節約術をいくら学んでも家計は一向に楽にならない。

家計が苦しいが故に「節約術を駆使する」と言う人を見かけます。

 

旦那さんの給料が下がった。

ボーナスがカットされてしまった。

生活して行くのがやっとだ。

おそらく節約術を駆使する理由としてあげられるのは、上記の理由が大半だと思います。

 

これから上がる事が期待出来ないお給料。

昇進の見込めない会社勤務。

現状のサラリーマンという環境では、昇級や給料アップは望めない事は、多くの方が暗黙に認めざるを得ない状況だと思います。

(現にアベノミクスなんかで景気が良くなったとニュースでは指標を出しますが、僕たちの家計に直結するほど、給料が上がった、ボーナスアップしたなんて言う身近な人間は、ほとんど聞いた事がありません。)

 

だからこそ、ある人は節約術を駆使して、なんとか家計を守ろうと努力をしている訳です。

将来の不安から節約術だったり、家計の切り盛りでなんとか乗り切ろうと、やりくりするのが主婦の方の頭を悩ませる部分だと思うんですが、残念ながらいくら節約術を駆使しようとも、家計に余裕が出る事は無いと思っています。

 

家計に余裕を持たせたいから節約術を駆使しようと考えている方は、ちょっと考えてほしいんです。

例えば、自分が水槽を持っているとします。

真水で凄いキレイな水槽だったのにも関わらず、その水槽が濁ってきました。

キレイな透き通った水を取り戻そうと、新しくキレイな水を投入する。

でも根本的には、水槽の水は透き通る事は無く、濁った状態は変わりません。

節約術を駆使して、家計をやりくりすると言う事は、これと同義語です。

 

要するに、問題を根本的に解決は出来ないと言う事。

 

 

虫歯になってしまって、歯が痛んだから麻酔を打ち続けるのとも似ていると思います。

麻酔を打ったとして、その瞬間は痛みが無くなりますが、実際に虫歯が消えている訳ではありません。

虫歯がそこに居るのは間違いなんです。

 

仮に給料が少ないからと言って、食費を浮かす為に隣町のスーパーに行ったり、スマホの基本料金を下げたりしたからと言って、根本的な問題は解決されていないですよね。

確かに、一時的には多少なり余裕が出たりするかもしれませんが、麻酔が切れるかの如く、その後は、必ず「お金」に関する問題が出て来ます。

だからこそ問題の根本を解決する必要があると言う事なんです。

 

人間は辛さや痛みを嫌う生き物ですから、簡単に解決出来る事柄があれば、そちらに流されてしまうのが人間です。

虫歯では麻酔のみで、痛みを忘れたいのも同じ。

生活費の問題でも、節約のみで家計に余裕を持たせると言う事も全く同じです。

 

ただだからと言って、会社からの給料が上がる事は期待出来ない事は変わりありません。

ボーナスがアップする事は期待出来ません。

ましてやそのままの生活をしていて、家計が楽になる事も期待出来ません。

バブルの頃は羽振りが良かったなんて誤解されていますが、国税庁の調査によると、高度経済成長期から今の2017年まで、国民の給料はずっと右肩下がりです。

50〜60年間ずっとです。

50〜60年間ずっと右肩下がりの給料形態が、今後1〜2年で給料が倍増するなんてことは、ちょっと予想出来ないですよね。

 

節約術を覚えるのは素晴らしい事です。

将来を見据えて、節約するのも素晴らしい事です。

質素倹約が日本の美徳だと思います。

だけれど、それらはあくまで家計に対して誤差の範囲の解決法であって、根本的な解決にはならない事って事なんですね。

また今後、国が守ってくれる事も、国が給料を上げてくれる事も期待出来ないと言う事は前出した通りです。

この先もっともっと自分の身は自分で守らなければ行けない原則は、より加速して行くと思います。

 

 

ではどうしたら根本的な問題解決になるのか。

これは常々ずっと言っています。

「自分で稼ぐ能力を身につける」と言う事。

これ以外に根本的に解決出来る方法はありません。

 

節約をしたり、節約術を覚えたりする事は先ほどから言っている様に、虫歯で言う所の麻酔でしかありません。

また濁った水槽に水を足して、キレイにするが如くです。

そうではなくって、水槽をキレイにするためには、水を入れ替える必要があるし、虫歯を治すには治療をする必要があります。

それが根本的な治療方法ですし、それ以外では家計が助かる事はありません。

 

