習慣化のコツは「行動の終わり」を気を付けるだけで、かなり楽に習慣化できる。

今回はタイトルにある通り。

習慣化のコツとして「行動の終わり」が最も重要なポイントだということを知ったので、それをシェアしておこうと思います。

結構僕もそうですが、何か習慣をデザインして新しい習慣を身につけようとするとき、「やるべきこと」は明確にする。

だけど、やってはいけないことや、ひいては「誘惑に甘い瞬間」というのは、結構見過ごされがち。

この習慣のルーティンからずれた代替行動を行ってしまうと、一気に習慣から行動が外れてしまうので、1日のデザインが崩れてしまう。

そうならないためにも、習慣化するためのコツは「行動の終わり」に最も気をつけていかなくてはいけない。

というのが今回のお話。

根拠

まずこの根拠となるのが、募金に関する研究が元になっていて。

この募金の研究では、募金をお願いした被験者に対して「過去に行った募金」を思い出してもらいます。

その上で、「過去に募金したお金で多い記憶」を呼び出してもらい、その後募金をしてもらうということを行いました。

要するに、「いいことをした後、人はどう行動するのか?」っていうことを調べたのが、この研究の意図だということ。

その結果わかったのは、過去募金した金額が多い記憶を思い出してもらった人は、およそ6割も少ない金額を募金するという結果に至ったのでした。

つまり僕ら人間というのは、「いいことをした後は、少しぐらい甘い誘惑に誘われてもいいだろう」という甘えが生じ、自分自身に対して甘くなってしまうということが、この募金の研究からわかったことでした。

理由

これは実生活において、僕らの身近なところにあり、誰しもが経験したことあるかと思います。

例えば、ダイエットを頑張っていて、「今日1日頑張って運動したから、好きなアイスを食べてもいいだろう」だとか。

「今日はパチンコに買ったから、普段行かない遊びで豪遊しよう」だとか。

これが「いいことをした後は、甘えてもいい」という心理行動につながり、これを心理学用語では、モラルライセンシングという風に言います。

このモラルライセンシングを感じてしまうので、「今日1日頑張って運動したから、甘いものを食べよう」だとか、「ラーメンを食べてもいいだろう」といったように考えてしまい、誘惑や甘い言葉に惑わされやすくなってしまうわけです。

もちろん頑張った自分へのご褒美をすることが悪いことではありませんが、このモラルライセンシングというのは、甘い言葉や誘惑に負けてしまうことにも通じ、習慣化をしていく上で厄介なことにつながります。

習慣化のコツとして重要なのは、これもよく科学的論文なんかで出てきますが、人がモチベーションを抱くのは「一歩一歩の成長」が感じられる時だとされています。

その一方で「甘えてしまった自分」というのは大きな挫折感を感じさせてしまいます。

要するに、このモラルライセンシングにより「今日はいっか」となってしまった場合、本来一歩成長できるポイントなのにも関わらず、一歩進んで一歩下がることで「進んでいない」という感覚を生み出してしまう可能性があるということ。

その上で、「今日はいっか」という誘惑による「代替行動」によって習慣化のルーティンから外れてしまい、習慣が続かなくなってしまう恐れがある。

ですから、このモラルライセンシング、つまり「行動の終わり」に気をつける必要があるということなんですね。

応用方法

ではどうすればこの行動の終わりに気をつけることができるのか。

これは2つの解決法があるとされています。

1つ目は「行動のトリガー」に気をつけること。

習慣化されたルーティンというのは、何かしらの「トリガー」によって誘発されています。

僕の場合「朝から自転車を20分漕ぐ」という習慣がありますが、この行動のトリガーは「起きてコンタクトレンズをつける」ということがトリガーとなっています。

コンタクトをつけた瞬間に「よし!行こう」となるため、コンタクトをつけることが行動の引き金となり、習慣化のレールにハマるようになっているということ。

これがもし仮に「コンタクトをつけない」という風な時間が長くなっていくと、いつまでたっても行動の引き金が引かれないため「習慣化のレール」に乗ることができなくなります。

ですから、行動の終わりに「次なる行動のトリガー」を行なってしまうことで、甘い誘惑に抗うことができるということ。

1つ目は「行動のトリガー」に気をつけるということですね。

そして2つ目は「やったほうがいいからやったのではなく、好きだからやった」と感じること。

これは上記で紹介した募金の話ではないですが、僕らの幸せというのは「主観的な幸せ」からなっています。

要するに「やったほうがいいとされているからやった」になってしまうと、「見てなければやらなくていい」だったり、「皆がやっていないなら、やらない」という風に甘い誘惑に負けやすい状態になってしまいます。

募金の例でも、もし仮に「皆が1円入れてくれます」としていたら多くの人が1円を入れるでしょう。

でも本当に募金したい気持ちがあれば、皆が入れている金額なんていうのは関係のないことなはず。

つまり、習慣化して行なっていることはやったほうがいいからではなく、「好きだからやっている」という意識を持つことによって、他人からの評価や賞賛を得る必要がなくなり、

その結果「甘い誘惑」に誘われることがなくなりやすくなるということなんですね。

ですから、「やったほうがいいからやったのではなく、好きだからやった」という感覚が大事なわけです。

まとめ

つまりまとめると。

習慣化のコツとしては、習慣から外れた時に崩れてしまうため、代替行動、つまり「行動の終わり」に気をつける必要がある。

行動の終わりに気をつけるポイントは

  • トリガーに注目する
  • 好きだからやっているという感覚

この2つが習慣化のコツだということです。

ぜひ活用してみてください。

最後まで読んでくれたあなたに。

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経歴: 実家で営んでいる美容院が経営悪化により倒産し、父親が自己破産。大学生だった当時、学費が払えず大学を中退し、家族4人どん底生活へ。中退した後、あえなく就職し、工場勤務や営業など様々な労働地獄の波に呑まれる。

ブラック企業の会社員として、12時間以上働きながら始めた副業が、開始2ヶ月で23万円稼ぎだしサラリーマンの給料を超える。さらに4ヶ月目には月収30万円、その後も月収63万円と減ることはなく、サラリーマン時の約4倍の収入を得る。

これまでの経緯やノウハウを電子書籍化した結果、大手電子書籍掲載サイトにて、新着ランキングトップ10位入りの常連と化し、最高位2位を受賞。更に2017年4月にはAmazonに電子書籍を出版し、アマゾンランキング1位を2部門で受賞。見事2冠を達成し大きな反響を得る。

現在は独立しオウンドメディア運営、情報ビジネス、webマーケティング関連など様々な事業を展開。節税の為に法人化するか現在検討中。

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