ネットビジネスで、結構時間を割いているのに、なかなか結果が出ないって方が結構いらっしゃいます。
先日も読者の方から「時間をかけているわりに成果が出ていません。私はどうしたらいいでしょうか。」といった悩みを頂きました。
時間を割いているのに、結果が出ない。
そんなときに見直した方がいい事は、「時間の配分」ですね。
この「時間をかけているわりに成果が出ていません。」と質問をくれた方が、どんなスケジュールで日々作業をしているのか分からないので、具体的な事を言えないのが残念ですが、「時間と成果」があまり釣り合わない人の特徴が、「時間の配分を間違えてしまっている」ということです。
これは以前ボクの友人で、ビジネスへのアドバイスをしていたときの事。
ある程度ビジネスモデルの説明をして、改善点を伝えたあとに、「なにか分からない事あったら教えてね」と友人にいい、その日は分かれました。
普通、新しい事にチャレンジすると、日々分からない事が積み重なります。
だから、すぐに友人から「これってどういう事なの?」「これってどうすればいいの?」
そんな連絡が来るだろうって思っていました。
ただ、友人からは一切質問や連絡が来ず。
心配になったボクは友人に電話をして、「なにか分からなかった事なかった?」と聞いてみる事にしました。
すると、友人は「教えてもらった事を勉強している最中だから、今の所は大丈夫だよ」
と電話越しに言われました。
これが「時間配分が間違っている」ということです。
一見すると、友人が行なっていた「教えてもらった事を勉強している」っていうのは正しいことだし、インプットしている途中だから分からない事が出てこない。
って言うのは正しい意見かと思われます。
でも、ビジネスの世界は勉強の世界とは違います。
インプットしただけでは一切結果は出ず、アウトプットした(=世に出したもの)もので、全ての結果が出ます。
この友人は、作業のほぼ全てを勉強=インプットだけに費やしていて、何もアウトプットはしていなかったんです。
インプットしている状態では、「なんだか理解出来た気がする状態」なので、特に疑問は出て来ません。
でも実際に、インプットした内容をアウトプットしてみると、思い描いていたイメージとは少し違う事に気付きます。
これは少し料理に似ていますね。
実際にクックパッドを見て、作りたい料理に必要な材料を覚えて買い出しに行く。
ただ料理をそろえた所で、「何をどう調理していいのか」
うろ覚えだったことに気づきます。
調味料はどれぐらい入れるのか。大さじ何杯なのか。
作り方の大まかな流れは分かっても、具体的な調理法は抜けてしまっている。
これがインプットとアウトプットとのイメージのギャップです。
時間と成果が釣り合わない人って言うのは、この「インプット」に多くの時間を割いてしまいがちです。
以前「時間を割いているのに、まだ結果が出ていません。」という方のタイムスケジュールを聞いて見ると、作業の大半がインプットでした。
アフィリエイトなんかで言えば、ワードプレスの設定法だったり、デザインのカスタマイズ方だったり。
でも、設定法をいくら覚えても、かっこいいデザインにブログをカスタマイズしたりしても、結局アクセスに繋がるのは、ブログ記事であって、記事を更新しない事にはアクセスは来ません。
記事を更新するというアウトプットがあるからこそ、結果(ここでいうアクセス)に繋がる訳です。
確かにインプットする。分からない事を勉強する事は大切。
ただそれ以上に、ビジネスはアウトプットがより一層大切です。
時間と結果が釣り合わない場合は、インプットとアウトプットのバランスが崩れてしまっている事が多くの原因。
このバランスを見直してみる事が、大切なんだと思います。
んで。
もちろんアウトプットしても、自分が思い描いた結果が出ない。
また、私はきちんとアウトプットしているけど、結果が出ない。
そんな風に時間配分が原因じゃない。って思う方も居るでしょう。
それでもボクは「アウトプット」が全てだと思っています。
良いも悪いも結果が全て。
アウトプットすれば、「良い悪い」必ずどちらかの結果が出ます。
良い結果なのであれば、そのまま継続すれば良い話。
でも悪い結果であったとしても、全く悲観する必要はない。
だって、悪い結果であっても、アウトプットしたことで結果が出た訳で、「なぜ悪い結果となってしまったのか?」という原因を追及する事が出来ます。
そして、その原因を解決して行けば、自ずと望んだ結果へと導ける。
ビジネスって原因と改善でしかありませんから。
仮に、記事はいっぱい書いてアウトプットしているけど、「アクセス」が集まらない。
って言う状態なのであれば、「記事のボリュームや質は大丈夫か。」といった次なる改善案も浮かぶ。
記事やボリュームに問題ないのであれば、そもそものキーワード選定は需要のあるキーワード(皆が知りたいと思える内容)なのか。
そもそも検索されているキーワードなのか。
そういった次なる課題が見つかる訳です。
でも、アウトプットせず、記事も書かない段階では、「アクセスも来ず、行動していないから、何が原因か分からない」という状態になる訳です。
アウトプットして、悪い結果が出たからこそ、次に向けた改善を図れる。
だから、良い悪いのどちらの結果が出ても良いと思っているんです。
なぜ悪い結果となってしまったのか。
それを考える事が、ビジネスで成功する為に大切なことだと思いますね。
終わりに
ですから、今回頂いたメッセージ「時間をかけているわりに成果が出ていません。私はどうしたらいいでしょうか。」こちらへ返答するとしたら、
「今一度、あなたが活動している時間配分を見直してみてください。
インプットに偏っていないですか?アウトプットへの時間は十分に取れていますか?
割合としてインプット2:アウトプット8ぐらいの割合で全然良いぐらいです。
また、仮にアウトプットに時間を割いているということであれば、「上手くいかない」という結果は出ているはずです。
なぜ、上手くいっていないのでしょう。
上手くいかないという結果をそのままにしておくのは非常にもったいないです。
ぜひ、「なぜ上手くいかない結果となったのか」を考えて、失敗を上手く材料にしてみてください。」
そんな風に答えると思います。
それでは。