仮に節約して1万円浮いたとしても、次の月から1万円の捻出が無くなる訳ではないし、ましてや今後の給料が1万円上がる事もありません。

節約術をそのまま駆使しなければ1万円が浮く事は無いと言う事になってしまいます。

ある意味アイフルやレイクなどからキャッシングするのと大差ありません。

それならば「自分で稼ぐ能力」を身につけて、新しく1万円なり、2万円の収入の柱を新しく作った方が遥かに根本的な解決方法です。

 

 

いやいや、私なんかには。

そんなスキル身につけられないよ。

そう思っている方も多いと思いますが、僕が思うに節約術を取得するより遥かに簡単だと思います。

「自分で稼ぐスキルを身につける」となると、かなりハードルの高い様に感じますが、実際にはメルカリのみで月5万円、10万円と稼いでいる主婦の方もごまんといます。

ヤフオクを利用して、月5万円以上の副収入を得ている人もたくさん居ます。

現代ではネットを使えば、どんな人でも副業を持って稼ぐ事が出来る時代になりました。

 

 

節約術として携帯代を節約する為に、mvnoについて調べて、携帯料金を見比べて契約し直す。

隣町のスーパーの値段を見比べて、自転車を漕いで買いに行く。

これらの節約術スキル。

 

はたまた、

メルカリで売れそうな商品を仕入れる。

家のいらない物を売ってみる。

アプリの使い方を調べる。

これらの副業スキルとでは、そんなにレベルの違いは無いと思います。

(実際には副業スキルを覚える方が簡単です)

 

でも身につけるスキルの違いで、麻酔の様に現状維持を続ける方向なのか、今後の家計を遥かに助けるスキルになるのか、雲泥のスキルの違いがそこにはあります。

だからこそ「自分で稼ぐスキルが必要」だと思うんですね。

ヤフオクでいらない物を売ってみる事は、調べればその日の内から出来ますから。

 

またとある国でミャンマーと言う国があります。

アウンサウンスーチーさんが有名な国ですね。

ミャンマーは軍事国家なので、民衆は自由に発言をしたりする事が出来ません。

そんなミャンマーが民主主義の国に生まれ変わろうとしています。

実際にショッピングセンターが出来たり、ネットが繋がったり、目覚ましい経済発展を遂げ始めています。

 

そんなミャンマーでは、月の給料が2万円ほどと言う統計があるのですが、明らかに国民の生活は凄く裕福にありました。

何故裕福なのかというと、ミャンマー国民の8割が副業を持っているんです。

月2万円という統計以外に、副収入を得ている人がほとんどなので、家計も楽になり、経済もどんどん発展して行っていると言う国なんです。

 

日本でもようやく、その傾向が強まってきたので、国の調査に寄ると約17%、6人に1人ぐらいの割合で副業を持っていると言う調査さえあります。

日本でもこの傾向はもっと増えて行く事と思います。

 

ミャンマーでは経済が発展して行くので、給料自体が自然と増えて行き、さらに副業からの収入もあるので、家計にかなりの余裕が出る事は予想出来ます。

ただ、日本では経済が衰退して、中国にも抜かれるぐらいに落ち込んでいるので、給料が上がる事は想像出来なくなっています。

そんな今だからこそ、副業を持って「自分で稼ぐ」スキルを身につけてくことが更に重要になってくるし、それが家計を助ける根本的な治療になると言う事なんです。

節約術の方法を知ったり、節約術のスキルを身につけたりするのも大事かもしれませんが、それよりももっと大事な事で、尚かつ根本的な家計の助けになる方法を試すべきだと思いますね。

 

 

 

ps.

 

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転売で稼いだ商品を最後に紹介しておきます。

CDやDVDなどコンパクトな物でも、やっぱり売れて行ってくれますね。

しかも1つ売れば3000円〜4000円ぐらいの利益を取れた商品もありますし。

 

ブックオフ等の実店舗で仕入れる事も出来ますが、今では完全在宅で家に居ながら仕入れる事も出来るので、場所問わず出来るのも良い所ですね。

この6つの商品だけで、2万円以上の利益ですね。

食費の節約等で言えば、100円安い野菜を買う為に、30分1時間かける事もあるようなので、断然副業をした方が家計を助ける結果になりそうです。