目標を達成するためのコツはあえて「自分に甘い1日」を作ることだと判明。

今回はタイトルにある通り。

目標達成に関するコツとして、面白いことを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

まずは結論から言うと「目標達成のコツはチートデイ」を作ること。

このチートデイっていうのを知らない方のために伝えておくと「チート=ずる」「デイ=日」ってことで「ズルをする日」っていう意味で捉えてもらってよくって。

このチートデイっていうのはよく「ダイエット」なんかで用いられる用語やテクニックでしたが、面白いなと思った内容として「目標達成」に関しても、このチートデイを用いることが有効だという風に言われているんですね。

要するにダイエットテクニックが日常の中でも応用が効くことが分かり始めているということ。

その目標達成のためのコツを伝えていこうと思います。

根拠

まずは根拠から。

これはポルトガルカトリック大学が発表した論文が元になっていて。

この論文では、被験者36名を2つのグループに分け、2週間ダイエットの観察を行いました。

1つ目のグループは週に1回のチートデイを挟んだグループ。

2つ目のグループは特に何もせず2週間ダイエットに励んでもらったグループ。

この2つにグループを分け、そのチートデイによる効果とダイエットの関係性を調べて行ったわけです。

具体的なチートデイとは、「ダイエット中だけれど、その日1日は好きなものを何でも食べていい」という1日を設けること。

こうする「ズルする1日」を設けたのが前者のグループだったわけですが結論から言えばチートデイを設けたグループの方が痩せたことが判明しました。

さらに言うと、週に1回のチートデイを設けたグループはセルフコントロール能力も高まっていることが判明した上、被験者は「減量がより楽しく感じた」と発言する被験者が多く、モチベーションも別のグループよりも高く維持されていることが判明しました。

要するに、チートデイを設けた方が

  1. ダイエットが成功
  2. セルフコントロールの能力が高い
  3. より楽しくダイエットができた
  4. モチベーションが高い

これらの効果が得られたことが、このポルトガルカトリック大学の研究によって明らかになりました。

理由

ではなぜチートデイを設けたグループの方が、より痩せることができたのか。

これが目標達成にも応用でき、重要なことなので、なるべく難しい言葉は使わず、わかりやすく解説していくと。

ダイエットや減量を行なっていくと、ある程度のところまで脂肪が燃焼されたのち、エネルギーとなるカロリーが体に入ってこない状態となるため、脳が制御し「省エネモード」となっていきます。

そうなると、なかなか脂肪を燃焼しづらい体になってしまうため、体重が落ちづらくなっていきます。

これがいわゆる「停滞期」に当たるわけですが、そこであえて「チートデイ」を持ち込むことによって、脳に「エネルギーが運ばれてる」と感じてもらうことで、脂肪を燃焼しやすい体にすることができる。

そうすることで、省エネモードとなり、脂肪を燃焼しにくくなる状態を防ぐことができるので、痩せやすい体を維持することができるという風に言われています。

これがダイエットなんかで、停滞期などにチートデイを用いる理由です。

さらに、ここからが目標達成のコツにもつながる部分ですが、ポルトガルカトリック大学の被験者が感じていた「より楽しく感じた」ということだったり、「モチベーションが高い」などの理由は「欲求のバランス」からきていると推測できます。

要するに、人間の欲求というのは「風船」のような形状をしているとイメージができて。

我慢すればするほど、「食べたい!」という欲求や「節制したくない!」という欲求が溜まっていってしまう。

それがたまり過ぎれば風船が破裂するように、欲求が滝のように流れ出していってしまう。

つまり人間の欲求とは「風船」のようなものなわけです。

そこで「ずっとダイエットしろ」という風に目標を立ててしまうと、常に欲求が抑えられた状態になるため、かえってストレスがたまり、痩せられたとしても「リバウンド」をしてしまったり、モチベーションが下がって行ったりしてしまう。

一方でチートデイを設けることによって、その風船の空気を抜くのと同様に、欲求を少しづつ解消しながらダイエットを続けていたため、ポルトガルカトリック大学では被験者が「楽しく感じられた」や「モチベーションが高く維持できた」という風にいっていたと推測できるわけです。

応用方法

そしてここからが一番重要なことですが、このダイエットにおけるチートデイというのは、目標達成においても応用が可能である、という風に科学の世界では言われています。

それは先ほども解説した通り、ダイエットを通じた「欲求」に対する捉え方は、ダイエットだけに言えることではなく「目標達成」や「自己コントロール」にもつながることだからです。

「節制してストイックにこなす」

自己コントロール力が高い人は、それだけで突き進むことができるかもしれませんが、一方では「欲求」というものがどんどん溜まって行っていることを表します。

この欲求が溜まった風船を、時折「息抜き」することで、かえって「自己コントロール力やモチベーション」が高まったのは、ポルトガルカトリック大学でも伝えた通り。

ですので、目標達成のコツとしても、この「チートデイ」を入れ込むことが重要だという風に言われているわけです。

僕自身、減量なんかではこのチートデイは知っていましたし、利用していたりしましたが、スケジュールや計画、目標設定なんかにも応用できるとは思っていなくて、結構目から鱗で。

すぐに取り入れようと思ってます。

注意点

ただ目標達成するためにチートデイを入れるとしても、2つだけ注意点があるとされています。

それがいわゆる「コツ」に当たると思うので解説していくと。

まず1つ目は「あらかじめチートデイなる日を決めておく」ということ。

それは事前に決めて、それを守るからこそ効果があるのであって、「今日はだるいからやめておこう」というのは、単なる気まぐれにすぎません。

そうなってしまったら、「守らないことを守る」ということさえできていないため、意味がなくなってしまう。

「守らないことを守る」という取り決めを行うために、事前にチートデイを決めておき、その日になって「好き放題やる日」を取り入れることが1つ目のコツになってきます。

そして2つ目のコツは、チートデイを入れる頻度ですが、当然のことながら毎日チートデイを入れてしまえば、それはガス抜きではなく「堕落」を意味してしまう。

そうではなく、全体の15%の割合でチートデイを入れることがいいとされています。

これはおよそで、全体の目標に対する時間などによっても前後しますが、およそ週に1回から2週間に1回の頻度がおよそ15%の割合に当たるため、これぐらいの頻度でチートデイを設けると、いいガス抜きになって目標に向かってモチベーションを高得ることができるとされています。

まとめ

つまりまとめると、チートデイを設ける効果は以下の通り。

  • ダイエットが成功(目標達成)
  • セルフコントロールの能力が高い
  • より楽しくダイエットができた
  • モチベーションが高い

その上でチートデイを設けるコツは

  1. 事前にズルする日を決めておく
  2. 全体の15%の割合で入れる

この2つがコツになってきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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