筋肉をなるべく落とさず、脂肪だけを落とす減量法が見つかった話。

今回はタイトルにある通り。

筋肉をなるべく落とさず、脂肪だけを落とす減量法が見つかったってことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まずは結論から。

その筋肉を落とさず、脂肪だけを落とす方法っていうのが「IPF」という方法。

この略称は端折りますが、やり方は「週3日間だけ摂取カロリーを30〜40%減らす」という方法になります。

まず具体的な方法ややり方を解説する前に、このIPFというものの効果と根拠を解説していこうと思います。

根拠

このIPFという方法を行ったのは、スペインのオリンピックトレーニングセンターというところで、こちらの参考文献にある論文が元になっています。

この論文では、12人の被験者に対してこのIPFを行ってもらい、「どれぐらい体脂肪が減ったのか?」「どれぐらい筋肉量が減ったのか?」といったことを6週間観察していきました。

まずこのIPFという方法ですが、TDEEというカロリー計算をして、基礎代謝量に一日の活動カロリーを足したものを算出していきます。

(※TDEEとは、Total Daily Energy Expenditureの略)

このTDEEの値から、30〜40%引いたカロリー数の食事を週3回してもらいます。

その上で筋肉量を減らさないために、体重×1gのタンパク質をとってもらいました。

この観測をして6週間後、計測してみたわけですが、平均して体重が4、4%減少していました。

さらに、体脂肪率は15.1%減少していたのにも関わらず、筋肉量は2.91%しか減っていないことが、このIPFを6週間行った研究から明らかになりました。

具体的に最も絞れていた箇所というのがお腹周りで、その割合は17.4%。

次に絞れていた場所は、10.4%で足回りでした。

つまり、このIPFという減量法を行うことで、お腹周りや足周りの脂肪が落ち、その上であまり筋肉量が減らない減量方法だったということが、この研究で明らかになったのでした。

さらに言うと、1日の摂取カロリーから3〜40%減っているので、運動のパフォーマンスが落ちると思う方もいるかもしれませんが、実際には全くの真逆で、運動パフォーマスは向上していたということが、この論文からも出ています。

理由

ではなぜ筋肉量がなるべく落ちずに、脂肪だけが落ちていったのか。

それは1日の消費カロリーの3〜40%を落とした食事を週3回挟むことで、軽い「断食」状態になるのがポイントだとされています。

簡単に説明すると。

このプチ断食状態になると、体内でエネルギーを作る役割とされているミトコンドリアという物質が、より働かなくては体を維持できない状態になってしまいます。

だからこそ、カロリーが足りない状態を意図的に作ることで、このミトコンドリアが活発に働くため、よりエネルギーを作り、脂肪が燃焼されたのではと想定されています。

さらには脂肪燃焼効果も高まるため、より効率的に体が脂肪を燃焼したとされています。

要は、プチ断食状態にすることで、「脂肪を燃焼する体」になったということが、このIPFによって筋肉が落ちずに脂肪だけが落ちていった要因だということ。

そして上記でも伝えた通り、摂取カロリーを減らしても運動パフォーマスは減るどころから、むしろ10%も向上したことも論文では明らかになっています。

利用方法

ではどうやってこのIPFを取り入れていけばいいのか。

まずは自分自身のTDEE(基礎代謝量に一日の活動カロリーを足したもの)を計算していかなければいけないわけですが、これも今簡単に計算することができます。

僕はこちらのサイトで計算しましたが、身長体重と運動習慣を入れるだけで、このサイトでは簡単にTDEEを計算してくれます。

これらのサイトにて、TDEEを計算した後、そのカロリー数から3〜40%を引いていく。

もし仮に、TDEEが3000kcalだった場合、40%で1200kcalなので、1800kcalの食事を週3回行うということになります。

TDEEが2000kcalだった場合、40%であれば、800kcalなので、1200kcalの食事を週3回行うということになります。

  • 3000kcal=1800~2100kcal
  • 2500kcal=1500~1750kcal
  • 2000kcal=1200~1400kcal

だいたいこれぐらいの目安ですね。

まあ自分のTDEEを算出して、そこから計算していくのが、一番自分にあった摂取カロリーを導けるので、上記で紹介したサイトなどで計算するのが一番ですが、わかりやすくするために一応計算しました。

この摂取カロリーに抑える日を週に3日間取っていく。

その際に、なるべく筋肉を落とさないためにも、体重分のタンパク質を摂っていくというのが、このIPFのやり方ということになります。

 

まとめ

IPFのやり方をまとめておくと。

  • TDEEから3〜40%落とした摂取カロリーの日を週3回やる
  • タンパク質を体重×1gとる

ぜひ筋肉を落とさず、脂肪だけ落としたい方はやってみてください。

僕も今日から取り入れていこうと思います。

最後まで読んでくれたあなたに。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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