毎日コツコツor短期集中のどっちが早い?スキル習得や資格勉強など。

今回はタイトルにある通り。

スキル習得や資格勉強、語学勉強などにおいて「毎日コツコツやる」というタイプと、短時間に集中させて「短い時間にまとめてやる」というタイプの2つがあるわけですが、それに関して面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まず先に結論からいうと、毎日コツコツと少量をやるタイプよりも、短い時間にまとめてバッとやってしまうタイプの方が「習得が早い」ということがわかっています。

なので、もし仮に資格勉強をしている人やスキル習得などを目指している人は、「1年間コツコツと時間をかけて習得しよう」という目標は立てずに、なるべく「3ヶ月みっちり集中して習得しよう」と時間を凝縮するようにしてみると良いと思います。

根拠

ではまず「毎日コツコツ」よりも「短期集中」の方が、効果的だというその根拠から解説していくと。

これはケンブリッジ大学が「語学習得」に関して行った研究が元になっていて。

この論文では、第2言語を習得する際に、被験者に3つのパターンに分けて語学を学習して行ってもらいました。

その3つというのが、

  • 普通に学習を進めて行ったグループ
  • 30日という短期間に学習を詰め込んだグループ
  • 海外留学に行ったグループ

この3つに分けて、第2言語の習得ペースを確認していきました。

主に評価として挙げられていたのは、

  1. リスニング
  2. ライティング
  3. スピーキング

などで、もちろんもっと細かい判定基準はあったものの、外国語習得してはメジャーな評価基準を、それぞれの勉強法で比べていきました。

その結果わかったのは、「スピーキング」という正しい発音でしゃべるということに関しては流石に「海外留学に行ったグループ」が一番高かったものの、それ以外に関しては「30日の短期集中で学習したグループ」が一番スコアが高い結果となりました。

しかもそれは「海外留学に行ったグループ」を含めての結果なので、スキル習得や学習においては毎日コツコツと取り組むよりも、「短期間に集中させる」方が取得の効率が良い、ということがこの研究により明らかになった、ということなんですね。

短期集中で資格を取得した話

でここからは僕個人の話になるんですが、このケンブリッジ大学の研究を知っ他時僕は「間違いないなぁ〜」って感じました。

っていうのも、なんか日本では「毎日コツコツやる」というのが美徳になっていて、それが正義な気がしているんですよね。

そして「効率」という点では全く考えておらず、むしろ効率の良い方法をやっている人は「サボっている」というふうな認識さえ抱く人もいる。

話が逸れそうなので、これぐらいしておきますが、以前の僕も全く同じように思ってました。

毎日コツコツやる美徳というかをもっていた人間。

でもある時ガラッと変わったんですね。

それが学生時代の「車の免許」がきっかけでした。

車の免許を持っている人ならわかると思いますが、それぞれ受けなきゃいけない授業や実技があるんですね。

で今はどうなのか知らないんですが、当時は教習所の教官って嫌な人が多かった。

だからあんまり行きたくなくって。

「毎日コツコツいく」ということを言い訳にして、10ヶ月の期間までに取れれば良いって思って、最低限の授業しか入れずにダラダラと学校に通っていました。

そんな時、あまり教習所に行かずサボりがちな僕を見て、兄から「嫌なことがずっとダラダラ続くのと、一瞬で終わるのどっちが良い?」と言われたんですよね。

それでハッとして。

教習所に行かなくても嫌な時間が短くなるわけじゃない。

ダラダラと嫌だなと思う時間が伸びるだけで、10ヶ月かければ、嫌な期間は10ヶ月続く。

だけど、1ヶ月という短期間にまとめていけば、嫌な期間は1ヶ月だけで済む。

シンプルにそうやって思えたことで、そこから集中して行き始め、1ヶ月後に免許を取得することができました。

この時に「毎日コツコツ」よりも「短期間に集中して終わらせる」という方向にパラダイムシフトしたんですよね。

この経験はめちゃくちゃ後にも生きてくることになります。

僕は結構いろんな分野で「人よりも早く結果を出す」傾向にあるみたいですが、根底には「苦しい時間を早く終わらせる」というのがあって。

人の成長は指数関数的に増えていく。

なら、横ばいであまり成長がない時間をなるべく短くするために、「短期間に集中させて学習する」。

そうやってやってきました。

そうしてコツを掴めば、自然と成長していくので、いわば「下積み」をどうやって乗り越えるか?がポイントになってくる。

この下積みを「毎日コツコツ」やっていくだけでは、いつまで経ってもブレイクスルーは起きないので、「短期間に集中して学習する」ということを徹底してきたんですね。

その結果、僕はあらゆる分野で人よりも早く結果を出すことができたのかな、って思ってます。

なので、このケンブリッジ大学の研究を見た時に「まさしく」だと思いましたし、納得の結果でした。

もし仮にあなたが、何かスキル習得や資格取得を目指しているのであれば、「なるべく短期間」で成し遂げられるようなスケジューリングを組んでみると、学習効率が高まる可能性が上がるので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

少し長くなってしまったので、最後にまとめておくと。

毎日コツコツやるのと、短期間に集中して取り組むのとでは、習得の効率は「短期集中」の方が高い。

これはケンブリッジ大学が明らかにした研究で、語学学習においても「普通のペースよりも30日にまとめたグループ」の方が、高いスコアを示していたことが根拠となる。

言語習得の研究ではあるが、参考になるポイントも多いため、資格勉強やスキル習得などにおいても「短期間で集中してトライする」ということを応用すると良い。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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