【人事部に聞いた】就職活動を失敗しない為に必ず知っておきたい2つの事

 

これまで就職活動として面接を数々受けて来ましたが、唯一自慢として言えるのが面接に繋がれば、就職活動で落ちた事が無いと言う事。

 

うん。調子こいたね。笑

 

 

僕自身特に自慢出来る事って無い平凡な人間なんだけど、就職活動で失敗した事は特にありませんでした。

 

僕自身の経緯とすれば、大学を中退せざるを得なかったので、他の大学新卒生に比べればある意味スタートラインが遅れている状態だと思うんですけど、中退と言う事実も特に突っ込まれる事もなく、すんなり面接に合格して来ました。

そこから独立して、今度は人を見る雇う立場にある僕が(めんどくさいので雇いませんが)、これから就職活動をする学生に就活に失敗した為に必要な事を2つ伝えたいと思います。

 

これは会社を経営しながら、人事を担当していた方からの助言もあるので、かなり役に立つんじゃないかなって。

 

 

就職活動に失敗しない為の気をつける事

 

まず僕の友人で、超がつくほどの大企業に就職した友人が一人居ます。

日本人であれば誰でも知っている会社。

 

でも名前だけ知っていたり、有名な会社の下請けだったりしたら、大企業だとしてもそこまで対した事ではない話。

でもその友人が凄いのが、倍率えげつない就職活動に挑んで行って、わずかな入社の切符を手にしたと言う事。

 

就職活動に失敗しない為にその友人が言っていたのは、「例えば入りたい会社が決まっていたとしても必ず事前に就職活動はしておく事」と言う風に言っていました。

 

 

これは間違いないと思っていて。

入りたい会社があったり、大企業以外就職したく無い、なんて最初からその他を受け用紙としない就活生がたまにいるんだけど、それってかなりもったいないし、危険な橋渡りです。

いや、命綱無しでバンジー飛ぶ様なもん。

まさにデンジャーです。

 

こんな感じ。

就職活動で失敗してしまう人の大半は、ぶっつけ本番で挑んでしまう人が多いんですね。

 

別に会社に面接してもらう事で、お金がかかったりする訳でもなく、入金しなければ面接してもらえないとか、就職活動とはそういう仕組みではありませんよね?

受かっても入る入らないは就活生が決める事が出来るので、ここではいくら失敗しても良いんです。

 

だから超優良企業に入った友人の彼は、大企業に受ける前から中小企業の会社の面接を受けまくっていました。

彼曰く、これがものすごいポイントになったとの事。

 

 

誰しもが最初は、就職活動初心者な訳です。

そして就活生が相対するのは、人の本質を見極める人事のプロ。

 

可愛らしい猫vsライオンみたいなもんです。

この状態では勝ち目が無い。

 

まさにお手上げ状態な訳です。

 

就職活動でも失敗しない為には、ぶっつけ本番で本命の面接をするんではなく、落ちても良い所でウォーミングアップを重ね、レベルを徐々に上げて行く事が大切なんです。

だから本命ではない会社の面接も多く受けたと言うのが、大本命に就職活動して成功した友人の、就活生へ向けたアドバイスでした。

これは間違いないと思います。

 

当然フーシャ村のマキノの状態で、七武海に当たっても勝てるはずが無い。

徐々に経験を積んで行って失敗を糧にして行く事で、就職が上手くいくって言う事。

目指せレイリーって訳ですね。

 

 

人事部に聞いた!就活生の見られている場所とは?

 

僕が20代の頃に入った会社が営業職の会社でした。

将来をみこうして必ず独立したいって思っていた僕は、独立してから失敗しない為にセールススキルを学びたかったからです。

 

その会社自体そこまで大きい会社ではなかったんですが、新人教育と圧倒的なセールス本数を誇っていて、全国的にトップクラスの成績を収めている営業代行の会社でした。

要するにセールスのスペシャリストの集団で、売れないものは無いと言う様な人材が集まった会社でした。

そこに入社する事になるんですが、少数精鋭と言う事で社長が人事もかねて動いていたんです。

 

 

入社してからは、その社長に気に入ってもらえて家に招かれたり、会社終わりに一緒にご飯を食べたり、何かとお世話になっていました。

そんな時にふと気になって、聞いてみたんです。

 

【ちゃんこま】

「就活生だった僕を、しかも中退しているのになんで合格を出したんですか?」

 

【社長さん】

「んー。気合いが凄かったから」

 

たったこれだけ。笑

ちーん。

 

 

でも就職活動で大事なのって、まさしくこれだったんです。

 

 

大企業や倍率が高い会社になると、書類審査でかなりの割合が絞り落とされます。

ここで書類審査に残る事も大事なんだけど、その先の面接につながれば、合否を判断するのは生身の人間。

 

仮にあなたが、人事部の面接官だったとして、どんな人と仕事をしたいと思いますか?

