最近のブログでは、そのアクセスの推移を見てみれば明確なんだけど、スマホからのアクセスがかなりの割合を占めています。
だからこそ、スマホでも見やすいレイアウトで文章を構成して、pcスマホ共に「読みやすいブログ記事」を書く文章術というのが、かなり大切になってくる。
最近も「スマホでのアクセスが増えてきているのですが、読みやすい文章を構築するために意識していることはありますか?」
そんな質問をもらいました。
僕が個人的にスマホでもpcでも読みやすい文章を書いていく上で意識しているポイントは7つあります。
- 改行をこまめに入れる
- 改行を入れない
- 主語を明確に
- 話し口調で書く
- 呼吸をする
- リズム感を取り入れる
- 見出しの位置に気をつける
主にこの7つが文章を書く上で読みやすくするために、意識しているポイントです。
これを今日は伝えていこうかなと。
改行をこまめに入れる
まず1つ目の改行をこまめに入れる。ということですが、僕の文章はだいたい「。」←これが入るタイミングで、1つの改行を入れています。
ブログの文章を書いていく人によっては、2〜3個の句読点が入るまで、改行を入れない人がいたりしますが、僕個人的には1つの句読点で改行を入れるのが一番読みやすい文章なんじゃないかなと感じています。
というのも、句読点を入れない場合、pcで読む際にはすらっと文章が読める反面、スマホビューの場合、結構縦に長い文章構成になってしまう。
多分この記事をスマホで見ている方にとって、↑の文章さえもちょっと縦に詰まった感覚で「長い」と感じてしまう人もいるかと思うぐらいです。
だから本来であれば、
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ブログの文章を書いていく人によっては、2〜3個の句読点が入るまで、改行を入れない人がいたりしますが、僕個人的には1つの句読点で改行を入れるのが一番読みやすい文章なんじゃないかなと感じています。
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この先ほどの文章を、
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ブログの文章を書いていく人によっては、2〜3個の句読点が入るまで、改行を入れない人がいたりしますが、
僕個人的には1つの句読点で改行を入れるのが一番読みやすい文章なんじゃないかなと感じています。
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これぐらいの短さで読んでもらうのが、一番読みやすいのかと。
スマホとpcとでは、一番違うのは「横幅」になるため、pcの場合は文章が長くても横に続くだけですが、スマホ場合は「縦に続く」傾向があります。
なので、なるべく「一文を短く」するために、必要最低限の箇所、つまり1つ目の句読点で改行するということを意識していますね。
それに合わせて、なるべく1つの文章を短くするというのも意識しています。
改行を入れない
そして2つ目が「改行を入れない」ということ。
これもスマホでのビューを意識して読みやすい文章にするためにかなり意識していることです。
先ほどは改行を入れると伝えたのに、今度は改行を入れないという。
なんだか矛盾しているような気がしますが、「無駄な箇所で改行を入れない」というのが本当の意味になります。
というのも、僕はほとんど情報収拾の際はスマホを活用していて。
その上でスマホでググっていると、変な感じで段落が生まれてしまっているブログやサイトがあったりします。
それは
このように、
1つの文章のまとまりなはずなのに、
1つ1つに改行を入れてしまうから、
変な感じで段落が生まれてしまうわけです。
こういう形で文章を書く人は、おそらく「pcビュー」しか意識していないのでしょう。
pcの幅とスマホの幅とは違うので、pcで見ればいい感じで段落ができているが、スマホでは変な箇所で段落となってしまっている。
そんなケースは往往にしてあります。
その場合は、無駄な箇所でわざわざ改行を入れるのではなく、1つの文章として成立さえた方が見ている方は読みやすい。
僕自身がそう感じるため、無駄な箇所では改行を入れないということなんですね。
ですから、「。」←これが現れるまでは無駄な改行は一切使わないようにしています。
そうすればスマホで見たときにも、1つの文章としてまとまって読めるからですね。
これが2つ目。
主語を明確にする
先ほどまでは文章の構成の話に近かったかもしれません。
次は「文章」としての肉付の際の話です。
その1つが「主語を明確にする」ということ。
これはスマホで読みやすい文章をブログで書いていくときに、一番意識していると言っても過言じゃないかも。
それぐらい大事なことです。
「主語」
そう改めて聞かれると、「何が主語なんだ?」っていう風に感じるかもしれませんが、文章というのは基本的に「主語」を基にして成り立っています。
「私は走る」
この文章は「私」が主語になり、この私という「主語」が走っていることを表している。
「走っている」
一方で、このように「走っている」とだけ伝えられると、「誰が走っているのか」全くわかりません。
