やっぱsnsの流行を追うと、結構面白いですね。
一昔前は、フェイスブックが熱くって、フェイスブックでの集客に皆が力を入れていたイメージでした。
Facebookで1リスト数十円の時代
フェイスブック広告がかなり格安で回せる時に、1リスト数十円で取れた時もありましたし、かなり熱を帯びてたのが、フェイスブック。
ボクも試しで、広告を出稿したことがありましたが、過去記事にも書いた通り、cpc4円で広告を出すこともありました。
結構cpcなんかのクリック単価は、安くて100円前後なんて言われている時もあったので、25分の1って考えると、尋常じゃない安さがわかりますね。
Facebookの広告ができなくなる
そこから、フェイスブックでの広告審査が厳しくなり、今じゃ1リスト1000円以下はまぁないってぐらいに高騰。
それと同時に、フェイスブックで、アフィリエイト広告を回していた方は、爆死した。なんてことも聞きました。
稼いでいる方は、それこそ1000万円単位で稼いでいたらしいので、翌月に、収入0円なんて恐ろし過ぎっすね。
ほとんどの収入源を広告に頼っているってことは、その広告元(フェイスブック)で広告を出稿できなくなったら、収入源は0円になるのは目に見えて分かっていた話なので、流行りのsns広告に手を出して甘い蜜を吸っていた、しっぺ返しが来たって感じでしょうか。
実際にもっと前からppcアフィリエイトで稼いでいた人が広告審査が厳しくなり爆死した、っていう過去の事例があるので、やっぱ「過去は繰り返すな」って感じです。
今一番熱いSNS集客
んで、そんなフェイスブックの波から、最近手を出している人が多いのが、今「Twitter」の印象ですね。
結構この業界の方でも、今になって力を入れ直してる印象です。
なんで、今になってTwitterに皆力を入れ始めたのか?っていうのをボクなりに分析してみると、おそらくTwitterに力を入れ始めた、1つのきっかけって、「Twitter社の黒字回復」がきっかけだった気がします。
今一度Twitterが見直され始めたきっかけ
Twitter社って、少し前は「売却しようとしても、誰も買い手がつかない」状態でした。
なんで買い手がつかなかったのかっていうと、Twitterって、黒字化がめちゃくちゃ難しいから。と言われていました。
Twitterでは、匿名でアカウントが取得できる上、一人何個もアカウントを開設できるわけです。
すると、実態のないアカウントが増殖することにつながります。
どのsnsでもそうですが、ソーシャルサービスのメインのマネタイズって、「広告費」なので、どれだけ「実態あるアカウント」にアプローチできるか?が肝なわけです。
実態のないアカウントが、匿名性というTwitterの性質上増えてしまい、広告媒体としての価値がなくなったから、「Twitter社の赤字化」が生まれ、
広告的価値がないから、Twitter社を売却しようとしても、「誰も買わなかった」わけです。
赤字が続きまくった結果、一時期どうしても売りたかったんでしょうか。
「Twitterのcm」が流れた時はボクは驚きましたね。
「多分あのcmって、コンシューマーに向けたcmじゃなくて、企業買収のために、法人に向けたcmなんじゃないか?」
って思ったほどです。
それほど個人的に衝撃でしたね。
そんな危機的状態のTwitterだったわけですが、何年も続いた赤字から、なんと黒字に転換させることに成功。
その時の「すげぇ!!」って思ったことをこちらのブログ記事で書いてます。
→4年間赤字続きだったTwitter社が黒字転換させた方法がすげぇ。
しかも大きな改革をしたわけでもなく、誰でも真似できるような経営改革だからこそ、余計びっくりして記事しました。
おそらくこの時ぐらいから、ネットビジネスでも、「Twitter」を今一度攻略しようとする人が増えたんじゃないかなって思います。
なぜTwitterが一番集客できるのか?
じゃあ、なんで皆がTwitterに力を入れ始めたのか?
っていうと、新陳代謝が原因だと思います。
基本的に若者がこの先の日本社会を作っていきます。
若い子が年を取り、結婚して、おじいちゃんになる。
年齢の重ね方を見ても、それは当然な流れなわけです。
となると、若者にアプローチしていくことが、ブームの火種となり、そのブームが「文化」に昇華していくことになります。
つまり新市場を作るためには、若者へのアプローチは絶対に欠かせないってことなんですよね。
だから若い層が多いTwitterにてアプローチすることで、新しい層にサービスを届け、当たり前の文化にするため新陳代謝を図ってる。
そんな印象を受けました。
youtuberの存在はでかい
そしてもう一つ、Twitterが最近のネットビジネスで活用される要因は、「youtuber」ですね。
若者のなりたい職業ランキングで上位に食い込むyoutuber。
彼らは中高生の憧れでもあったりするわけです。
そのyoutuber達っていうのは、ほとんどが「ペンネーム」で活動しています。
ペンネーム上で有名になると、本名を明かす意味がなくなるので、(わざわざ認知度の低い、
本名で活動することの意味がないため)ペンネームで活動できるsnsを利用することになります。
となると、フェイスブックは基本、本名での登録となるので、Facebookを避け、必然的にTwitterやインスタになる。
「youtuberがやっているのなら」と、中高生も同様に、インスタやTwitterをやるようになる。
だから若い人にアプローチする方法として、再度Twitterが見直されて来たのかなと。
少し余談ですが、これからネットビジネス業界を考えると、youtuberではペンネームがほとんどのように、堅苦しい名前よりも、ポップで親しみやすいペンネームの方が親和性が高くなるかと思います。
終わりに
snsへの流行を総括すると、プラットフォームが増えない限り、広告媒体としてのsnsは決まってくる。
その決まったプラットフォーム内をぐるぐると回るようにして、流行りが移る。
よく「過去は繰り返す」なんていいますが、ネットビジネスにおいてのsnsも同じことが言えますね。
大きな流行を見ている分には「面白そ〜!!」なんて思うわけですが、実際にやるとなると、
流行りものに興味がない上、不変のもの以外に興味のない、ボクにとっては、流行が早いsnsは億劫で仕方がない。
また自動化に直接繋がらないことは、極力やりたくない。
だからこそ、snsを本腰入れてやっていないわけですが、
それはまたの機会にでも伝えます。
それでもsns集客に力を入れている方は、参考になるところは参考に。