以前「私は以前からブログを所有しているのですが、ブログの読者数がなかなk増えません。こういったときはどうしていったらいいでしょうか。」
そんな質問をもらいました。
確かにブログってあるときを境にドカンと読者数が増える。
だけど、そのドカンと増えるまでなかなか増えなかったりする期間があって。
順調な右肩上がりっていうのは、ブログはあり得ません。
むしろ、徐々に上がりながら、いきなりドカンと上がる。また徐々に上がるか平坦な時期があって、とある時期にドカンと読者数が増える。
そうやって波打つようにアクセスって増えていくわけですね。
なので全然焦る必要って僕はないと思っています。
大切なのは、アクセスがドカンと上がらない時期に、どれだけ土台をきちんと構築しておいていて。
それまで絶えず作業をしているのか。
ここがすごく大切な部分になります。
まあそれでも読者の増やす方法を知りたい人もいると思うので、僕がブログを3年ぐらい運営してきて体系化できた手順をお伝えしておこうかと思います。
標準を絞る
まずブログの読者を増やすために大切になってくることが「標準を絞る」っていうこと。
これができていない人が結構多いように思います。
標準を絞るっていうのがどういうことかっていうと、「ブログの外的要員にアクセスを求めてしまう」という人が多いため、「内的要因に標準を絞る」ってことになります。
わかりやすく言えば、ブログのない定期要員とは「記事そのもの」です。
ここがわかっていない人がすごく多い。
SNSで拡散は不要
結構周りを見渡してみると、ブログでのアクセスや読者数を増やすために、必死になってツイッターやフェイスブックなんかで告知している人を見たりします。
「ブログ更新しました。ぜひ面白ければシェアお願いします!」みたいなね。
これってほぼ意味ないです。
今すぐやめたほうがいいですし、これがブログの読者数を増やすために、「外的要員」に原因を求めてしまっているということ。
そもそもブログへ読者が集まってくるパイプっていうのは「グーグル検索」
これが王道にして最強です。
ここに本来であれば標準を絞り、ベクトルを持ってくるべき。
なのにSNSで拡散されることを狙い、フォローしたり、リフォローしたりしていて。
そんな時間があるのなら、ブログの1記事や2記事書けるはずですし、そっちに時間を使ったほうがはるかに有意義。
だからこそ、標準を絞るっていう意味でも「SNSでの拡散」に目を向けるのは意味ない行為だと思いますね。
「シェアしてください」
そんなことしたって、誰もシェアしたいなんて思いませんから。
ブログランキングなどもいらない
SNSについでベクトルがズレやすいのがブログランキングですね。
これも多い。
「ポチッとお願いします!」みたいなね。
そしてこれも「外的要員」であり、Google検索とは別の部分であるブログランキングからの読者増を狙っているもの。
でもそれって王道でもなんでもなく、外的要因に標準が定まっているケースです。
このブログランキングも「どうすればランキングが上がるのだろうか?」なんて思っている暇があるのであれば、1記事でも書いたほうがはるかに有意義です。
標準を絞るということとは
つまりここからわかるのは、標準を絞るということとは、「グーグルから読者を集める」というブログの本来の目的であることにポイントを絞るということ。
そして僕らにできることっていうのは、シンプルであり、たった1つで「記事を書く」
ただのこれだけです。
まずはそこから逃げないで欲しいですし、一見すると一番の遠回りのような気もしますが、僕の経験上これが一番の近道です。
僕自身、以前までは上記で挙げたブログランキングもSNSもやっていた時期もありますが、その全てをやめました。
参考記事:「ブログランキングに登録することを辞めた本当の理由。」
そして今は「記事1つだけ」で読者を増やしています。
更に言えばそれ以外やっていない。むしろやる必要がない、という風にいったほうが正しいかもしれません。
それぐらいやることはシンプルで、ブログの読者を増やす方法として「原点」に立ち返る必要があるってことなんですよね。
参考記事:「ブログ運営でfacebookって必須なの?TwitterなどのSNSの重要性は?」
1000記事書いてわかった。上位に上がって来やすい記事の書き方
じゃあ、ブログの原点であり、読者数を増やすためにやるべきたった一つのこと。
「記事を書く」
どうやって書いていったらいいのか迷っている方もいるかもしれない。
なので、細かいテクニックや小手先なものは抜きにしておいて、僕がこれまで1000記事以上書いて上位に上がって来やすい傾向のある記事の書き方に関してお伝えします。
KWを決める
まず大半の方がすでに行なっているかと思いますが、おさらいとして。
