アフィリエイトは毎回広告のために記事を書かなくちゃいけないってホント?

今回はタイトルにある通りなんですが、以前メルマガ読者の方から「こんな素人の私が質問するのは恐縮なんですが、どうも腑に落ちなかった部分がありますので質問させてください。アフィリエイトに関してですが、ブログなどでアフィリエイトするときに広告を張ることと思いますが、ブログの記事を書く時は毎回アフィリエイトしている広告に沿った内容の記事を書かなくてはいけないのでしょうか。それだとすぐにネタ切れして記事が書けないような気がしています」

ってな質問をもらったんですね。

なので今回は「アフィリエイトをしている広告についての記事を毎回書いていかなくてはいけないのか」ということに関して解説していこうと思います。

先に結論を言っておくと、毎回アフィリエイト用の記事を書かなくても大丈夫で。

URLを添付するいわゆるセールス記事やLPといったものは、1つか2つぐらいで大丈夫です。

その他っていうのは、基本的に「潜在顧客」や「属性が近いユーザー」に向けて、別の角度からの記事を書いていくことになります。

そういったアフィリエイト用のブログ構成に関して解説していこうと思います。

アフィリエイトリンクが張ってある記事は1つか2つで十分

では早速。

「毎回アフィリエイト用の記事を書かなくても大丈夫」ということで、ブログの構成自体の話をしていこうと思います。

これは僕のブログで何度も伝えている話ですが、上記で伝えている通り、アフィリエイトとして広告している場合、広告している商品に関する記事を何個も投稿して、その広告商品用に記事を何個も作成する必要はありません。

せいぜい1つの広告につき、1つか2つぐらいの記事で十分かなって思っています。

じゃあその他の記事はどういう構成になっているのか?っていうと、これも先ほど伝えた通りで基本的に「潜在顧客」や「属性が近いユーザー」に向けて記事を書いていくことになります。

これはわかりやすく例を出した方がいいかと思いますが、例えばダイエットブログを作ろうとした場合に、アフィリエイトする商品が「サプリメント」だったとします。

サプリメントのURLを張った記事がアフィリエイト記事なので、アフィリエイト記事として1つか2つぐらい商品の紹介や使用感、また感想や本当に効果があるのかどうか?っていうところを解説した記事を書きますよね。

その他の記事っていうのは、サプリメントを紹介するっていうことではなく、いわゆる「ダイエットしたい人が知りたいこと、検索すること」を記事にしていきます。

例えばですが、

  • 本当に野菜から食べるとダイエット効果はあるのか
  • 1日30分散歩をした場合と1日30分ランニングした場合とでどちらがどれぐらい痩せるのか

などなど。

ダイエットをしたい人であれば、どちらも気になる内容だと思いますが、こういった情報を発信していきます。

ここで決めるテーマやキーワードっていうのは、グーグルのサーチコンソールやサジェストキーワードなどを使って、「検索需要があるキーワード」などを選定していきながら、見極めていきます。

こうやってダイエットに関する記事を投稿し、その記事によって集まってきた人っていうのは、当然「ダイエットに興味がある人」というのが集まってきますよね。

そのダイエットに興味がある人に向けて、「このサプリメントは本当におすすめで効果が高い」という紹介をすることによって、「じゃあ買ってみようかな」ということが起こってくるわけです。

これが大まかなアフィリエイトブログの全体像で、ブログの構成の部分です。

属性がずれていると買ってくれる人がグンと減る

このアフィリエイトブログの全体像をより理解するためには、基本的な形を崩してあげるとより理解しやすくなるんですね。

仮に、「ダイエット用のサプリメント」をアフィリエイトしているのにもかかわらず、「ゲームの攻略記事」を投稿していた場合を見てみると。

当然ゲームする人っていうのは総じて男性が多くなります。

そして男性の場合、女性に比べて美意識というのは低下する傾向にあり、ダイエット願望を持っている人は少なくなります。

なので、ゲーム攻略記事を見たくて集まっているユーザーに向けて「このサプリメントはダイエット効果があります」という風に紹介していても、まったく買う気にならないことが想像できますよね。

また例えば。

街頭でティッシュ配りなんかでも、ターゲットにしている人にしかティッシュって配っていません。

仮にティッシュ配りのビラが「浮気調査の探偵」ということであれば、30代以上の女性をターゲットにして配っていますよね。

それは浮気をする割合(顕在化する割合)として男性の方が多い傾向にあり、浮気調査を依頼するのは女性の方が比較的多いからで。

学生や子供にはそういったティッシュは配りません。

これと同じでアフィリエイトにおいても、「自分がアフィリエイトする商品を買いやすい人や属性」にフィットさせることが重要なんですね。

そしてフィットした属性に対して、このサプリメントはオススメですよ、と自分が書いた記事のURLを送るので、サプリメントを紹介している記事自体は1つか2つで十分だということなんですね。

無料で良質な情報を提供するから人は集まる

そしてもう一つ大切なことを伝えておくと。

多くの人が、アフィリエイトする記事の方に力は入れるけど、それ以外の集客するための記事にはあまり力を入れない傾向にあります。

これは全く逆で。

本当に欲しい人は最低限の説明で十分だったりしますし、リンク先の公式ページやLPなんかで、成約率を高めようと努力しています。

なので、ぼくらアフィリエイターがやるべきことって、「リンクへ誘導し、すでに買う状態に仕上げておく」っていうことをやらなくちゃいけない。

そのために大切になってくるのが、「無料で渡す情報」です。

先ほどのダイエットブログの例でいえば、

  • 本当に野菜から食べるとダイエット効果はあるのか
  • 1日30分散歩をした場合と1日30分ランニングした場合とでどちらがどれぐらい痩せるのか

これらの記事ですね。

これらの集客用の記事において、120%の情報を提供してあげる。

このことによって、返報性の法則などが働き、発信している情報をより信用してくれるようになる。

この信用を得ることによって、「このサプリメントは本当にいいよ」という言葉が刺さるわけです。

仮に中身がスカスカで、まったくためにならない情報だった場合、信用を得ることは出来ないので、そんな人から「このサプリメントはオススメだよ」なんて言われたとしても絶対に買いませんよね。

つまりアフィリエイトって、アフィリエイトのURLを張る記事が大事なんじゃなくって、アフィリエイトのURLを張らない記事の方がよっぽど重要だということです。

だから、無料の記事であっても、リンク一つ貼らない記事であっても、120%の力を込めて描く必要があるし、結局そういった記事がグーグルの検索エンジンにも評価してもらえるので、よりアクセスが集められるということになるわけです。

まとめ

ちょっと長くなったので最後にまとめておくと。

アフィリエイトする記事は1つか2つでいい。

それ以外の記事は「集客用」の記事で、いわゆる「アクセス」を集めるために記事を作成する。

アフィリエイトブログの場合、大半が集客用の記事執筆に時間を充て、その記事からアフィリエイトリンクが張っている記事へのURLを添付し、誘導を促す。

集客用の記事においては、属性やターゲットとしている人が興味関心を持つタイトルや内容にすることが重要で、属性やターゲットが共通しているから、誘導先のアフィリエイトしている商品に興味を持ってもらえる可能性が高まる。

また、無料の集客用の記事においては120%の力を込めて、有益な発信をするように努める。

そのことが結果的に信頼を生み、商品の成約率につながる。

まとめるとこんな感じですね。

ぜひ参考にどうぞ。