最近にSMAP×SMAPの最終回がありましたね。
そんなにコアなファンでなくっても、よく見ていたSMAPが解散と言う事で多少なり感慨深い物もあって。
終わりよければ全て良し。
なんて言葉がありますが、SMAP解散については、もやっとした感じで解散して、本当の所はあやふやなまま終わってしまったので、その点が日本のみんながSMAP解散を快く思っていない部分なのかな〜?なんて想いで見てました。
そんな最近に凄く思う事があって。
それが「大人を楽しんでる大人」って少ないなって事。
芸人って大人をすごく楽しんでると思う
僕お笑い芸人が大好きなんでバラエティとか良く見るんですけど、最近やっていた「にけつ」って番組で千原ジュニアとケンコバが二人してトークしていたときに、
「大人って最高やな」って言うのをすらっと言っていたんですね。
元々千原ジュニアは大好きなので、
「すなわち便所は宇宙である」
「西日の当たる教室で」
とかのジュニアの本は結構読んできました。
千原ジュニアのケース
彼自身小さい頃引きこもりで、学校にもほとんど行かず、学生時代の想い出は全くないという幼少期でした。
部屋に鍵をして誰にも入れない様にし、夜中の砂嵐のテレビ画面をずーっとひたすら見る毎日。
自分がおかしい事に気付きはするんだけど、子供だからどうしたらいいか分からない。
そんな中、兄である千原せいじに誘われて始めてたった舞台で、笑いを取ったとき体に電気が走って、「自分のやる事はこれだ」って思ったらしいんですね。
決死の想いで芸人になって、2度も死ぬ間際の経験をしているから、彼の言う言葉って深みがあるような気がするんです。
千原ジュニアの本の中で、
「人生戻れるとしたらいつに戻りたい?」って聞かれて「学生時代」って答える奴の気が知れない。僕には楽しい学生生活が無いから。
だけど僕は芸人になって、好きな仕事をして、おいしいご飯も食べて、大人しか出来ない、気持ちいい事も出来て、楽しい芸人仲間に囲まれて、後輩も良い奴らばかりで。
こんな「楽しい大人」ってもんを捨ててまで、学生時代に戻りたいなんて思わない。
今が一番楽しい。
って言っていたんですね。
サラリーマンで大人を楽しんでる人は1人もいなかった
僕が小さい頃、「大人って楽しいよ。」「大人って最高だよ」
って言ってくれる大人が周りにはいませんでした。
「大人は大変」
「責任感があるのが大人」
「社会は甘い物じゃない」
そんな風に言われて育ちました。
だから小さい頃からなんだか、「大人って楽しい物じゃないんだな」って思っていたし、「子供の頃が何も考えなくてよくって一番楽しい時代」って思わされていました。
現に僕がサラリーマンのときに「大人を楽しんでいる大人」なんて1人も居ませんでしたから。
そう思っている人が、子供が出来たときに「大人って楽しいよ」なんて言う訳も無く「大人は大変だから覚悟しときな」と教育するのがある意味普通です。
でもそんな、子供の頃に思っていた大人になってみた今、思うのは、「大人って最高だなぁ」って事。
大人になることって最高だ!と今だから思える
夜中まで遊んでいても怒られる訳は無いし。
好きな子とずーっと一緒に居ても自由だし。
美味しいご飯を食べる事が出来るし。
お菓子を食べても怒られる事は無いし。
ゲームをずっとしてても誰に何を言われる事は無いし。
youtubeは見放題だし。
スマホゲームに課金しても良い訳だし。
大人って楽しすぎです。
当然「責任感」というリスクを背負ってこそ大人を楽しめる訳なんですが。
(そこが子供と違う所ですね)
責任感というリスクを背負ってもおつりがたんまりくるぐらいの代物だと思います。
ま、サラリーマンではなかなか難しいライフスタイルではありますし、サラリーマンの時は「大人になること」って最悪なことでしかありませんでした。
でも、自分でビジネスをするようになって、サラリーマンを辞めて独立して。
そんな風に、自立して行った途端、大人であることが最高だ!って感じられるようになったんですね。
ボクが大人を楽しいと感じるようになったきっかけ
実際にボクがすごいっていうよりかは、今の時代、インターネットで副業をしている人なんてごまんといますし、その為に数ヶ月本気でビジネスに取り組めば、ほんの素人からでも独立出来るのがネットビジネスの世界です。
資金も要らずに、お金を掛ける事無く、稼げますから。
(もちろん最初はそれなりの努力は必要ですが)
個人で出来るし、初期費用はほとんど掛からないし、パソコンがあればどこでも出来るしで、これほど理想的な物って無い気がします。
そして、独立したことこそが、「大人って最高だなぁ〜」って感じられるようになったきっかけだったと思います。
サラリーマンでは大人を楽しむのは無理だった
サラリーマンでは、youtube見てたら次の日朝起きられなくなるだろうし。
スマホゲームに課金してもやる時間が無いだろうし。
お菓子を食べたら、スーツが切れないでしょうし。
好きな事一緒に居ても、出勤と言う名のタイマーがなりますし。
夜中まで遊んでいたら、次の日の体力を貯められないし。
どうやらサラリーマンを続けていても、なかなか得られないライフスタイルのようですね。
このままサラリーマンとして育った人が、子供が出来たとして、「大人って楽しくって最高だぞ」なんて言う人が減ったのは、ある意味当たり前からも知れません。
だって当の本人が楽しく無いし、自分が楽しく無い事を子供に言える訳ないですから。
そう言う意味では大人も社会の被害者ではあります。
ボクがサラリーマンだった時、口が滑っても「大人って楽しい」なんてことは言えませんでした。
責任、プレッシャー、人間関係。そのどれもが嫌で、「なんで大人になるんだろう」なんて思ってましたから。
将来「大人って最高だぞ!」と伝えらえる大人になりたい
まだ僕自身、子供が居る訳ではないですが、将来子供が出来たときには、「大人って最高だぞぉ!!」って教えますね。
だって、今めちゃくちゃ楽しいから。
もちろん独立したことで、サラリーマンとは別の責任を背負うことになりました。
誰かに何を言われるわけでもないので、「自分を鼓舞する」ことが必要になったし。
でも、その責任を背負うからこそ、サラリーマンじゃない生活が送れるわけであって、変化を恐れるのであれば、そのままサラリーマンでいた方がいいと思います。
そしてその責任を背負うからこそ、好き勝手できるわけです。
今ボクの状態って、夏休み小学生がお金を持った状態。って感じなので、何にも制約されないライフスタイルを堪能してます。
なので今は最高に楽しいですね。
終わりに
「大人を楽しんでいる大人」が減っちゃったな〜って話でした。
にも書きましたが、かっこいいと思える大人がいないっていうのも、同じ理由だと思います。
ボクがこの記事の中で紹介しているかっこいい大人っていうのは、ビートたけしだったり、岩城滉一だったり。
やっぱり「何かに挑戦し続ける人」をかっこいい大人って思うんですよね。
そして、そんな大人に魅力を感じる。
大人が大人を楽しんでいないっていうのは、「どこか諦めてるから」っていうことも一つの理由な気がします。
ちょっと残念です。