今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「ブログやアフィリエイトをするときに記事の文字数はどれぐらいがベストなんでしょうか」ってな質問をもらいました。
なので、今回は「適切な文字数」に関して、解説していきながら、質問に答えていこうと思います。
先に結論から言ってしまうと、適切な文字数っていうのは存在しません。
適切な文字数っていうのは、ある種「適切に伝えられているかの内容による」っていうのが答えなんで、逆算的に考えていくと「読者が満足する内容である文字数」っていうのが、適切な文字数になるんですよね。
読者が満足する内容である文字数
読者が満足する内容である文字数っていうのは、一体どういうことか。
この部分を説明した方がいいですよね。
まず一番初めに考えなくちゃいけないのは、「ユーザーがどんなキーワードを使って、検索をしているのか」っていう意図を考えなくちゃいけない。
ビジネス的に言えば「需要」ですね。
この需要に対して、僕らは「供給」してあげなくちゃいけない。
この供給に対して、読者が満足する供給をすることが、イコール「適切な文字数」ということになるわけです。
例えばですけど、「お腹が痛い 英語」というキーワードで検索したときに知りたいのって、雑学とか英語の成り立ち、あるいは「お腹が痛いという英語ができた経緯」みたいなのって、正直知りたくないですよね。
シンプルに「お腹が痛い 英語」って調べて知りたいのって、「My stomach hurts」という熟語を知りたいだけなわけです。
（グーグル翻訳をしただけなので、正しい英語かはわかりませんｗ）
これは例えるなら、のどが渇いているのに、甘ったるいジュースを与えるようなもので、「適切である」っていうのは、必ずしも「文字数が多い」っていうことと比例しないんですよね。
だから、適切な文字数っていうのは、読者が求めている「需要」に対して、適切な「供給」がなされているのが、適切な文字数ということになるわけです。
3000文字が最低ライン
とはいえですが、「どれぐらいの文字数を書けばいいのか」っていう部分が抽象的だと、これからブログ記事やらアフィリエイト記事を書いていくうえで、ちょっと難しく悩んでしまうこともあると思うんですね。
なので、一応僕なりの見解を伝えておくと。
僕の経験的に「文字数は多いに越したことはない」っていうのが、僕なりのアンサーです。
僕の基準でいうと、少なくとも「3000文字」ぐらいは最低限必要だと思っていて、中規模で「5000文字」ぐらい、多くて「1万文字」を一記事で超えることもありますね。
ただこれは先ほども言った通り、「ユーザーが求めている内容を書いていった結果論」ということなので、これぐらいあればいいっていうことでもないので、悪しからず。
適当に「ありがとうございます。ありがとうございます。」ってな感じで、意味のない文字数を並べても全くSEO的に意味がないのと同じですね。
っていうのも、基本的に一発で理解できる内容として「お腹が痛い 英語」という例を出しましたが、グーグルで検索するキーワードの中で、浅い理解で済む単語だけじゃないですよね。
例えば、「核爆弾 原理」というようなキーワードで調べたときに、ウランと中性子の関係や原子爆弾と水素爆弾の説明があった方が、読者はより満足すると思います。
ってな感じで、やっぱり説明に文字数が必要で、色々なことを複合的に説明するケースっていうのもやっぱり多いんですね。
今回の「適切な文字数はどれぐらいか」っていう質問だけでも、
- ユーザーが求めているものによっても違う
- 需要と供給によって適切な文字数は変わる
- ただ僕は3000文字を最低ラインとして書いていて、1万文字を超えることもある
こんな感じで説明しないと、やっぱり満足度というか、ユーザーの納得度っていうのは違ってきますよね。
だから、必然的に内容が多くなり、文字数っていうのも増えてくるわけです。
ビッグキーワードでは10000文字ぐらいは欲しい
ってな感じで解説してきたわけですが、ここからもう少し僕なりの見解を深堀して解説していくと。
先ほども少し触れましたが、僕なりの経験談でいえば、これは結果論ではありますが、ある程度検索ボリュームがあるキーワードの場合は、1万文字ぐらいはないと厳しいんじゃないかなって思いますね。
というか、ある程度の検索ボリュームがあるキーワードに関して上位表示されている記事は1万文字を超える記事の方が多い傾向にあります。
これは、いづれにしても「ユーザーが求めている内容が多岐にわたる」っていうこともあるし、後は複合的にいろんな情報を説明した方が、求めている需要に対して、供給することができるっていう背景もあったりします。
なので、何度も伝えている通り、「需要と供給による結果論」にはなってしまいますが、やっぱり文字数っていうのは、「少ないか多いか」っていうことでいうと、「多いに越したことはない」っていうことは、一つの結果から導き出せるアンサーなんじゃないかなって思います。
ミドルキーワードでいえば「3～5000文字」ぐらいの文字数でも、検索上位に挙がっていることもあるので、これぐらいの文字数であってもある程度需要に対して供給できているのかなっていう感覚はありますね。
ただ、面白いのは僕が初心者の頃に書いたブログ記事で100文字ぐらいの記事っていうのもあったんですが、当然のことながらこの記事が上位表示されるということはありませんでした。
振り返ると当然そのキーワードっていうのは、100文字ぐらいで解説できるような内容でもなかったし、めちゃくちゃ薄っぺらい内容で、ユーザーの需要に対して、供給できていなかったことは、誰が見ても明白でした。
なので、上位表示されないのが当たり前といえば当たり前ですが、やっぱり少ない文字数で適切に伝えるっていうのは、少し難しい感じが体験談から感じますね。
終わりに
ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。
ブログやアフィリエイトにおける適切な文字数っていうのは存在せず、キーワード検索してきたユーザーの需要と供給により、適切な文字数というのは決まる。
しかし、逆説的に「少ない文字数で適切に伝える」というのは難しいので、内容が深く文字数が多い記事がSEOで上位表示される傾向にある。
なので、キーワード検索におけるユーザーの需要を理解し、なるべく多くの情報を供給してあげるのがいい。
一つの目安としては最低ライン3000文字～10000文字ぐらいを目安に記事を書いていくといい。
まとめるとこんな感じですね。
ぜひ参考にどうぞ。
