上野の森美術館に行って来ました。
いやぁ〜〜〜。
面白すぎた。
ビジネスマンは、美術館に行ってみた方がいいっすね。
上野の森美術館へ行ったきっかけ
そもそもボクはセンス0。アート知識0。
美術の成績も当たり障りのない3でした。
それでも美術館にいこうと思ったのは、世界遺産の「国立西洋美術館」へ行くことが目的でした。
だから美術館に行こうなんて全く思ってなくて。
それよりも、下記の記事のように色んな世界遺産を回ってるので、世界遺産に行こうとしたけど、それが美術館だったから、足を運んだ訳でした。
参考記事:「世界遺産の平泉に岩手旅行へ行ったら、そこはヤバい世界だった。」
参考記事:「【世界遺産】富岡製糸場は絶対に行くべきオススメスポットだ。」
無事上野駅に着。
調べてみると、駅からかなり近い所に美術館はあります。
駅から美術館へ進んで行くと、東京文化会館があったり。
またどんどん進んで行くと、
安井誠一郎先生の像を発見。
東京都と思えないぐらい、自然豊か。
歩いて5分もしないぐらいに、国立西洋美術館に到着しました。
ただ、上野について、国立西洋美術館についてびっくり。
なんと閉館中。
どうやら月曜日は定休日で、入ることができず。。。
美術館に定休日があるとは思いも寄らず。
平日に行ったことを少し後悔。。
これから国立西洋美術館に行く方は、ぜひ定休日をチェックしてから行くことをオススメします。
それでも気を取り直して。
上野は美術館が豊富。
だから上野動物園を横目に進んで生きます。
気を取り直してすぐ近くにある東京都美術館に行ってみると、入り口で迷うハメに。
あれ〜!入り口どこだ?ってなっていると、
これまた定休日。
がっくりしながらも、「まだ上野は美術館があるから!」と
その横の東京国立博物館に行ってみるも、これまた定休日でした。。。
美術館業界の「月曜日休み」の洗礼を受け、ことごとく閉館していました。
美容室業界では、「火曜日休み」が通例ですが、美術館では「月曜日休みなのか」と、結構驚いてました。
そして向かった最後の砦。上野の森美術館。
来た道を戻ります。
噴水があったり。
野口英世の像があったり。
流石上野。近くにすぐスカイツリーが見えたり。
自然豊かな道を進んで行きます。
これ上野駅からすぐって考えると、上野は自然豊富です。
「ここで上野の森美術館がやってなかったらどうしよ〜。」
そんな風に思っていた訳ですが、
無事上野の森美術館は開館している様子でした。
上野の森美術館へ知識0で行ってみた感想
早速チケットの1600円を払い、中に入ってみました。
ボクが行った時期では、「ミラクルエッシャー展」がやっていて、エッシャーという画家の
絵が展示されていました。
中は撮影禁止だったので、写真を撮ることは出来なかったのですが、正直美術館を舐めてました。
美術館のイメージって「絵」が展示されていて、それを見るってイメージ。
平日の月曜日なのに、他の美術館が休館日だったからなのか、意外に上野の森美術館も混んでる。
確かにイメージ通り、絵が展示されていて、それを見るように、列をなしています。
そもそもピカソとかゴッホとか有名画家は名前ぐらい知ってるけど、エッシャーなんて名前も知らない。
(エッシャーも有名だと思いますが、なにせ知識0だったので知りませんでした。)
一通り上野の森美術館を見て回って、思ったのは「ビジネスマン」は絶対に一度美術館へ行くべき。
ということでした。
1人の人間が書いたと思えない種類の多さ
まず始めに思ったのは、意外に絵の展示数が多いということ。
パパパッと流し見しても、30分以上かかるぐらい、絵の多さに驚きました。
「結構多いなぁ〜」って。
この絵の量をエッシャー1人で書いたとすると本当に人生を掛けて画家と貫いた印。
ピカソなんかは約15万点ほど書いているので、まさしく「絵画」に向き合い続けた人生なんでしょう。
またこれだけの絵画の量があるのに、被ることのないアイデアだったり画法だったり。
どの絵画を見ても新鮮でその「頭の柔らかさ」に脱帽でした。
「これ同じ人が書いたの???」って。マジで驚きましたね。
一番美術館へいってタメになったこと
その絵画の量に驚いたこともさることながら、一番びっくりして、尚かつインスパイアを受けたのは、「視点」の多さです。
エッシャーの「描く手」なんかは、リアルな手を書いている右手、その手をまた左手が書いている絵画です。
芸人のバカリズムが「一番好きなエッシャーの作品」として答えていたのもこの「描く手」でした。
