今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「今からアフィリエイトを始めても、もう遅いんでしょうか」ってな質問をもらいました。
なので、この質問に対してのアンサーを伝えていきながら、質問に回答していこうと思います。
先に結論から言うと、別に遅くはないと思いますよ、というのが質問の回答です。
僕が始めた2015年からずっと言われていたこと
アフィリエイトは今から初めても、もう遅いのかどうか。
この言葉っていうのは、正直僕がアフィリエイトを始めた2015年ごろからずっと言われていたことだったんですよね。
確かアフィリエイトがアメリカから上陸してきたのが、90年代だったと思うんですが、そこから15年たっているので、「もうアフィリエイトは飽和しているし、今から初めても稼ぐことはできない」っていうのは、当時からずっと言われていました。
僕も最初はそう思っていたこともあって、いわゆる「せどり」というビジネスを最初に始めました。
そこから徐々にアフィリエイトに取り組んでいったわけですが、後発組であった僕でも、アフィリエイトで何ら問題なく稼いでいったんですよね。
今振り返って考えてみると、いつの時代も「後発組」っていう概念はあって、「後発組はもう遅い」っていう論調はどの世界にもあるんだと思います。
ただ、後発組だからダメっていうことはないし、後発組だからこそ、メリットになるっていう部分はあるんだと思います。
だから、僕自身も2016年から初めて、圧倒的後発組っていわれながらにしても、ここまで稼げたんじゃないかなって振り返ると思うんですよね。
人類は悪口を使いこなし生き延びてきた
もっと深くこの「アフィリエイトはもう遅いのかどうか」っていうのを考えていくと。
基本的に、デメリットの方がより多く拡散されるのが、人類の常です。
ある研究では「悪口」の方が、「誉め言葉」よりも、7倍広まりやすいという研究があったりします。
後、僕ら人類がホモサピエンスだった時に、集団で暮らしていく中で、「劣っている人」というのは、足手まといになるということで、同胞から殺されていたことが化石研究によって明らかになっています。
だからこそ、悪口やうわさはなしというのは、誉め言葉何かよりもずっと拡散しやすい傾向にあって、いまだにいじめや人種差別という概念はなくならないわけです。
良くも悪くもDNAに刻み込まれている人間の本能なわけですね。
これはアフィリエイトはもう遅いという理由ともつながっていて。
要は、良い話よりも悪い話の方が拡散しやすい人間の性質上、ネット上においても「もうダメだ、稼げない、オワコンだ」という話の方が耳に入りやすいことを意味している。
それは形式上、仕方のないことなんですよね。
ただ、先ほども伝えた通り、噂話と真実が異なっている通り、オワコンであるだとか、後発組は稼げないというのは、事実であることとイコールじゃないっていうこと。
それは少なくとも、僕自身が始める2016年段階でも、もうすでに「今から始めるのはもう遅い」っていう風に言われていて、その2016年から始めた僕が稼げるようになったことが、一つの証拠なんじゃないかなって思えるわけです。
当然全員が稼げるとは言えませんが、「稼げない」というのは、帰無仮説においても証明できないことが言えるわけです。
デメリットの方が広がる図式
そしてもう一つ踏み込んで、「後発組が稼げない」といわれる理由を考えていくと。
アフィリエイトセンターが出した統計データで80%以上の人が、1万円もアフィリエイトで稼げていないというデータが存在します。
以前この記事で詳しく解説しましたが、およそ80%以上が1万円未満の報酬になっていることが、データ上で明らかになっています。
このデータの見方に関しては上記で詳しく解説していますが、簡単に言えば、この数字の中には
- 無料ブロウで適当に始めてみた
- 軽い気持ちで取り組んでいる
- 趣味の延長線上だ
そんな割合も含んでいるデータなので、当然成功率に偏りがあるのは当然の話という風に伝えさせていただきました。
これって裏を返すと、80%の人が稼げなかった経験を持っているっていうことなので、「アフィリエイトはもう遅いよ、だって俺が稼げなかったから」ということを発信する人が80%いるっていうことなんですよね。
先ほどは「噂話」や「悪口」といったデメリットの方が蔓延しやすい理由を生物学的に説明してきたわけですが、「物理的な量」を見てもデメリットを持った人の方が割合として多いということが、見て取れるわけです。
そりゃSNSなんかを見れば、「後発組は稼げない」という意見の方がよく見るのは当たり前だし、普通に考えれば「意見が多い方が正しい」と思い込んでしまうのも無理はないので、必然的に「今から始めても、もう遅いんだな」って思うのも仕方がないことだと思います。
要するに、失敗している人間が多いからこそ、声の大きさも大きいっていうことで、アフィリエイトのデメリットが拡散される図式が成り立っているっていうこと。
結論
ただ、じゃあ真実はどこにあるのか?っていうと、そりゃあもう「その人次第」っていうことでしかないし、他人が言ったあらゆる言葉っていうのに真実はないって思っています。
2020年に入ってからアフィリエイトを始めて稼げるようになった人を知っているし、僕が始めたときもすでにもう遅いといわれていたし。
どれが真実でどれが嘘なんてことはない。
要するに、みんながみんな「自分が信じたいことを言っている」に過ぎないってことなんですよね。
トライして稼げなかった人は、稼げなかった理由を「時代のせい」にして、もう遅いしアフィリエイトはオワコンだという。
でも裏に「同時期に稼いだ人がいる」とすれば、それは稼げない根拠としては嘘になる。
自分はちょっと無料ブログを立ち上げて、2~3記事書いて、アフィリエイトリンクを張っただけ。
それで稼げるなんて虫がいい話はありもしないけど、当の本人にとっては「それで稼げないのは時代のせいだ」という。
ただ、自分自身が稼げなかった経験があるから、この「アフィリエイトは稼げない」というのも嘘じゃない。
つまり、みんながみんな「自分は正しい」と思って生きている。
でもそれが真実かどうかっていうのは大切なことじゃなくて、みんな「自分が正しいと思うことを言っている」に過ぎないんですよね。
だからこうした「後発組は稼げない」という議論が、もう何年も前から横行していたんだと思います。
だから僕自身の意見としては、「あなたはどちらを信じたいの?」というその一転で、やるやらないを決めればいいんだと思います。
それは強制されるものじゃないし、他人が決めることじゃない。
自分自身が決めるものであって、正しいもくそもない。
だって「アフィリエイトはもう遅い」って言っている人が、ブログで1000記事書いた人が言っているのか、1記事書いただけで稼げないといっている人なのか、まったくわからないわけなので。
僕はそのことを知ったときに、「自分でやって自分で決める」って思って、後発組は稼げないといわれていた中で取り組んで、稼げるようになったわけでした。
なので、「あなたはどちらを信じたいの?」というその一転で、やるやらないを決めればいいんだと思います。
ぜひ参考にどうぞ。