ブログ記事を書こうとするとき無闇に記事は書かないと思います。
当然ブログとは読者を増やすためにやっているわけですから、読者の方が疑問に抱いてそうなKWを探して、それに対して記事を書いていくことと思います。
これはそのまま通りでいいです。
ただ、1つだけKWを決めていく際に注意して欲しいのは、ドメイン力がない段階で「ビッグキーワード」と呼ばれる検索需要が多いキーワードは狙いに行かないほうが無難だということ。
むしろ「これって検索されてんのか?」って疑うぐらい小さい需要をキャッチしたキーワードを狙いにいったほうが無難ですし読者増にすぐに直結したりします。
例えばブログで例えるのなら「ブログ アクセス」なんかは結構強めのKW。
そうじゃなくって「ブログ タイピング スピード」とかの検索が月間で100未満でも十分な需要があるので、スモールキーワードを狙っていったほうが読者増に直結するのでぜひ意識して見てください。
使っているツールもなんら変わりなく、キーワードプランナーだったり、関連キーワードだったりです。
要は使い方が重要ってことですね。
どこよりも詳しく
キーワードが決まれば、いざ記事を執筆。
ってな流れになるわけですが、ここで大切なポイントっていうのが「どこよりも詳しく」です。
ありきたりな文章であれば、誰だって書ける。
んですでに他のブログで記述済みの内容であれば、それは既存のブログの方が有利になるため、上位に上がって来づらくなってしまう。
だからこそ、そんな他のブログ記事を追い抜いていくために、最も大切なことは「どこよりも詳しく」ってことです。
細かすぎるっていう内容も、ぜひ記事にして欲しいし。自分で調べて新しくわかったことなんてブログとしては格好のネタです。ぜひ書いてください。
最近僕にあった事例で言えば、「アナリティクス画面」を見せるとアクセスに悪影響が出るなんて巷では言われてました。
んで、少し前に検索してみると「皆がアナリティクス画面を見せるのは控えたほうが無難ですね」なんていってた。
でも最近調べてみると、新しく書かれた記事が検索順位で1位になっていて。その記事にどんな内容のことが書いてあったかっていうと、
「アナリティクスの画像を貼ってはいけないなんて巷で言われていますが、実際に私自身が真相を知りたくてグーグルに問い合わせして見ました。するとこんな回答をいただいたのでした。-中略- つまりグーグルサイドからは特に問題ないという指摘をいただき、アナリティクス画像を載せてもアクセスには全く影響がないのです。」
ってな感じの文章。
これを見たとき僕は「アッパレ!」ってな感情でしたね。
誰もが気になってた内容。でも誰も真相を知らなかった情報。
それを自分で動いて掴んで真実を伝えた。
1位に上がって当然の記事でした。
それぐらい「詳しく伝える」っていうことが大切だという1ついい例だと思いましたね。
どこよりもわかりやすく伝える
そして最後は「どこよりもわかりやすく伝える」ということ。
いいこと。正しいことを伝えたとしても、それが理解できなかったら全くもって意味がありません。
ですから、ブログでは「わかりやすく伝える」ということが重要。
ってか当たり前の話。
大切なのは「どこよりも」わかりやすく伝えるってことです。
これも例を挙げると、ブロガーでイケダハヤトさんって方がいます。
まあこの方の運営するブログは、かなりの読者数がいる。
そのブログを運営するにあたって、この方は「使う文字」にさえ気を配っています。
わかりにくくならない文章の構成はもちろん。
「わかりづらい」と連想させてしまうような言葉も使わないようにしている。
私をあえて「わたし」にしたり。車をあえて「クルマ」にしたり。
それぐらい「わかりやすく」という部分を徹底しています。
そりゃあれだけの読者数いるわけだわ。と頷ける内容。
ですから、わかりやすいのは当たり前の話だとして。
「どこよりもわかりやすく」こそが読者数を増やす大切なポイントとなるわけです。
その証拠にグーグルは滞在時間、直帰率、検索窓からの移動など。
いろんなデータをもとに検索順位を決めてますからね。
「どこよりもわかりやすく」がどれだけ重要なのかはカンタンは話です。
まとめ
読者数を増やす記事の書き方
- KWを決める
- どこよりも詳しく書く
- どこよりもわかりやすく書く
こんな感じですね。
そして最も大切なのが、読者を増やすために外的要因に原因を求めないということ。
標準を絞り、内的要因に原因を求めるということ。
その内的要因とはつまり「ブログとは記事である」ってことです。
これがわかれば、読者を増やすのってさほど難しくないことですし、小さなコツコツとした努力を積み重ねれば、冒頭で伝えた「ドカン」と読者が増える時期を迎えることができます。
ぜひ、外的要因に原因を求めず、読者の役に立つ記事を書いていって欲しいなと思います。