ボクの小さいときに、自分の手をかいてみたことがありますが、さらにその手を書いている手を書くなんて発想どこにもありませんでした。
(手が何度も出て来てややこしいw「描く手」で一度検索してみてください。)
また「婚姻の絆」っていう絵画は、エッシャー本人とその奥さんとを描いた作品。
エッシャーと奥さんとが果物を切った皮のようなもので繋がっていて、その一本の皮は
リボンになっている。
それが「絆」を表しているような絵画が「婚姻の絆」
絵画を文字で表すのは難しいので、婚姻の絆で検索してみてほしいんですが、これまたどこから考えたのか分からないほどの発想の豊かさ。
んで。
ボクが一番好きだったのが、「空と水」
これは海にいる魚と空にいる鳥とが共存している絵。
白い余白が魚になっていたり、黒い背景が取りになっていたり。
無駄な部分が一切なくって。
海と空。全く真逆の生き物を1つの絵にする発想。
そして、海から陸へ。そして空へと進化の軌跡を1枚の絵で表している凄さ。
絶対に自分1人という小さな世界では想像すら出来なかったことが、1枚の絵で表現されているんですよね。
ビジネスマンは絶対に美術館に行った方が良い
んで。
ビジネスでも発想力やアイデアってもの凄く大事で。
なにか困難にぶつかって、それを打開する為の案を考えるのも発想力ですし。
なにかを仮説立てて、その証明をして行く方法を考えるのもアイデア力ですし。
この発想力やアイデアって言うのはビジネスの上でも必需品です。
例えば、少し前から大ヒットしている「消せるボールペン」
あれって後だしじゃんけんと同じで。
今まではボールペン=消せないって概念が生まれていたからこそ、「消せるボールペンがあったら面白くない?」そんなアイデアから大ヒットした商品です。
今考えたら、「消せるだけ」でありきたりな発想と、思う方もいるかもしれませんが、「ボールペン=消せないもの」そんな概念が固まった当時では、「消せるボールペン」という新しい発想をすることは容易じゃありません。
その少しの壁を取っ払うことで、大ヒット商品に繋がって行った訳です。
その少しの壁を取っ払ったのが「アイデア力」
また、ボクが「そう言えばスゴイな」って思った商品が「ミネラルウォーター」です。
今でこそミネラルウォーターとして、1つの商品が出来上がっていますが、元はと言えば「水」です。
この日本では、蛇口をひねれば「水」はでてくる訳です。
タダで飲める物をわざわざ買うだろうか。
ミネラルウォーターを販売するときに絶対そう思ったはず。
でも蓋をあければ、今はミネラルウォーターという1つのジャンルが確立されていて、各メーカーが各々のミネラルウォーターを販売している訳です。
それもこれも本来「タダの水を売る」という1つの発想から生まれたもの。
そんな発想力を鍛える為には美術館って言うのはもの凄く重宝するし、自分の中の発想を広げてくれるものだって、上野の森美術館にいって思いました。
自分の殻を破ってくれる。それが美術館だった
数々の展示物を見てると本当に自分自身が「変な固定概念」にとらわれていたことに気付かされます。
「こんな発想あったんだぁ!!」とか。
「こんな物の見方があったのか!!」とか。
この上野の森美術館に行って、「世界って広いし、色んな人がいるわぁ!」ってめちゃくちゃ思いました。
自分の固定概念とか、発想の幅を広げたいっていう方は、ぜひ美術館に行ってみるといいんじゃないかな?って思います。
よく世界的なアーティストとか、芸人さんでも映画を撮ったりする人とかが、(ビートたけし、松本人志)「絵を描いたり、美術館に行ったりする」って聞いたことがあったんですが、美術館に行く理由が分かった気がします。
自分が勝手に決めつけていた自分の殻って言うのを、他の絵画とか作品を見て、刺激の受け、その殻を破るきっかけにするため美術館へ行くんだって。
そんな風に思います。
だから殻を破りたいビジネスマンは必見だと思いますね。
終わりに
上野と言ったらアメ横。
ここに大好きなケバブ屋さんがあるので、上野の森美術館の後は、ケバブ屋へ。
ジャンクフードの中で一番好きなケバブ。
アメ横のケバブは最高です。
関東から関西に行った友達が「大阪にはケバブがないぞ」というのを言っていてボクはびっくりしました。
大阪にはたこ焼きとか、お好み焼きとか、ファストフードが充実しているので、ケバブが浸透していないのかなって。
でも、大阪から関東へ来た友人曰く、「大阪でケバブ出したら絶対に売れる」って豪語してましたw
そのぐらい、ボクらの周りではケバブ大好き人間が増殖しています。
ぜひアメ横に行った際にはケバブを食べてみてくださいww
それでは。