ちょっと考えてみて下さい。

 

 

おそらく、情熱に溢れていて素直な人。

誠実で可愛らしく謙虚な人。

これからの成長を期待出来そうな人。

これらの人材だと思います。

 

 

そうなんです。

既に書類審査に通っていれば、後は生身の人間が判断する事。

となれば、飛び抜けたスキルよりも、これから一緒に仕事をするメンバーを募集しているに過ぎません。

一緒に仕事をするとなれば、聞き分けの悪い頑固な新人君より、素直で誠実な新人君と一緒に仕事をしたいと思うのが、人間です。

 

上司も人間。

これが就職活動で失敗しない為に必要な心構えなんです。

 

 

もちろん好かれたり、気に入ってもらう為に、嘘をつくなんて御法度。

逆に嘘をつく様な人と仕事をしたいか?って言う事なんです。

 

 

 

つまり、相手も生身の人間である限り、書類審査を通り最低限のスキルや能力があると判断されれば、後はフィーリングでしかないと言う事。

その面接で就職活動中の学生が本領を発揮出来る様に、中小企業の面接をより多く受けておく事が大事と言う事なんです。

 

機械が判断する訳でもなく、数字でその人を見る訳でもなく、相対して就職活動生の人となりを面接で判断するだけの話なんです。

就活で失敗したい為にも、想いの丈(なぜ入りたいのか、なぜ志望したのか)を全力でぶつける熱意が必要なんですね。

 

 

そんな事を人事部を兼任している社長は言っていました。

そしてその想いで入社させた社員はこぞって、優秀な人材へと育って言っていました。

ある意味間違いない判断基準だと思います。

 

 

就職活動で失敗しちゃってもめげる必要なんて無い

 

仮にこの先就職活動で失敗しちゃっても、全く持ってめげる必要なんてありません。

 

僕自身、会社に固執して、雇われ続ける人生からなんとしても抜け出したかった。

先ほど例に出した会社に入社する前は、いわゆるブラック企業に勤めていて1日14時間労働なんてのがザラでした。

工場で勤めていたときは、名前なんて読んでもらう事も無かったし、常に付けられたビブスの番号で呼ばれていました。

 

自分の時間なんて贅沢な嗜好品だし、自分の思考を持つ事さえ許されない労働環境。

これが嫌で嫌で、この労働の監獄から早く抜け出したかった。

そしてついに僕は独立した訳なんです。

 

 

実際にはこれを見ているあなたの方が学歴的にも勝っているかと思います。

僕なんて大学中退ですし。笑

(親の経営が悪化して、辞めざるを得なくなりました)

 

そんな僕でも、同年代のサラリーマンの2倍の給料以上を稼ぎながら、個人で生きていく事が問題なく出来ていますし、サラリーマン生活よりも遥かに融通の効く世界に身を置く事が出来ています。

 

 

仮に就職活動に失敗してしまったからと言って、くよくよめげる必要なんてありません。

是非自分なりの道を見つけられるように応援しています。

 

 

終わりに

 

僕の駆け抜けた道は、他の人が歩む道とは少し違うので、参考にならない部分もあるかと思いますが、一番大事なのはあなたが希望する道へ進める事。

それが大企業に入る事なら、その為に就職活動を頑張ってほしいし、良い会社に入ってほしいです。

 

ただ僕自身は、これから組織よりも個人が遥かに活躍する時代が来ているのを実感しているし、雇われずに生きていく事はさほど難しい事じゃなくなっているので、より楽しい自由な人生を求めて今の生活に至りました。

どちらか一方を勧める訳ではありません。

 

あなたが希望する道へ進む事が大切です。

是非就職活動で失敗しない為に、後悔しない道を選んでほしいなと思いますね。