それは主語が抜けているため、「誰が何をしているのか」が明確にわからないためです。
これはあくまで例え話ですが、実際にブログを書いていくと往往にして主語が抜け落ちているケースが多々あります。
そしてこの主語が抜け落ちていると、基本的に「主語」を基にして成り立っていることから、文章そのものが何を伝えたいのかわからなくなります。
もし仮に、「私が歯知っている」
このような誤字があったとしても、主語が抜けていないので「歯知っている?あぁ。走ってるの誤字ね」と気づける人はいると思いますが、
「走ってる」
このように誤字はないけれど、動詞だけある文章では、全く意味が伝わらなくなります。
主語があれば誤字があったとしても伝わるが、主語がなければ誤字がなくても伝わらない。
このように言えるため、なるべく文章として読みやすくするため、主語を意識することが大事だということです。
とは言っても、僕らは会話をするとき、無意識に主語を使いこなし会話をしています。
その会話の際に、うっかり主語が抜けてしまっていたら「それって先輩の話だよね?」と、相手は聴き返すでしょうし、この主語がなければ会話は進みません。
要するに、普段は問題なく使えているということなので、一度書いた文章を読み直して「読みづらくないか?」をチェックするだけで、問題ありません。
読み返すだけで、主語があるかどうかを確認することができますので、さほど意識することではないですが、ブログで読みやすい文章を書いていくためには必須なのが主語ということです。
話し口調で書く
あとこの「話し口調で書く」というのも、スマホは元よりブログで読みやすい文章を書いていくために、かなり大事なテクニックだと思いますね。
結構これはブログを始めたての頃に陥りがちな罠ですが、友達と話すときはスラスラと言葉が出てくるのに、ブログを書こうとパソコンの前に座ると何も浮かんでこない。ってケースは往往にしてあります。
そして、この状態でブログを書き始めると、「〇〇に悩んではいないでしょうか。私はその解決方法を知っているのであります。これから私がその解決方法を教えましょう。」
↑
こんな感じでめちゃくちゃ硬い文章になります。
ブログって文章といえば文章なんですが、「小説」が描く文章とはちょっと毛色が違います。
また、辞書なんかに書かれている説明文ともちょっと違います。
なにに一番近いのかっていうと「話し口調」そのものなんですね。
辞書で言えば、何やらかたっ苦しい。
その上で、わかりづらかったりもする。
小説もやっぱり難しいし、読むまで億劫な感じがする。
その一方で、気軽に調べられるのがグーグル。
そう考えると、堅苦しくなく、気難しさもない、この話口調である文章が、個人的には一番読みやすいブログ記事だと感じてます。
だからこそ、小学校中学校と国語の成績がダントツで低かった僕でもこうしてブログを続けられているのかと。
ってか、そもそも小説家のような方であれば「〜かと。」だとか、「ってか、」っていう言い方は絶対しないと思いますしね。でも僕は話し口調を意識するため、あえて入れてます。
逆にランディングページとかセールスレターとか、がっちり組み込みたい文章の時は絶対に入れませんし。ブログ特有のものですねこれは。
呼吸をする
文章=会話
このように考えると、グッと読みやすい文章を構築できるようになります。
それはpcで読むときであっても、スマホで読むときであっても同様です。
「文章=会話」
このように捉えると、大切になってくるのがもう1つあって。
それが「呼吸」です。
会話というのがもし仮に、「ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と続くもの」だったとしたら、聞いてるこっちは息する暇さえありません。
むしろ「話を聞いてるよ」の合図である、「相づち」さえ打てなくなる。
会話っていうのは、呼吸をすることによって、ひと段落させ、内容を消化していく意味合いがあるわけです。
そして「文章=会話」だと捉えていくと、ブログ記事においても「呼吸が大事」になってくるわけです。
その上で。
僕が「呼吸」としてよく使っているのが、「んで。」だとか「まあ。」だとかの文字列です。
本来ブログ記事を書いていく上で、「んで。」だとか「まあ。」っていう言葉は一茶必要のない言葉です。
ただ、僕自身が「一呼吸を置いている」という意味で、読みやすくしていくために、あえて入れているのが「んで。」だったり「まあ。」だったりの文字だということなんですね。
(ちなみに、上記にある「その上で。」というのも、一呼吸を置くために入れています。)
「どこで途切れるのか?」
これがわからないと、ブログを読んでいる読者は疲れますし、読みにくいとさえ感じてしまう可能性があります。
だから、「ぶわーっ」と言葉を羅列するのではなく、あくまで「会話」をしているかのようにわかりやすく伝えるため、呼吸を入れることが重要だということですね。
リズム感を取り入れる
後はもう1つだけ「文章=会話」だということに関連した、読みやすい文章を書いていくために意識していることは「リズム感」です。
会話っていうのはやっぱり「リズム」が重要になってきます。
