先日東大の医学部に所属している超天才の勉強法がテレビでやっていました。
その勉強法が、めちゃくちゃ面白くって、やっぱり勉強ができる人の「勉強法」は普通とは全く違うな。
ってそのテレビを見ていて痛感しました。
勉強嫌いな凡人の勉強法
ボクは全く勉強ができない方だったのですが、それでも何とか、学生時代には、試験勉強などしてきました。
勉強はするけど、「勉強の仕方」を勉強する事は全くなく。
社会や科学なんて言った物は、ひたすら適当に「暗記」していたものでした。
年号を覚えたり、人物の名前を覚えたり。
それこそ洋服でパンパンのタンスに、さらに上から押し込むように知識を埋め付ける。
そんな勉強法でした。
だから一切勉強を楽しいと思うことはなかったし、ひたすら適当に暗記する事はただ単に「苦痛」でしかありませんでした。
要するに、ボクのように勉強が苦手or出来ない人達は、ひたすらに気合いで「インプット」を並べます。
東大医学部の意外過ぎる勉強法
ただ東大の勉強法で、全く違う勉強法だったのは、「インプットとアウトプット」が必ずセットになっているということ。
その東大医学部の学生が教えていた勉強法は数々あったのですが、その中でもボクが特に共感したのは、この「インプットとアウトプットが必ずセットになっている」
という勉強法でした。
その東大医学部の彼曰く、
「記憶には2種類あって、短期記憶と長期記憶に分かれます。
インプットするというのは、知識を短期記憶に納める作業。
当然短期記憶なので、一度覚えてもすぐに忘れてしまう記憶。
それを長期記憶に記憶させる事で、一度覚えた知識が忘れづらくなる。
だから記憶力をよくするポイントは、いかに効率よく短期記憶から長期記憶に記憶させるのか。って言うのが一番勉強で大切なポイントになる。
じゃあ、長期記憶に記憶させる為にどうするのか。
それはアウトプットすること。
つまり、覚えた事、勉強した内容を、だれかに教えたり、だれかに授業をしたりする。
僕は必ず勉強した内容を、すぐさま外に発するように勉強しています。」
そんな風におっしゃっていました。
「勉強で言う所のアウトプットとして、例えば、習った部分をだれかに分かりやすく教える。
学んだ所を親に話してみて、解説してみる。
そうやってインプットした知識をアウトプットする事によって、知識は長期記憶に記憶される。
アウトプットするということは、インプットした情報を、きちんと処理して、自分の中でより理解を膨らませないと説明出来ないことなので、アウトプットが本当に大切になる。
だからインプットだけでは終わらせないように勉強するのが、大切なんです。」
そんな風に東大医学部の彼は、付け足していました。
それこそ自分でビジネスをするようになって、このインプットとアウトプットが必ず「セット」になるということの重要性を知り、アウトプットをするクセが勝手に付くようになりましたが、学生時代は全くなかったし、知らなかった事。
でもビジネスとは、インプットの何倍もアウトプットが大切。
アウトプットすることでしか、結果は出ないし、アウトプットすることでしか成果は現れない。
自らがビジネスをするようになって、始めてその重要性に気付いたのが「アウトプット」の大切さでした。
この東大医学部の人の勉強法を「もっと早く知れたら、学生時代も勉強好きだったのかなぁ〜」
なんて思いながら、そのテレビ番組を見ていました。
勉強を覚えるより、勉強する方法を覚える方が遥かに大切
勉強を教える事はしても、「勉強の仕方」を教える事はなかなかありません。
そして、勉強出来るようになりたい。って思う人は多くても、勉強のやり方をマスターしたい。って言う人は多くありません。
でもボクが大切だと思うのは、年号とか、元素記号を覚えるよりも、頭が良い人はどんな勉強の仕方をしているのか。
その頭の構造を知りたいと思うし、その勉強法が何より大切だと思うのです。
正しい勉強法を知っていれば、それが「勉強」という分野であろうが、それが「ビジネス」という分野であろうが、正しい脳の構造を理解して勉強している訳ですから、全く結果は異なって来ます。
