大口出品」とではどっちがいいのか。と疑問に思っている方もいるかと思います。
冒頭でも伝えた通り、小口出品でも問題はなく売れて行きましたし、大口出品では大口ということでより売れやすい商品が売れて行ってくれました。
なので、結論としては、ボクの流れのように「最初は小口出品で、後から大口出品に切り替える」方法がいいかな?と思います。
実際に初心者の頃のボクのように、「月額」がかかってくるのが嫌な方もいると思いますし、「本当に売れるんだろうか?」と思っている方も多いと思います。
(まあせどりを始めてみれば、驚くほど簡単に売れて行きますが笑)
そういう不安を持っているのであれば、最初は「小口出品」から初めて、「これはいけるな!」と思ったら「大口出品」に切り替えれば良いかと思います。
大口出品に切り替えるタイミング
じゃあ、小口出品から大口出品に切り替えるタイミングっていつなんだろう?ってことですが、これは色々なタイミングがあるかと思います。
ボクが考えるタイミングっていうのは、これらの要因が重なった時に「大口出品」に切り替えた方がいいのかな?って思いますね。
在庫数が50個を超えた時
まず1つ目のタイミングが、在庫数が50個を超えた時ですね。
なぜ在庫数が50個を超えた時なのかというと、小口出品の場合、「1個売れたらかかる手数料」というものが存在して、大口出品ではかからない手数料がかかってきます。
メディアなんかのジャンルだと、1個売れると100円の手数料がかかってくるので、何個も何個も取り扱いをしていると、その手数料分だけで「大口出品の月額料金」を超えるんですね。
なので、大口出品にした方が、「やすくなる」ようなシステムになっています。
余計な手数料にお金を払うんだったら、機能が充実する大口出品にお金を払った方が、月額料金は変わらないですし、お得ですよね。
なので、だいたい取り扱い商品が50個を超えた段階で、大口出品に切り替えるのがいいタイミングなんじゃないかな?と思います。
大口出品の方が向いているジャンルを扱った時
大口出品の方が向いているジャンルというのが存在します。
これは一番初めに伝えた通り、「DSのタッチペン」なんかは如実で、学生なんかが買いやすい商品です。
となると、学生はクレジットカードを持っていない子がほとんどなので、小口出品でのクレジットカード決済はできないということになります。
そういうジャンの場合は、コンビニ払いに対応している大口出品の方が向いているということになりますよね。
購入者の層が「学生」や「主婦」の方が多いジャンルだと、あまりクレジットカードを持っている人が少なくなります。
クレジットカードを持っていなければ、「欲しいのに買えない」という状態になってしまうので、本来売れたはずの商品が売れなかったりします。
大口出品に変えた途端、DSのタッチペンが売れていったように、購入者が「学生」や「主婦」の方が多く買いそうなジャンルだった場合、大口出品に切り替えた方が売り上げは上がると言えるでしょう。
本腰を入れる時
そして最後に、大口出品に切り替えるタイミングは、「本腰を入れる時」です。
今まであまり仕入れられていなかったけれど、「これからは本気で取り組みたい」
そんな時にも、大口出品に切り替えるのは有効な手段です。
というのも、やっぱり小口出品であれば月額料金もかからないので、ぶっちゃけ「やらなくても損はしない」ということになります。
でも、本気で稼ぎたいのであれば、それではいけない。
「月額料金がかかるから、元を取らなくちゃいけない」
そんな気合いを入れるために大口出品に変えるのは、十分に自分を追い込む動機になり得ます。
ですので、もし仮にボクの元に質問に来た方が「今はまだ在庫も50個を超えていなくて、学生が買っていくような商品も扱っていません。でも、本気でやりたいので大口出品にしていいですか?」
と、質問されたとしたら、全然オススメします。
「もちろんです。大口出品にして追い込んでいってください。」
と答えるでしょう。
そしてそういう人が成功していくんですよね。
終わりに
- 小口出品より大口出品の方が売り上げは上がる
- 小口出品から初めて大口出品に切り替えるのもいい
- 3つのタイミングが来た時切り替えると良い
こんな感じのまとめです。
小口出品から始める時って、なぜか月額料金がかかる大口出品をどこか「ハードルの高いもの」って敬遠しがちなんですよね。
でも、実際にやってみるとほぼ全員が「なんで大口出品にしなかったんだろう?」っていうんですよね。
そのぐらい、最初からやっておけばよかったものの1つです。
もちろん、最初に「お金のかからない小口から」と思う気持ちはわかりますので、全然小口出品から初めてもいいと思いますが、3つのタイミングが来た時に大口出品に変えることをオススメします。