以前読者の方から、こんな質問を頂きました。
「何から手を付けていいかわかりません。気軽に質問できる人がいないことが悩みです。」
この質問から派生して、よく「ネットビジネスにはメンターの存在って必要ですか?」と聞かれることがあります。
ボクが思うのは、「別にネットで起業するのに、メンターなんて必要ないな」って思いますね。
よく、ネットビジネスにはメンターの存在が不可欠で、「メンターの存在無くして成功しません。」なんて言いながら、高額塾に促す方式を見かけますが、別にメンターがいなくっても、ネットで起業し成功することは出来ます。
なぜメンターは必要ないのか
ボクってそもそもネットビジネス界のメンターなんて1人もいませんでした。
「何をやれば良いか分かりません」っていうのは、教材でも買ったら分かる話だし、ネットで起業する為に、何をしたいのかを考えて、その為に何をすれば良いのか。
逆算して考えれば、分かることです。
ボクもそうやってやって来ました。
ネットでの起業、ネットでのビジネスの良いところって、「一人でも取り組める」ということ。
それが一番良いところであり、ネットビジネスを始める一番のメリットだと思います。
でも、メンターがいなければ成功出来ない、ということなのであれば、ネットビジネスの一番のメリットである「1人でも取り組める」ということが破綻するということになります。
それって共倒れじゃね?って。
別にネットビジネス界のメンターがいなくても、ボクはやってこれたし、これからもメンターを探し出す旅をしようとは思いません。
分からないことがあれば、教材を買って自分で勉強するし、教材を買ったら後は自らが実践するだけなので、特に必要にも感じていません。
だれかに頼り過ぎもよくない
確かにメンターと言われる指導者がいるおかげで、分からないことがすぐさま聞ける、疑問にすぐ答えてくれる。
そんなメリットはあるんでしょうが、逆に言えば「だれかが教えてくれるおかげで、自分で調べる努力をしなくなる」ということも言えると思います。
ちょっと厳しい言い方かもしれませんが、個人で突き進む努力をするから、1人で取り組めるというメリットが生まれる訳です。
リサーチ能力、自分で考える能力、自らで決断する決断力。
これらって起業する上で、絶対に必要になる力です。
別にこれらの能力が最初からある必要は無いけれど、養って行かなくて良い理由にはなりません。
徐々にでも、少しづつでも養って行ったら良い話。
メンターに頼る。というのは、ある意味、成長するチャンスを逃している気がするんですよね。
だから特段必要ないかなって。
ネットビジネスのメンターはいないけど、○○なら居る
ボクはこの記事の中で「ネットビジネス界のメンターはいない」という風に、言い方を気をつけていました。
なぜ言い方を気をつけていたのかって言うと、「ネットビジネス界のメンターはいないけど、別のメンターはいる」からです。
別にメンターとか指導者ってことじゃないんだけど、ボクが一時お世話になって、「この人みたいになりたいな」って思えた人です。
「浪人してしまうと就職に不利になるって本当?経営者が言った驚きの一言。」
この記事に出て来た方ですね。
この方は別にネットでの起業とか、ネットでのビジネスとか全く関係なくって、営業会社の社長で、ボクをお世話してくれた人でした。
多分ボクがネットでの起業を始めて、すぐさま上手くいったのは、この社長のおかげかなって思います。
ですから「メンターっていますか?」って聞かれれば、「ネットビジネス界にはいないですけど、メンターと呼びたい人ならいます」と答えると思います。
メンターのあるべき姿
じゃあ、この社長から何を教わったのか?
何を教わったから、ネットビジネスでも成功出来たのか。
当然、この社長はネットビジネスの業種ではないですし、細かいネットでのノウハウを教えてくれた訳じゃありません。
(というか、お世話になっていたときは、ネットビジネスなんて全く知りませんでした)
じゃあ、何を教わっていたのか。っていうと、「社長の考え方そのもの」でした。
細かいノウハウやテクニックじゃなくて、根本的な「考え方」を聞いていたんです。
例えば、あらゆる分野で活躍した人。
孫正義とか羽生善治みたいな人が、仮に別のジャンルに挑んだとしても、成功すると思います。
それは、元々の考え方が、既に優れているから。
ボクがまだまだ未熟だったときに、常に思っていたのは「手と足、体つきがほとんど変わらないのに、なんで上手くいく人と上手くいかない人の違いが生まれるんだろう」
とずっと疑問でした。
手は皆2本あり、足は皆2本あります。
でも、生み出す成果は全く違う。
じゃあ、上手くいく、いかないというのは、外から見える部分ではなく「内なる部分」に違いがあるんだな。
そう思ったんです。
で、人間の行動を司る組織。
それは脳です。
この脳みそ、つまり考え方が全く異なっているから、上手くいく人と上手くいかない人に分かれるんだな。
そう思ったんですね。
だから、「この人を尊敬してる」という社長に対しては、「なんでそう考えたのか?」という部分を根掘り葉掘り聞いて、時には社長の自宅にお世話になって、寝ずに話してたときもありました。
また、「社長だったらこの時どうしますか?」と、社長がどう考えるかを質問したりもしていました。
そうやって、上手くいく人の思考を、根掘り葉掘り聞いていき、自分の脳にインストールしていったんです。
ボクがネットビジネス界でスムーズに成功出来たのは、この社長のおかげだったのかもしれません。
だから今では、会うことはあまりありませんが、ずっと尊敬している人です。
ボクが思うのは、表面上のノウハウをおっかける為にメンターを探したり、細かいテクニックの為に指導者を欲しがったりする必要って全くないと思います。
別に、根本的な考え方が身につけば、ノウハウなんていくらでも生み出せるし、考え方がきちんとしている人が、正しい教材を買えば勝手に成功して行きます。
メンターと呼ばれる人の高額塾に参加して、お金をめいいっぱい払うよりは1つの教材を買って、ひたすらにやり込む。
それだけで良いと思います。
考え方を盗むために、メンターを探すのなら良いと思いますが、「この塾に入らないと稼げません」なんてことはあり得ないので、引っかからないでほしいなって思いますね。
終わりに
ちょっと話がメンターの有無について偏ってしまってもらった質問からズレてしまいました。
なので「何から手を付けていいかわかりません。気軽に質問できる人がいないことが悩みです。」
この質問に答えようと思います。
解答としては、何から手をつけて良いのか分からなければ、調べましょう。
このブログでも存分に解説しています。
より早く結果を出したいのであれば、本格的な教材から学んで、取り組んで行きましょう。
また気軽に質問出来る方がいません、というのは、質問する前に調べてみましょう。すると大半のことは、Googleに書いています。
で、世の中は分からないことが大半です。
分からなければ進めないというのは、ビジネスの世界ではタブーで、かなり足を取られます。
「分からないけど進む」
これが起業する上での大切な考え方です。
飛行機も理論は解明されていませんが、毎日飛んでいます。
答えは分からないけど、進む。
それが大切なことだと思います。
ですので、質問出来る人が身近にいない、というのは的が違くって、大半の人は身近に質問出来る人はいません。
質問が必要ないぐらいに勉強し、質問しなくても良いレベルに自分がなった方が早いと思います。
それでは。