小手先だけのノウハウじゃなくって、本質的なノウハウを学んだ方が、色んな分野に応用出来る。
だから勉強ができるより、正しい勉強法を学んだ方が遥かに将来にわたって役に立つ。
そんな風に思いましたね。
東大医学部の彼の頭の構造や脳の使い方は本当に素晴らしいと思います。
ボクもまだまだ勉強です。
科学的に立証されている勉強法
んでね。
僕自身、この勉強法を知った当時っていうのは、結構目からうろこで、いわゆる「机に座った勉強」だけが勉強法だと思っていたし、いわゆる「インプット」だけが勉強法だと思っていました。
ただ「インプットとアウトプットがそろって初めて勉強である」ということを知ったわけですが、そこからある程度の時間がたっていく中で、「科学的に正しい勉強法」というものを独自で調べていったんですね。
その結果から言っても、やっぱりこの東大医学部の学生が言っていた勉強法が正しいということが見えてきたんですよね。
例えば上記記事でも紹介していますが、「人に教える」ということで、学習効率が高まることがわかっています。
この人に教えるというのは、まさに「アウトプット」であり、東大医学部の学生の勉強法を肯定していることになります。
結構東大生なんかで「個別塾」みたいなアルバイトをしている人って結構いますよね。
この「教えることが自身の学習につながる」ということを自然とやっているため、東大生をはじめ勉強できる人は個別塾だとか、そういうアルバイトをしている可能性もあるなっていうのは思いましたね。
この教えるということに関しては、ワシントン大学の研究なんかでも証明されていますし、実は「教えるつもり」であってもその効果があることをワシントン大学は報告しています。
気になる方は一度見てみるといいと思います。
後は紹介したい記事としては、オークランド大学の教授が行った研究で。
「想起」を行うことによって、長期記憶に定着しやすくなるという報告していくれている論文があります。
この想起というのはいわゆる「思い出す」ということを意味していて、まさにアウトプットのことをさしています。
オークランド大学のオークリー博士も想起=アウトプットをすることによって、短期記憶から長期記憶へ移行させることができるので、アウトプットをインプットとセットに行うこととして推奨しています。
こんな感じで、数々の論文で「インプットとアウトプットの重要性」は指摘されているわけで、もはや「当たり前」の常識として存在しています。
僕としては、東大医学部の学生の話を聞いたときは「そうなんだ」と知らなかった出来事だったわけですが、本や論文なんかを見ていくと「知らないことって怖いことなんだ」ということを痛感させられます。
ともあれ、インプットとアウトプットはセットで行うのが学習であるということに間違いはないので、いかに「アウトプットをセットに学習できるか」ということを念頭に勉強するのがいいかと思います。
ps
ボクは副業として、せどりというスモールビジネスをスタートさせた訳ですが、ある程度結果が出た後に、すぐさまブログを始めました。
別にブログでマネタイズするとか、ブログで稼ぐみたいなビジョンは全くなくって、とにかく行動した事を「アウトプットする場があればいい。」
そんな想いからでした。
このときはまだ、東大生の勉強法を知っていた訳でもないし、インプットとアウトプットが
セットになっていた訳でもない。
でも、自然にアウトプットが絶対に必要になる。
そう思っていたんですね。
それが今や、自動化の仕組みの基盤になってくれていたり、自動でアクセスが流れる媒体になってくれている事から、「本当にやっておいてよかった」って心の底から思いますね。
自動化がかなり完成に近づいているので、好きな内容を発信するだけでよくなってるし、好きな内容をブログで発信することが、1つの仕事になっている。
自分が好きで、知りたくて勉強した内容を、更に理解を深める為に行なっていたアウトプットが、大きな金額に変わっている。
まさしく生活そのものが仕事になる。
やっぱり最高です。
これこそネットビジネスの醍醐味の1つですね。