「相槌」を打つのも、リズムを保つためだとも言えるし、「呼吸」をするも、リズムを整えるためだとも言えます。
このリズム感っていうのは、ブログを書いていく文章にとってもかなり大事なことで。
リズムがない文章っていうのは、パソコンでもスマホにおいても、どっちでも読みづらい文章になってしまいます。
僕が感じるに「辞書」が読みづらい本である理由はこれ。
リズム感です。
辞書って、多分。僕が思うにこの日本の中で一番役に立つ本ですよね。
だって、日本語の全てが載っているわけで、この世の中は「言葉」から成り立っていると言っても過言ではありません。
そう考えると、日本語全てが載っていて、日本語訳がある辞書っていうのは、日本の歴史の積み重ねで、ある意味一番価値が高いものです。
でも、辞書を読もうは思わない。
なぜなら堅苦しいから。
それはひとえに「リズム感」がないからだと僕は思うんですね。
会話においても「抑揚」がない人の話は、なかなか入ってきません。
棒読みの演説家に心惹かれたりはしません。
そう考えると、読みやすい文章っていうのは、すくなからず「リズム感」があるってことが言えるわけです。
とは言っても、「私は音痴だから」とか感じる必要は全くなくって。
「私はこう思う!!」
そう感じたことを「ブワーーッ」と書いていくだけで、自然とリズム感が出てるもの。
逆に「知りもしないことを取り繕うように」描こうとすると、全然書けませんし、リズム感も生まれません。
「先週こんなことあってさ!!!」
このように友達に話せるのは、あくまで「体験」に基づいてるからです。
なるべくリズム感を取り入れながら、一気に書き上げる。それが自ずと読みやすい文章を構成してくれるので、会話というのは読みやすい文章を書く上でかなり重要なキーパーソンだと思いますね。
見出しの位置に気をつける
そして7つ目ですが、少しだけテクニックに寄せた読みやすいブログ文章を書く方法を伝えて置くと。
「見出しの位置」に僕は気を使っています。
どのように気を使っているのかというと、「2〜3スクロールしたら、次の見出しが現れるように」しています。
まあ。
これは必ずしもできてるわけじゃないですが、なるべく「本文がダラっと」してしまわないように、読みやすくするための工夫です。
というのも僕自身。
何かグーグルで検索し調べるときっていうのは、真剣に1つ1つの文章を見ようと思っているわけじゃありません。
「自分に必要な文章を必要なだけ」
チェックするために、ブログをネットサーフィンしています。
これは僕だけじゃなく、スマホなんかでネットサーフィンをする人のほとんどがそうだと思います。
いわば「適当」に見ているということ。
こんな状態の人に対して、「長い本文」がツラツラと書かれていた場合、ほとんど「流し読み」して終了です。
例えるなら、駅前でやっている街頭演説みたいなもの。
よく「この国は〜〜!!」って感じで、街頭演説している人がいますが、大半の人はスルーするかと思います。
ただ、そんな状態の人たちに立ち止まってもらうためには「インパクトのあるフレーズ」を強く訴えるのが一番効果的です。
ブログにおいての見出しっていうのは、そういう効果があるので、2〜3スクロールに1つはなるべく入れるようにしているということ。
要するに「流し読み」している人を、太文字である見出しで惹きつけ、しっかりと本文を読んでもらうためのきっかけとして位置を気にしているということなんですね。
こうすることで、文字が小さいスマホでも目に止めてもらいやすくなり、文章として抑揚を持たせることができます。
見出しが少ない記事の場合。
読んでいる当人からすれば「あれ?何を調べるためにこの記事を読んでたっけ?」と感じてしまいますから。
そのための1つの地図としても見出しは重要なものだということですね。
まとめ
- 改行をこまめに入れる
- 改行を入れない
- 主語を明確に
- 話し口調で書く
- 呼吸をする
- リズム感を取り入れる
- 見出しの位置に気をつける
スマホでも読みやすいブログ記事を書く7つのコツをまとめるとこんな感じです。
パソコンでもそうですし、スマホならなおさら意識しておかないといけないコツですね。
後最後になりますが、自分自身が「楽しさ」を持って書くことが、一番読みやすい記事を書く秘訣かと思います。
僕が営業の時によく言われたことですが、「お客さんは自分の鏡である」
これはよく言われたことでした。
確かに自分が楽しそうにお客さんに接すれば、お客さんも営業の人を邪険に扱いません。
一方で、自分が不機嫌そうにお客さんに接すると、お客さんも当然嫌な気持ちになります。
これはブログを書くときも同じで、楽しそうな文章であれば、やっぱり読んでいる人も気持ちい。
一方で、悪口ばかり書くブログっていうのは総じて悪口を言う人が集まるブログだったりします。
「類は友を呼ぶ」
なんて言葉がありますが、まさしくそう言うことなんだと思います。
だからこそ、「相手に読みやすい文章を書きたい」
そう思って誠心誠意書いた記事っていうのは、読んで人も「読みやすくてわかりやすい」と感じてもらえることでしょう。
もしかすると「読みやすくてわかりやすい記事を書きたい」
この気持ちが一番大事なのかもしれませんね。
それでは。