悪い習慣を断ち切るためのシンプルかつ強力な方法。

人というのは、「ダメだ」と分かっていてもなかなか悪い癖や習慣をやめられないもの。

そこで、悪い習慣を断ち切るためのシンプルで居て、いい方法を知ったので今日はそれをシェアしようと思います。

その方法というのが、「トリガー」に注目するということ。

言い換えると、ディスラプティングと呼ばれる方法です。

なぜ悪い習慣を断ち切れないのか

このディスラプティング、トリガーというものがどういうものなのかっていうのは、「なぜ悪いと分かっているのに、習慣を断ち切れないのか、癖をやめられないのか」

ここをみていくと、ディスラプティングやトリガーの意味がわかってくるかと思いますので説明しておくと。

悪い癖や習慣っていうのは、考えれば考えようとすると、それしか考えなれなくなるのが習慣。

ダイエットをして居て、「甘いものは食べちゃダメ」

そう考え始めると、いつまでたっても甘いものが頭をよぎる。

そこでコンビニなんかによってしまうと、ついつい甘いものを買ってしまう。

要するに、「ダメだ」と悪い習慣と分かっているのに断ち切れないのは、人は「欲求」というものを持っているため。

この欲求があるからこそ、悪い習慣を断ち切れず、悪い癖を直すことができないわけです。

悪い習慣を断ち切るためには

では、悪い習慣や癖を断ち切るにはどうしたらいいのか。

そこで登場するのが、ディスラプティングやトリガーといわれるもの。

これはどちらも意味としてはほぼ同じで、2013年に南カリフォルニア大学のウェンディーウッド教授が提唱したものです。

この方法というのは、「悪い習慣」をやめようと思っても、欲求が邪魔をし、断ち切れないというものに対して、「悪い習慣を始める前」に着目したテクニックになります。

要するに、何が言いたいのかというと、悪い習慣や癖を断ち切りたいのであれば、「やめたい習慣」をやめるのではなく、「やめたい習慣をしてしまう前の行動」をやめてあげることが重要だということ。

例えば、ダイエットしている人がコンビニによってしまうと、ついつい甘いスイーツなんかを買ってしまうとします。

「甘いものを買うのはやめよう」

そう思ったとしても、なかなかやめられるものではありません。

そこで悪い習慣を断ち切るには、この「甘いもの」を買ってしまうトリガーに注目します。

このトリガーというのは、「甘いものを買ってしまう際に事前に取る行動」ということ。

もし仮に、この「コンビニに仕事帰りに寄ってしまう」ということが分かっているのなら、「別の道で帰る」というようにする。

こうすることによって、欲求が沸き起こる前に対処し、「甘いものを食べたい」という衝動を怒らなくさせることができるため、悪い習慣を断ち切れるというわけです。

これが冒頭に述べた、ディスラプティングやトリガーと呼ばれるテクニック。

トリガーに注目してみる

これは悪い習慣なんかに着目してみるとよくわかりますが、僕ら人間というのは「ダメだ」と分かっている行動を取る前に、同じ行動をして居ます。

要するに、悪い癖の引き金を引く「トリガー」の存在が必ずあるわけです。

悪い癖そのものをやめようとしてもなかなかやめられないのが人間ですが、このトリガーに注目し、その根本から断絶することは可能です。

そのトリガーを根本からやめるというのが、悪い習慣のシンプルな断ち切りかたなわけですが、悪い癖や習慣に潜む「トリガー」に最初は注目してみるといいと思います。

僕の例でも、減量しなければいけないのに、カロリーが高いものを夜食に買ってしまうという悪い習慣がありました。

これをどうにかしたかったわけですが、「夜食を買わない」と決めるのは、ほとんど意味のない行為。

それはヒトには欲求が備わっており、それを制御できるほどヒトというのは強くないからです。

そうするのではなく、「夜食を買う前に取る行動は何か?」に着目してみました。

すると分かったのは、最初は意志硬く「太るものは食べない」と決めているわけですが、コンビニの弁当コーナーで立ち止まり迷った時に「今日ぐらいいいか」とトリガーがあることに気づきます。

ですから、「この弁当コーナーで立ち止まらない」というトリガーを払拭するというのが、ディスラプティングというもの。

「コンビニ自体に行かない」

というのがベストな選択ですが、夕飯を食べるのもコンビニがほとんどなため、コンビニをやめることはできない。

そこでとった行動が「弁当コーナーを行かないようにする買い物ルート」を設定すること。

そうして「ドリンクコーナーで飲み物を買い、サラダチキンと手にする」だけをコンビニの目的にし、それ以外はしないとすることによって、悪い習慣(カロリー高いものを食べる)ということをうまく断ち切ることができました。

これが簡単に言えばディスラプティングになります。

応用方法

これは何もダイエットや減量だけに限ったことではなく、いろいろなところに応用可能です。

最近僕が考えているのは「寝る前のスマホ時間」がかなり悪い習慣になっている。

やっぱりスマホの光は、あまりよろしくない。

脳が覚醒し、一種の興奮状態になってしまうため、睡眠の質を下げるし、寝不足の招くしでいいところがない。

だから、寝る前のスマホ時間をやめようと思っているわけですが、この「スマホをいじらない」としたところで、人はやめられないわけです。

そうするのではなく、「寝る前は充電器にスマホを指して、スマホをいじり始める」というように僕のスマホをいじってしまうトリガーに注目します。

そして「充電器にスマホを指して」というところを変えていく。

それが悪い習慣の断ち切り方という風に伝えたわけですが、もうスマホの充電器を5mぐらい離れた場所へおいてやろうかと考えて居ます。

また僕は朝かなりグダグダしてしまうのですが、これも良くない。

これもスマホが原因なのですが、寝て起きた後、布団の中でスマホをいじってしまうトリガーがあるため、朝かなりグダグダしてしまう。

これも断ち切りたい悪い習慣。

トリガーとしては「スマホを起きた瞬間に触ってしまう」ということがトリガーなわけです。

これを断ち切るのも、5m離れたところにスマホの充電器を設置することで解決しそう。

このように、トリガーに着目してみることによって、いろんな悪い習慣を断ち切るのに応用可能なのが、この方法になります。

まとめ

「スマホを触らない」

そう決めたとしても、絶対に触ってしまうのが人間。

そうではなく、「スマホを触る前に何をしてる?」ということを考え、悪い習慣を始めてしまう「前のトリガー」に着目して、そこを改善するのが効果的な悪い習慣の断ち切り方です。

まとめると、上記の内容ですが、ぜひそのトリガーに注目してみてほしいですね。

それでは。

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ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

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